「エゴマねぶた」大詰め 大山崎の住民、24日披露

2011-09-23 11:48:32 | 木 plants
制作中の「エゴマねぶた」。和紙を張り、彩色して仕上げる(長岡京市井ノ内) 大山崎町教委の「エゴマ油復活プロジェクト」に参加する町民たちが、エゴマの葉を模した「ねぶた」の制作に励んでいる。「ゆるキャラ」を思わせる愛らしい姿に仕上げようと、和紙を張る作業を続ける。彩色して24日に町内で開かれる「仲秋の名月鑑賞会」でお披露目する。

 中世にエゴマの灯明油の販売で栄えた大山崎町の歴史を生かして地域活性化を目指そうと、メンバー12人が9月初めから手掛けている。

 「エゴマねぶた」は高さ、幅、奥行きとも1・8メートル。笑顔で丸みのある形にと、ミニチュアを作りデザインを検討した。頭は針金で骨を組み、現在、和紙張りが大詰めを迎えている。手足は発泡スチロール。内部の電球を点灯すると淡い光を放つ。緑の絵の具を塗って仕上げる予定だ。

 お披露目は24日夕、油座ゆかりの離宮八幡宮である。自宅倉庫を作業場に提供した農業石田昌司さん(53)=長岡京市井ノ内=は「8月に青森でねぶた祭を見て、大震災からの復興にかける人々の熱気を感じた。東北産のエゴマの種を活動に使った縁もあり、制作を思い立った」と話す。

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好きないす選び好評 大山崎山荘美術館で企画展

2011-09-22 12:47:30 | 会 party
山本伸二作「オーム貝のベンチ」(写真1) 京都府大山崎町のアサヒビール大山崎山荘美術館で開催中の企画展「かんさいいすなう」に展示されている約50点のいすから、来館者が好きな作品を選んで感想を書く企画が好評だ。参加者は5千人に迫る勢いで、多彩ないすを眺めたり座ったりしながら、豊かな感性で記している。

 館内に「お気に入りの椅子(いす)はこれ!」と題した用紙を置き、作品名と感想を自由に書いてもらっている。初日の6月17日から9月中旬までに約4300人が記し、最終日の25日までにはさらに増える見通しだ。杉浦美紀学芸員は「来館者が少ない夏の開催だったが、予想以上の反響」と驚く。

 感想は「アンモナイトを連想させ、古代からの流れを感じる」「樹に抱かれている!という感じ」(以上写真1)、「椅子一つで部屋がパーッと明るくなりそう。私の部屋に欲しい」(写真2)、「森の中にいるリスを思い浮かべた」「椅子と言うよりはもはや私の体の一部」(以上写真3)とユニークな内容が目立つ。

 他のいすにも「左半身まひの私の身体を優しく受け入れてくれた」「30年ほど時間をさかのぼり、家族みんなで座ってみたい」と感想が記された。

 杉浦学芸員は「初対面の来館客同士で会話が弾む光景もよく目にした。作品の魅力と体験型の展示が相乗したのでは」とみる。来館者の感想をまとめた冊子が館内に置いてあり、観賞しながら自由に読める。入場有料。

古家悦子作「deer」(写真2)斉藤望作「私だけの椅子」(写真3)

【 2011年09月22日 12時19分 】

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チョウから環境考える 村田泰隆さんが長岡京で写真展

2011-09-22 12:29:11 | 士 cerebrity
国内外の自然の中で撮影されたチョウを紹介する写真展(長岡京市・バンビオ1番館) 京都府向日市在住の村田製作所相談役村田泰隆さん(64)が撮影したチョウの写真を展示する「自然と人間の共存をねがって」が21日、長岡京市神足のバンビオ1番館で始まった。「乙訓の里山から地球環境を考える」と銘打ち、地元の環境団体が、乙訓地域の自然を紹介する写真資料のコーナーも設置し、生物多様性や森林保全の大切さを訴えている。

 長岡京市民活動サポートセンターと市環境の都づくり会議、西山森林整備推進協議会などでつくる「自然と人間の共存環実行委員会」が主催した。

 会場には、日本鱗翅(りんし)学会などの会員で、約50年にわたってチョウの撮影や研究に取り組み、写真集も出版している村田さんの作品39点を展示。乙訓地域の田園や竹林、滋賀県の比良山などをはじめ、南米のアマゾン川やスイスの山岳地帯など、国内外のさまざまな場所を訪れて活写した美しいチョウの姿を、世界地図と一緒に紹介。日本のチョウの28%が開発や里山の変化などで絶滅の危機にある現状を解説するパネル展示もある。

 また、西山やササユリ、ヒメボタルなど乙訓地域の自然や動植物の写真を紹介したり、地球温暖化や野生生物の減少などについて考える展示エリアもあり、「わたしたちにできること」とのテーマで意見を募るコーナーでは、来場者が付箋にメッセージを書き入れ、チョウをかたどった掲示板に貼り付けていた。無料。25日まで。

【 2011年09月22日 12時10分 】

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高槻市にガンバ競技場を 6万人分署名提出

2011-09-22 12:09:30 | 民 people
 Jリーグ・ガンバ大阪の高槻後援会や高槻市観光協会などでつくる「高槻にサッカースタジアムを推進する会」(会長=小山洋三・高槻商工会議所会頭)は20日、ガンバ大阪のサッカースタジアムを誘致するよう求める6万7228人分の署名を浜田剛史市長あてに提出した。

 署名はスタジアムの予定地として、京都大大学院農学研究科付属農場(高槻市八丁畷町)が移転した後の跡地を想定している。市は跡地に史跡公園と防災公園を整備する方針を8月に発表し、用地費など138億円を今後27年間で支出するための関連議案を7日開会の定例市議会に提案。防災公園の整備案としてスポーツ施設建設など3案を示したが、市議会総務消防委員会は14日、「土地をどう利用するのか分からない段階では審議できない」と継続審査にした。

20110921asahi.com

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家族防災シート、大震災受け改訂 向日市教委が再配布

2011-09-21 12:56:50 | 民 people
向日市教委が、東日本大震災を受けて内容を一部改訂し、各小中学校に再配布を始めた「家族防災会議シート」 向日市教育委員会はこのほど、地震災害の備えついて家族で話し合う契機にと作成した「家族防災会議シート」を、東日本大震災の発生を受け内容を一部改訂し、市内の全小中学校に再配布を始めた。

 シートは昨年1月、阪神・淡路大震災から15年を迎え、児童生徒と保護者に防災意識を高めてもらおうと作成。さらに、今年3月に東日本大震災が起き、防災教育の在り方を見直す中で、意識の徹底を図ろうとあらためて配布することにした。

 小学校低学年用と中・高学年用、中学生用の3種類あり、各3~5項目の問いを設定。地震時にどう行動すれば良いかや、通学路の危険場所と避難場所、家族との連絡の取り方や集まる場所などを、いくつか例を示した上で、話し合ったことをメモ欄に記入する形式となっている。さらに今回、東日本大震災の教訓にも触れ、日頃の備えの必要性を強調する内容を加えた。

 同市教委は「有事に子どもが自ら考え判断し適切な行動がとれるよう、シートを利用し家族で話し合ってもらえれば」とし、各学校にも授業などさまざまな場面での積極活用を呼び掛ける。

【 2011年09月21日 12時05分 】

「知事とミーティング」 、住民と意見交換 未開催の大山崎

2011-09-21 12:52:40 | 式 celemony
昨年秋の町長選で江下氏の応援に駆け付けた山田知事(中央)。2人が出席する意見交換会では、町民から多くの意見が出そうだ 京都府の山田啓二知事が10月2日に大山崎町を訪れ、江下伝明町長も同席して住民との意見交換会「知事と和(わ)ぃ和(わ)ぃミーティング」を開く。この意見交換会は山田知事の就任以降、府内の市町村で107回催されたが、大山崎町は唯一の未開催自治体だった。同町は府営水道問題を抱え、府と対立した時期もあっただけに、住民からさまざまな意見が出る可能性もありそうだ。

 大山崎町議会は20日開かれた議会改革特別委員会で、議場に国旗を掲揚することを決めた。乙訓2市1町の議会で掲揚を決めたのは、同町議会が初めて。

 特別委の議論では、国旗掲揚を提案した自民系会派「大山崎クラブ」が「私たちは町民と同時に国民でもある。町を愛し国を愛する気持ちを表すため、議員が率先すべき」と主張。

 民主系「民主フォーラム」は「国旗と町旗をワンセットで掲げ、同じ方向で歩む姿勢を示す必要がある。府旗の掲揚も選択肢」と応じた。「新風」も「どの国にも国旗があり、国民がまとまるシンボル。スポーツの表彰式でも掲揚されている」と賛成した。

 一方、共産は「戦前、戦中の愛国者は何をしたか。アジア諸国と連帯する上で、日の丸掲揚は障害になる」と反対した。

 採決では、委員12人のうち共産3人が反対。採決に加わらない委員長の公明町議1人を除く3会派の計8人が賛成し、掲揚が決まった。今後、時期や体裁などの詳細を詰める。

 府内の市町村議会では、京都市や宮津市、亀岡市、精華町、久御山町などの議会が議場に国旗を掲揚している。

【 2011年09月21日 12時01分 】

竹の影絵で名月お迎え 大山崎、鑑賞会へ準備着々

2011-09-20 14:29:05 | 会 party
工作教室で竹の輪を和紙に張り付ける小学生やお年寄り。名月鑑賞会では影絵にして、会場を照らす(大山崎町大山崎・離宮八幡宮) 京都府大山崎町で24日に開かれる「仲秋の名月鑑賞会」の準備が本格化している。今年は国民文化祭の事前行事と位置づけて会場を増やし、住民は闇夜を明かりで彩ろうと、竹を使った影絵や灯籠の製作に励んでいる。地元の飲食店も値引きを計画するなど、町を挙げて盛り上げを図る。

 名月鑑賞会は昨年まで町内の企業研修施設で行われたが、今年は町教委が離宮八幡宮と大山崎ふるさとセンターを会場に定めた。コンサートの出演団体も4組に増やし、アイルランド音楽のほか、ギターと声楽のコラボなど内容を充実させた。

 住民も準備に一役買い、離宮八幡宮で8月にあった工作教室には小学生からお年寄りまで約20人が参加。竹の輪を和紙に張り、動物や花、フェンシングなどの形を作った。当日は境内に飾って光を当て、多彩な影絵を闇に浮かび上がらせる。「大山崎竹林ボランティア」も竹灯籠400本を製作中で、24日にJR山崎駅前に並べてともす。

 油座ゆかりの歴史を生かして町活性化を目指す「エゴマ油復活プロジェクト」の会員も、エゴマを材料にしたジュースや茶、ドーナツを販売予定で、レシピの改良を重ねている。地元の茶道サークルは「抹茶カフェ」を催す。町商工会の呼びかけで、地元の飲食店も、鑑賞会のチラシを持参した客への値引きや特別メニューの用意を計画している。主催する町教委は「町の魅力を多面的に発信したい」という。名月鑑賞会は午後3時~8時。コンサートは無料。内容や時間の詳細は町教委生涯学習課TEL075(956)2101。

【 2011年09月20日 11時56分 】

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「いつまでもお元気で」 長岡京、大山崎で敬老会

2011-09-20 14:21:21 | 会 party
敬老会で小田市長(中央)から記念品を贈られるお年寄りたち=長岡京市・特別養護老人ホーム「天神の杜」 「敬老の日」の19日、京都府長岡京市の特別養護老人ホームと大山崎町の通所介護施設で敬老の催しが開かれ、施設利用者を祝福した。

 長岡京市では、特別養護老人ホーム「天神の杜(もり)」(天神2丁目)と「第二天神の杜」(奥海印寺)でそれぞれ敬老会があった。

 50人のお年寄りが入所する「天神の杜」では、最高齢の100歳の垂井武次さんと阪口はるゑさんをはじめ、最高齢に次ぐ98歳1人と米寿3人の男女計6人が表彰を受けた。

 両ホームを運営する社会福祉法人「長岡京せいしん会」の五十棲恒夫理事長が「皆さんの足跡と活力を思うと、こちらも力がわきます」と祝辞を述べ、来賓の小田豊市長は「いつまでも、お元気でいて下さい」とあいさつした。

 表彰状や枕などの祝い品の贈呈に、家族や他の入所者、職員、来賓ら約110人から温かい拍手が送られたほか、「若柳扇英社中」が日本舞踊を披露した。「第二天神の杜」では9人が表彰された。

 また、大山崎町大山崎の通所介護施設「中川医院デイサービスひだまり」では、児童らでつくる音楽ボランティア団体「ポコの会」がトーンチャイムの演奏や歌を聞かせお年寄りを和ませた。

【 2011年09月20日 11時52分 】

通所介護計画のつくり方―利用者への質の高いサービス提供のために
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中央法規出版

大地震想定連携きびきび 大山崎町消防団が図上訓練

2011-09-19 11:38:00 | 災 disaster
訓練で地震に伴う火災や事故の連絡を受け、慌ただしく場所を確認したり、出動団員数を検討したりする消防団員(大山崎町・町立中央公民館) 大山崎町消防団による大地震を想定した図上訓練が18日、同町円明寺の町立中央公民館で行われた。消防署からの火災や事故の矢継ぎ早の連絡に、現場への出動人数や消防車種の判断を素早く行うなど団員らが万一の備えを確認した。

 東日本大震災や台風12号など大規模災害が相次ぐ中、実践的な情報処理能力を高めようと、団員や消防署員ら約30人が参加した。

 訓練は京都西山断層帯を震源とする震度7の地震が起きたとの想定。団員は三つの分団ごとにテーブルを囲んだ。「民家の窓から炎が噴き出している」「工場の棚から部品落下、従業員が意識不明」と情報が伝えられると、緊迫した雰囲気で机上の地図に発生場所を書き込んだ。

 団員たちは「詰め所の待機人数は8人で間違いないか」「軽消防車が戻ってきた」と真剣な表情で態勢を確認し合い、間を置かずに「ポンプ車で4人出動」「3人が徒歩で民家へ」と指示をホワイトボードに記した。

 1時間半の訓練後、各分団は「焦って混乱する時もあった」「徒歩で動くという発想がなく、効率良く動けなかった」と反省点を振り返っていた。

【 2011年09月19日 09時04分 】

全訂 消防団員実務必携
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東京法令出版

東北の再生願うエイサー 大阪・兵庫の団体披露

2011-09-19 11:35:06 | 祭 carnival
 東日本大震災の被災者との連帯を目指す「エイサーまつり」が18日、長岡京市神足のバンビオ広場公園であった。沖縄の伝統芸能「エイサー」の勇壮な踊りとともに、被災者支援のメッセージを込めた歌も披露され、訪れた人は観賞しながら東北の再生を願った。

 大阪市淀川区の市民団体「月桃(げっとう)の花歌舞団」が、地震や原発事故で避難を余儀なくされた人々を思い、芸能を通して命の大切さを訴えようと企画した。

 前半では、同歌舞団と兵庫県宝塚市のエイサー団体が出演した。打ち掛けや脚半を着た団員たちは、三味線の音色に合わせ、大型の締太鼓や「パーランクー」と呼ばれる小型の鼓を打ち鳴らし、勇ましく踊った。

 後半では他の2団体が沖縄民謡やダンスを披露。歌舞団は「フクシマ」と題した歌も歌った。荘重な旋律に乗せ、来場者も一緒に「向き合い受け止め 笑いながら生きていこう」「いのちの時代を私たちが始めよう」と口ずさんでいた。

【 2011年09月19日 09時01分 】

エイサー!ハーリー (きゅーはくの絵本―沖縄の祭り)
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フレーベル館

安威川ダム建設へ 府方針、設計変更せず

2011-09-18 13:28:20 | 水 water
 政府のダム事業再検証の対象とされ、府が建設の是非を検討していた安威川ダム(茨木市)について、府は建設する方針を決め、流域自治体に伝えた。近く国土交通省に報告する。

 府によると、1967年の豪雨で安威川左岸が破堤して約2万5千戸が浸水。ダム建設が検討され、07年に利水・治水目的の整備計画が作られた。しかし、水需要の下方修正に伴い、橋下知事が09年8月に利水撤退を決め、年度内の本体着工を見送った。さらに民主党政権のダム建設のあり方の見直しで再検証の対象とされ、府が安全性や建設コスト、環境への影響などの点から検討を続けていた。

 府によると、利水撤退に伴いダムの高さを下げる案も検討したが、設計の見直しにさらに約2年かかり、費用も従来の計画より増えることから、計画を変更せず着工することにした。本体工事費は約235億円、完成には6~7年かかる見込みという。

 ダム建設予定地の茨木市の野村宣一市長は、「長年の課題となっていた安威川ダムの着工が決まり、ほっとしています。早期の着工、完成を期待しています」との談話を出した。

日本のダム事業 (1984年)
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ダム技術センター

議事録匿名、批判相次ぐ 大山崎水道事業懇談会

2011-09-17 11:54:02 | 政 governing
 大山崎町の水道事業の経営改善策を議論する懇談会の議事録で、発言した委員名が匿名になっていることについて、16日に開かれた町議会予算決算常任委員会で、町議から「懇談会は公開されているのに、議事録で名前を伏せるのはおかしい」などと批判が相次いだ。

 懇談会は、多額の累積赤字と施設の低耐震化率が課題となっている町水道事業の在り方を検討するため、8月9日に初会合を開いた。町は9月13日に議事録をホームページで公開したが、委員8人のうち、会長と副会長以外の発言はすべて「委員」とだけ記した。

 この日の常任委では、自民系会派「大山崎クラブ」の町議が「誰が何を言ったか明示すべきだ。匿名では議事録にならない」「『委員』という表記だけでは、同じ人間が何度も発言を繰り返したとしても、外部から分からない」と批判した。

 中村実副町長は、匿名表記の理由について「複数の委員から『自分の思いを十分述べられるように配慮してほしい』と、個人名を載せないよう要望があった」と答弁した。

 これに対し、共産の町議も「堂々と発言できない委員をかばう必要があるのか」「懇談会を公開する一方で、議事録で名前を伏せるのは矛盾した対応だ」と批判。「委員には、氏名が明記されても責任を持てる意見を述べてほしい」と求めた。

【 2011年09月17日 10時36分 】

戦国期の西岡衆に迫る 向日で資料展示

2011-09-17 11:46:10 | 式 celemony
西岡の武士文化の名残を示す品として貴重な江戸期制作の甲冑(向日市文化資料館) 京都府向日市寺戸町の市文化資料館で17日から、秋のラウンジ展示「乙訓・西岡(にしのおか)の戦国時代と西岡衆」が始まる。戦国時代の一時期に畿内一帯を支配した武将、三好長慶が西岡の土豪らに軍事行動を命じた書状を初公開するほか、物集女城跡から出土した石仏などを並べ、中世に活躍した西岡の武士の実像に迫る。

 鎌倉時代から室町時代にかけて、現在の向日市と長岡京市、さらに北は京都市西京区、南は大山崎町の各一部まで、広範囲にわたり西岡と呼ばれた。西岡にはいくつも村があり、各村の土豪が連合し広域的な自治を展開。しかし、室町将軍家の衰退とともに台頭した戦国武将の介入を招き、西岡の自治は崩れていった。

 展示では、こうした経緯や、江戸期以降に西岡衆がどのような道をたどっていったかを、古文書を中心に、出土品やパネルなど、30点余りの展示物で紹介する。

 うち、初公開の三好長慶書状は、永禄元(1558)年、畿内を当時支配していた長慶が、室町13代将軍足利義輝との合戦を控え、守りの態勢をとるよう西岡の土豪ら15人に宛てたもの。この時点ですでに、西岡は戦国武将の介入を受けていたことが分かる。

 また、江戸中・後期につくられた甲冑(かっちゅう)も。地元から大名が出なかった西岡の武士たちは江戸期以降、他地域の大名に仕えたり地元で農業を営むが、武士の文化はその後も残ったことを示す貴重な品となっている。

 10月16日まで。初日の17日と23日には、市教委職員らが制作した西岡衆にまつわる紙芝居が上演される。10月2日に講演会、同8日に歴史ウオーク、最終日の16日は談話会も。

 月曜と祝日の翌日など休館。無料。詳細は、同資料館TEL075(931)1182へ。

【 2011年09月17日 10時35分 】

三好長慶 (人物文庫)
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環境計画に市民の声 長岡京市、10月に意見交換会

2011-09-16 11:36:18 | 式 celemony
環境をテーマにしたまちづくりセッション開催に向け、準備を進める庁内ワーキンググループのメンバー(長岡京市役所) 長岡京市は、本年度から2カ年で改定を予定する市環境基本計画について、市民や職員が意見交換する「長岡京 市民まちづくりセッション~20年後の環境未来へ」を10月15日から2日間、同市のバンビオ1番館などで開く。無作為抽出で選ばれた市民40人がワークショップ形式で議論を深める。

 市環境基本計画は2001年度、30年後を目標に、環境のまちづくりに向けたプロジェクトなどを盛り込んで策定された。10年を経過し、環境問題の現状も変化していることから、市は、本年度から来年度にかけて計画を体系的に整理し、市民や事業者の取り組みも含め、環境保全のプロジェクトの進行度を管理できるようリニューアルする方針を打ち出している。市生活環境審議会などで議論を進めている。

 これに伴い、計画改定に市民の声を反映しようと、各地の自治体でまちづくりなどをテーマに行われている市民参加型の会議を初めて計画。10月15日から2日間、市民40人がグループに分かれ、環境政策について意見交換や発表を行う。庁内の若手職員でつくるワーキンググループが、内容や手法を模索しながら、準備を進めている。

 市は8~9月にかけて、住民基本台帳から無作為で抽出した16歳以上の市民2000人にアンケートを送付。身近な環境の満足度や資源循環型社会づくりなどをテーマにした意識調査への回答を依頼する一方で、まちづくりセッションへの出席を要請。参加に同意した回答者の中から抽選でメンバー40人を選ぶ。

 市環境政策監は「幅広い層の市民の一般的な意見を集める機会にしたい。参加者には謝礼も支払うため、責任と情熱を持ってもらうことも必要。これを機に、まちづくりや地域に関心を持ってもらえれば」としている。

【 2011年09月16日 11時23分 】

壁面掲示板、校舎に彩り 大山崎小、児童の作品並ぶ

2011-09-16 11:32:13 | 民 people
階段の踊り場に設置された掲示板。子どもの作品のほか、取り付け作業の様子も写真で紹介している(大山崎町・大山崎小) 京都府大山崎町円明寺の大山崎小の校舎の内壁にこのほど、掲示板14枚が設置された。教員が作り、町商工会青年部員がボランティアで取り付けた。児童の夏休みの作品や学習内容が展示され、参観に来た保護者の目を引いている。

 階段の踊り場など寂しかった壁面を、費用を節約しつつ一新しようと大山崎小が計画した。教員がパネルに壁紙を張り、縦90センチ、横180センチの掲示板を製作。工務店勤務経験者を含む町商工会青年部員7人が電動ドリルを使い、約4時間かけての本格的な工事に取り組み、設置した。

 掲示板は各学年と特別支援学級に2枚ずつ。石や紙粘土で魚を模した海の立体絵画や和紙製のうちわ、刺しゅうなど、児童の作品を並べた。ノートの取り方や自分の意見を正確に伝える話し方をはじめ、言語力の育成を目指す展示もある。

 学校参観日に足を止めて眺める保護者も多く、設置事業を担当した同小の植村恵子教諭は「学校全体が彩り豊かになった。子どもたちが頑張った成果を見てもらえたらうれしい」と話す。

【 2011年09月16日 11時20分 】

FB-D23J パーム掲示板
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コクヨ