食から健康、親子ら学ぶ 長岡京でフォーラム

2011-06-19 11:38:49 | 民 people
食をテーマに資料展示や料理の実演などが行われた食育フォーラム(長岡京市立中央公民館)長岡京市の「食育フォーラム」が18日、同市天神の市立中央公民館で開かれた。食育をテーマにした寸劇や地産地消の料理実演、パネル展示などが行われ、親子連れが食や健康の大切さを学んだ。

 市は昨年度、家庭や地域と連携して食習慣の改善や食文化の伝承に取り組む「食育推進計画」を策定。6月の食育月間に合わせ、市民に食に対する正しい知識を持ってもらおうと計画策定を記念するイベントを企画した。

 会場では、市民の食育アンケートや京都府立大の学生らが実施した5歳児の食生活調査のデータをパネルで説明、若者が朝食を食べない傾向について注意を呼び掛けた。給食の歴史を紹介する資料や地元産野菜販売、食にまつわる絵本の読み聞かせ、家族の食卓風景を題材に子どもらが描いた絵を展示するコーナーも人気を集めた。

 また、府内の栄養士でつくる京都食育キャラバン隊が寸劇を披露し、規則正しく朝食を食べてしっかり排せつすることの大切さを来場者に訴え、地元農家の女性が蒸しナスなどの調理法を実演した。

 一方、府歯科医師会乙訓支部主催の「歯のひろば」も同公民館で開かれ、親子連れが歯科検診や歯みがき指導などの健康チェックに取り組んだ。

【 2011年06月19日 11時27分 】

NHKためしてガッテン 食育!ビックリ大図典
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東山書房

「復興へ一丸」祈りささげ 乙訓社寺会、百ケ日法要

2011-06-19 11:33:37 | 式 celemony
東日本大震災100日に合わせた合同行事で祈りを捧げる神職や僧侶ら(向日市寺戸町・慶昌院)東日本大震災100日に合わせた乙訓社寺会主催の「東日本大震災百ケ日法要・復興祈願祭」が18日、京都府向日市寺戸町の慶昌院で営まれ、神職や僧侶、参拝者が被災地復興への祈りをささげた。

 乙訓社寺会は2市1町の24社寺が加盟し、毎年、放生会などの合同行事を開催している。大震災を受けて、宗教や宗派を超え、犠牲者の追悼や復興を祈る行事を計画。東北では曹洞宗の寺院に被害が多かったことから、同宗の慶昌院を会場に選んだ。

 法要・祈願祭は本堂で午前11時に始まった。4月に八幡市で石清水八幡宮と東寺が営んだ大震災四十九日合同祈願祭にならい、神仏合同の方式で進行した。

 向日神社の六人部是継宮司が斎主、慶昌院の山路純正住職が導師を務め、神職・僧侶計14人が祭員・式衆として参加した。経や祭詞が読み上げられる中、参列者も順番に焼香や玉串奉納を行い、手を合わせた。

 本堂には、24社寺から集められた聖水が供えられ、乙訓社寺会の武田幸弥会長は「津波や原発の汚染水などが続き、水への畏(おそ)れを込めた。今後も一丸となって被災地が復興の道を歩めるよう祈りをささげていきたい」とあいさつした。

【 2011年06月19日 11時22分 】

わが家の仏教・仏事としきたり 曹洞宗 (大きな活字でわかりやすい!)
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日東書院本社

意気込み新た 「まち案内人」ユニホーム完成

2011-06-19 11:13:53 | 民 people
真新しいユニホームに袖を通し、笑顔を見せる吹田まち案内人のメンバーたち大阪府吹田市内のまち歩きの案内を行うボランティアガイド組織「吹田まち案内人」のユニホームがこのほど完成した。真新しいユニホームに袖を通したメンバーたちは、まち案内にかける意気込みを新たにしている。
真新しいユニホームに袖を通し、笑顔を見せる吹田まち案内人のメンバーたち

 ユニホームは団体客や人ごみの中でもまち案内人の所在が一目で分かるようにするとともに、まち案内人の取り組みを広く市民にアピールしようと制作された。

 冬用のウインドブレーカーと夏用のベストの2種類があり、鮮やかな黄色で、背中にはまちの見どころを見つめる目やまちを歩く足をイメージした「吹田まち案内人」の文字のロゴがプリントされている。ロゴはNPO法人「吹田歴史文化まちづくり協会」(尾浦芙久子理事長)の事務局スタッフがデザインした。

 「吹田まち案内人」は吹田歴史文化まちづくりセンター(浜屋敷)を管理運営する同協会が2006年4月に立ち上げたボランティアガイド組織。観光客や市民と一緒に市内を巡り、吹田の歴史や建造物を紹介している。現在はガイド養成講座を修了した23人が登録され、昨年は66回、約1900人にまち案内を行った。

 「吹田まち案内人」代表の瓢風(ひさかぜ)正男さん(69)は「メンバーの『吹田まち案内人』としての意識も高まり、皆さんにより楽しんでもらえるまち案内ができると思う」と話している。

「ここから米 不思議」 長岡京・神足小児童ら田植え

2011-06-18 13:34:21 | 木 plants
校内の田んぼで田植えを体験する児童たち(長岡京市・神足小)京都府長岡京市神足の神足小で17日、5年生78人が地域の協力で校内に整備した田んぼで、田植えを体験した。

 同小では昨年、卒業生や地域住民の協力で、運動場脇に土を運び込み、学校そばの犬川からポンプで水を引き上げて、134平方メートルの水田を整備。総合的な学習で、年間を通じて稲作に取り組んでいる。

 5年生は前日には代かき作業も経験。この日は、地元農家を含む学校運営協議会のメンバー7人の指導を受け、田植えに挑戦した。

 子どもたちは半ズボン姿で素足で田んぼに入り、一列に並んで、ビニールのロープに合わせて約30センチ間隔で苗を丁寧に植えた。泥の感触を楽しみながら「めったにできない体験だからうれしい。ここから米ができるなんて不思議」と話していた。

 秋には稲刈りや脱穀なども行い、精米して給食で味わう。

【 2011年06月18日 12時15分 】

サトちゃんのイネつくり作業名人になる―ラクに楽しく倒さない
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農山漁村文化協会

和の調べ優雅に響く 長岡天満宮、能管と笙コンサート

2011-06-18 13:26:41 | 会 party
京都府長岡京市天神の長岡天満宮で17日、能管と笙(しょう)のコンサートが行われ、境内に響く優雅な和の調べに聴衆が聞き入った。

 長岡天満宮の崇敬会が毎年、会員の交流促進を目的に演奏会や講演会などを企画しており、今年は一般市民にも公開して開催した。

 この日は、「能と笙のコラボレーション」と銘打ち、社務所にステージを設置。長岡京市在住の能管奏者野中久美子さんと、千葉県在住の笙奏者田島和枝さんが、独奏と合奏を交え、能や雅楽のジャンルを超えて、古典の曲を演奏した。

 オリジナル曲や正倉院に伝わる古代楽器「竽(う)」の演奏も披露され、和楽器の繊細な音色に聴衆が引き込まれていた。

【 2011年06月18日 12時18分 】

能管(樹脂製)
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民族楽器コイズミ

西山古道の名所紹介 長岡京のNPO法人が本作成

2011-06-17 11:59:44 | 歴 history
西山古道の名所を紹介するハンドブック京都府長岡京市のNPO法人「京おとくに・街おこしネットワーク」は、西山で整備を進めているハイキングコース「西山古道」の名所を紹介するハンドブックを作成した。

 同ネットワークには約40人の会員がおり、乙訓地域の活性化を目的に活動を展開。3年前から京都市西京区の善峯寺と長岡京市の柳谷観音楊谷寺、光明寺の京都西山三山を結ぶハイキングコース「西山古道」を整備して散策イベントを企画するほか、間伐材を活用したプランター作りなどに取り組む。

 ネットワークのメンバー10人がこのほど、かつては信仰の道として人々が行き交ったという古道の魅力を広く知ってもらおうと、ポケットサイズのハンドブック(29ページ)を編集した。

 ハンドブックでは、正法寺、竹の径(みち)、走田神社、宝積寺など、京都市と乙訓2市1町にわたるコース上の名所を写真入りで紹介し、見どころや四季折々の樹木、間伐材などで作った標識などについても触れている。約3千部作成し、ハイキング行事などで配布する予定で、同ネットワークのメンバーは「ポケットに入れて持ち歩けるように工夫した。家族連れで古道を歩いて豊かな自然に親しんでほしい」と話す。

 26日に善峰寺や楊谷寺を巡り、楊谷寺のあじさいなどを楽しむ西山古道ハイキングを予定。先着100人。参加費1300円。問い合わせは同ネットワーク事務局の携帯電話090(5165)8405(受け付けは平日の午前9時~午後5時)。

【 2011年06月17日 11時47分 】

大山崎町水道の低耐震化率を問題視 乙訓の2市

2011-06-17 11:56:12 | 水 water
大山崎町は16日、京都府内最低レベルにとどまっている町水道施設の耐震化率が、乙訓2市1町による水道事業の広域化を進める上で、向日、長岡京両市から問題視されていることを明らかにした。耐震化工事の財源については、今後、市町村への補助制度を設けるよう府に要望するとした。

 町議会建設上下水道文教常任委員会での答弁。中村実副町長は「一日も早く耐震化率を上げ、一般会計から水道会計へ支援しないと2市と広域化のテーブルに着けない」と危機感を示した。広域化は水道問題の解決策として町が掲げた経緯があり「2市から手立てを明確に示してほしいと言われている」とした。

 ただ町は広域化の在り方や、町単独による当面の追加的な経営健全化策には言及せず、「ゴールをどう設定するか、まだ答えを持ち合わせていない」「近く設ける町水道事業懇談会の議論を踏まえ、方向性を見いだす」と答えるにとどめた。

 町議からは「町長は基本水量の削減を府に掛け合うつもりがあるのか」「一般会計から水道会計への繰入額が1700万円だけで、健全化の見通しがつくのか」「今は地下水と府営水を同量混ぜて給水しているが、今後、府営水の混合率を高める構想があるのか」と質問が相次いだ。

【 2011年06月17日 11時41分 】

耐震診断―既存木造住宅の安全性を見極めるコツ (日経ホームビルダー住宅現場手帖)
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日経BP社

高槻市キャラに「はにたん」昇格

2011-06-17 11:30:43 | 民 people
任命書を受け取り、浜田市長と握手する「はにたん」(高槻市役所で)高槻市のマスコットキャラクターに、武人埴輪(はにわ)を基にデザインした「はにたん」が決まり、市が16日発表した。市消防本部のキャラクターとして昨年、インターネットのホームページで紹介したところ好評で、市全体をPRするキャラクターに“昇格”させた。

 昨年10月、市消防本部が刷新したホームページに掲載するキャラクターを職員から募集。同市郡家新町の前方後円墳「今城塚古墳」から見つかった武人埴輪をモチーフにしたデザインを採用し、「はにたん」と名付けた。防火ヘルメットをかぶった「消防はにたん」や「救急はにたん」などの派生キャラクターも登場し、市は、広報紙やパンフレットに掲載して活用してきた。

 この日、市長室で任命式があり、浜田剛史市長が「高槻の魅力をしっかりアピールしてください」と激励し、着ぐるみのはにたんに任命書を手渡した。
(2011年6月17日 読売新聞)

埴輪の世紀 (歴史発掘)
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講談社

会議決定事項をHPで 吹田市が公開

2011-06-16 12:22:39 | 政 governing
大阪市吹田市は、「経営戦略会議」など政策決定に関わる庁内会議の決定事項などの公開を市のホームページで始めた。

 対象となるのは、政策企画室が所管する「経営戦略会議」「部長会」、政策推進室が所管する「政策調整検討会議」「政策会議」で、いずれも市長や特別職・部長級職員などの幹部が出席し、重要事項の最終意思決定まで行う。

 現在は、井上哲也市長就任後の5月16日以降に行われた「経営戦略会議」の決定事項を掲載。今後は傍聴を可能とするなど会議自体を公開開催して「市民に開かれた行政」の実現を目指すという。

 市民からの質問や意見は、電話と電子メールで受け付ける。問い合わせは電話06(6384)2122、政策企画室へ。アドレスはseisakukikak@city.suita.osaka.jp

小泉川でホタル観賞の夕べ 長岡京の「育てる会」

2011-06-16 12:19:34 | 水 water
京都府長岡京市の小泉川に生息するホタルの保護活動を続けている住民グループ「長岡京市ゲンジボタルを育てる会」は17、18の両日、同市奥海印寺の西代橋周辺で「ホタル観賞の夕べ」を開く。

 夕べは、ホタルの人工飼育などに取り組む同会が、河川環境保護の意識を高め、郷土の風景を次世代に残そうと、1998年から実施している。

 長年、小泉川の金ケ原橋と西代橋を会場にしてきたが、金ケ原橋周辺は、京都第二外環状道路建設に伴う川の付け替え工事が行われ、昨年から西代橋に一本化。工事の生態系への影響が懸念される中、同会のメンバーらが、今年1月に金ケ原橋周辺の幼虫や餌となるカワニナなどを、上流や西代橋周辺に設置しているビオトープに移すなどして、育成や保護に努めている。

 小泉川では、まだ数は少ないが、一部の川べりでホタルが飛び始め、ほのかな光を明滅させ、初夏の風情を醸し出している。当日は午後7時半から9時半まで、竹筒にロウソクを入れた誘導灯設置やホタルまんじゅうの販売などが行われ、野だての席(有料)も設けられる。問い合わせは市環境政策推進課TEL075(955)9542。

【 2011年06月16日 11時09分 】

だれでもできるホタル復活大作戦―ぼくらの町にホタルがもどってきた
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合同出版

宗教超え被災地復興願う 乙訓社寺会が「百ケ日法要」

2011-06-16 12:16:04 | 式 celemony
東日本大震災100日に合わせ、乙訓社寺会は18日午前11時から、京都府向日市寺戸町の慶昌院で「東日本大震災百ケ日法要・復興祈願祭」を行う。

 乙訓社寺会は2市1町の24社寺が加盟し、宗教や宗派などを超えて地域の自然や文化遺産を守り伝えるために協力しようと、毎年、放生会(ほうじょうえ)などの行事に合同で取り組んでいる。大震災を受け、被災地に向けて「遠く京都からも宗教者としてできることを」と犠牲者の追悼や復興を願う行事を計画した。

 大震災で曹洞宗の寺院に被害が多かったことから、同宗の慶昌院の本堂を会場に選んだ。4月に八幡市の石清水八幡宮と京都市南区の東寺が営んだ大震災四十九日合同祈願祭にならい、神仏合同の方式で、神職や僧侶11人が導師・式衆と斎主・祭員などの進行役を務め、読経や大祓詞(おおはらいのことば)奏上などを行う。参列者も黙とう、焼香、玉串奉納などで祈りをささげる。お供えは辞退し、会場に義援金の募金箱を設置する。

 当日に向け、神職や僧侶が集まり、儀式の手順などについて意見を交換しながら、リハーサルをするなどして準備を進めている。乙訓社寺会の武田幸弥会長は「初めての経験だが、宗教や宗派、立場を超えて、一人でも多くの人に参列してもらえれば」と話している。問い合わせは慶昌院TEL075(921)0571。

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世界文化社

吹田市:会議結果をHP公開 政策決定過程、関心高める /大阪

2011-06-15 15:25:29 | 政 governing
吹田市は14日、庁内会議の結果を原則公開とし、ホームページ(http://www.city.suita.osaka.jp/)に掲載することを決めた。井上哲也市長の「市民に開かれた行政」の方針を受けたもので、市民に政策決定過程への関心を高めてもらうのが狙い。

 対象は、政策の決定過程に当たる経営戦略会議、部長会など4会議。井上市長の就任後に開催した経営戦略会議5回の決定事項はすでにホームページに掲載されている。

 当面は、会議開催のたびに決定事項を公開する。将来的には政策決定にかかわるすべての会議を原則、市民が傍聴可能な「全面可視化」とする方針。【高橋隆輔】

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ご当地グルメ「うどんギョーザ」 高槻市

2011-06-15 14:57:54 | 式 celemony
ハンバーグ?お好み焼き?いえいえ、ギョーザです――高槻市のご当地グルメ「うどんギョーザ」に親しんでもらおうと、市民グループがうどんギョーザを提供する市内の17店を紹介するマップを作った。目指すはご当地グルメの祭典「B―1グランプリ」出場だ。

 マップは地元の主婦や飲食店主で作る「高槻うどんギョーザの会」が市の補助金を活用して作成した。1万部を各店舗やJR高槻駅構内の市観光案内所などで配布している。

 同会の栫(かこい)広美会長(63)によると、うどんギョーザの考案者は不明だが、30年ほど前、市北部であった地元主婦の親睦会で、参加者の1人が作り方を紹介したのがきっかけで広まった家庭料理という。

 作り方はいたって簡単。ひき肉やニラなどのギョーザの具と卵を粘りが出るまで混ぜ、皮の代わりに刻んだうどんを加えてお好み焼きのように焼くだけ。「大阪のおばちゃん感覚で、あ、皮買うのん忘れた! うどんでやったれ、となったのでは」と推測する。

 うどんギョーザを出す飲食店は、同会が発足した2008年には会が把握していたのは2店ほどだったが、同会のレシピ講習会に参加した飲食店がメニューに加えたこともあり急増。栫さんは「手間要らずでお財布にも優しく満腹になる。いずれお好み焼きとたこ焼きに並ぶ大阪の名物にしたい」と意気込んでいる。

 問い合わせは市観光協会(072・683・0081)へ。

高槻女性殺害 養母を殺人罪で起訴 本人否認

2011-06-15 12:36:20 | 災 disaster
大阪府高槻市の淀川堤防で昨年4月、宇野津由子さん=当時(36)=の遺体が見つかった事件で、殺人罪で起訴された佐々木一幸被告(43)が、津由子さんの養母の宇野ひとみ容疑者(36)から「『睡眠薬飲ませたらええ』と言われ、ハルシオン(睡眠導入剤)を渡された。300万円で殺害を引き受けた」と供述していることが14日、捜査関係者への取材で分かった。

 大阪地検は同日、津由子さん殺害を指示したなどとして、殺人罪と、処分保留としていた死体遺棄罪でひとみ容疑者を起訴した。

 地検や捜査関係者によると、ひとみ被告は起訴内容を否認し、これまで供述調書の作成にも応じていないという。しかし地検は、ひとみ被告が事前にハルシオンを入手していることや、津由子さんの遺体からハルシオンの成分が検出されたことなどから、佐々木被告の供述の信憑性(しんぴょうせい)は高いと判断したもようだ。

 起訴状によると、ひとみ被告は夫=昨年5月に自殺、当時(39)=や佐々木被告と共謀。昨年4月28日午後9時半ごろ、津由子さんの首を絞め、窒息死させたなどとしている。

 府警捜査1課は、夫についても殺人容疑で被疑者死亡のまま書類送検した。

         ◇
 
 宇野ひとみ被告の自殺した夫の養父、宇野昭二さん=当時(57)=を交通事故に見せかけ殺害しようとしたとして、大阪地検は14日、殺人未遂罪で、夫の知人で奈良県三郷町の無職、浦本高成(53)と大阪市港区の無職、羽生統保(51)の両容疑者を起訴した。

「死んだら保険金入る」 実行役が詳細に経緯供述
 
 津由子さん殺害の詳しい経緯が、佐々木被告の供述や府警捜査1課の調べで明らかになった。同課はひとみ被告夫婦が、殺害して生命保険金を得るために津由子さんに近づいた可能性が高いとみている。

 「津由子が死んだら保険金が入ってくる。よかったらやってみいひんか」

 昨年2月、佐々木被告はひとみ被告の夫から、津由子さんとの養子縁組の証人になるよう促されて書類にサインした。この際、夫から「ひとみも知っているし、言い出しっぺはひとみや」とも言われ、初めて津由子さん殺害を持ちかけられた。津由子さんについては「古い友人」と聞かされていた。

 3月中旬にも夫から「ひとみと津由子が仲が悪くてうっとうしいんや。殺してくれへんか」と頼まれ、ひとみ被告からも「この前の(夫の)話、考えてくれへん?」と催促されたという。佐々木被告は断ったが、犯行の数日前には夫から200万円の報酬を提示された。

 佐々木被告は「自分への依頼をあきらめさせよう」として100万円を上乗せして300万円を要求。夫はその場にいたひとみ被告に、津由子さんの保険金の額を確認したうえで了承した。その後、佐々木被告に「ここまで聞いたら断れないぞ」と迫ったという。

 殺害方法について、夫は「頭どついて首絞めたらええんや」と指示。ひとみ被告は「睡眠薬飲ませたらええ」と言い、睡眠導入剤「ハルシオン」の錠剤を渡し、飲み物に混ぜて飲ませるように助言したという。

 錠剤は、別の交通保険金詐欺事件にかかわった仲間の女(45)=詐欺罪で有罪判決=が4月下旬、ひとみ被告に郵送したものとみられる。女は捜査1課に対し、「ひとみ被告から電話で頼まれて送った」と証言している。

 佐々木被告は指示通り殺害を実行したが、殺人事件として捜査されたため保険金がおりず、報酬は得られなかった。

(2011年6月15日 07:07)産経関西

はっぴぃバスのPRグッズ作製 長岡京市、収支改善へ

2011-06-15 12:24:50 | 商 trading
はっぴぃバスのイメージキャラクターをデザインしたハンカチとタケノコエキス入りキャンディー長岡京市は、市内で運行するコミュニティーバス「はっぴぃバス」をPRしようと、イメージキャラクターの「はっぴぃちゃん」をデザインしたハンカチや地元産タケノコエキス入りのキャンディーを作製し、販売している。

 はっぴぃバスは、2006年10月に北と西の二つのコースで実証運行を開始し、09年度にはバスを大型化した。年間事業費2千万円のうち、半分は国の補助金で取り組む実証運行が10年度で終了し、本年度からは市単独で予算を計上し、12年度末までの運行継続の方針を打ち出している。一方で、一便当たりの月平均乗客数は、10年度は10~12人。年間運行経費に対して、運賃や広告収入の割合を示す収支率は17%程度にとどまっている。

 市は、収益増に向けたPR事業の一環として、運行を委託するバス会社や京都市内の製菓会社と協力し、地元産のタケノコのエキスを入れたキャンディー(20個入り)1000袋と、20センチ角のタオル生地ハンカチ400枚を開発。はっぴぃちゃんや長岡京ガラシャ祭のお玉ちゃんなどイメージキャラクターをデザインし、タケノコフェスタなどのイベントで販売し、PRを展開している。

 キャンディーは一袋350円、ハンカチ一枚200円。収益の一部を東日本大震災被災地に義援金として送る予定。問い合わせは市土木課TEL075(955)9686。

【 2011年06月15日 11時03分 】