電柱に掲げたポスター撤去 向日市が道路パト

2010-08-19 20:43:12 | 会 party
向日市は18日、道路パトロールを市内で実施した。関西電力やNTT西日本の社員と協力し、電柱に取り付けられたポスターなど不法用有物を撤去した。

 道路を広く、美しく安全に利用しようという目的で国土交通省が定めている「道路ふれあい月間」(8月)に合わせて毎年、行っている。この日は2社の社員を含め、計11人が4班に分かれて市道を回った。

 西向日地区では、分譲住宅に誘導するポスターが電柱に掲げられており、NTT西日本の社員と市職員がひもを切ったり、はがしたりして回収した。へらで削り取るポスターもあったという。2時間弱の作業で、市内全体では住宅や消費者金融などのポスターや立て看板、のぼりの計184点を撤去した。

 府乙訓土木事務所もこの日、道路パトロールを実施した。長岡京市や大山崎町は20日に行う。

【 2010年08月19日 11時37分 】京都新聞
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* 電柱のポスターを取り外す関係者(向日市上植野町)

電子黒板で英語の模擬授業 第二大山崎小

2010-08-19 20:35:39 | 会 party
小学校で行われている「英語活動」の指導法を学ぶ研修会が18日、京都府大山崎町円明寺の第二大山崎小で開かれた。町内の小学校教員約40人が講師を務めた米国人の手ほどきで、電子黒板を使っての英語に親しめるような進め方を考えた。

 小学5、6年生に簡単な英語を教える「英語活動」を町内の小学校2校でも実施しており、町教委が研修会を催した。米国人で元同町のAET(英語指導助手)のジョセフ・ポーティンさん(31)が講師を務めた。

 教員たちは5~6人の班に分かれて指導法を話し合った後、実演した。教師役が電子黒板に表示された学校や公園などの絵を見せて「What’s this?」と尋ね、児童役に適切な絵を指さすようにさせたり、「It’s school」などと英語で説明した後に、児童役に意味を日本語で答えさせるなど易しい導入の仕方を披露した。

【 2010年08月19日 11時40分 】 京都新聞
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電子黒板


戦時体験、八幡の男性が克明につづる

2010-08-19 19:27:55 | 歴 history
京都府八幡市男山の吉川幾久雄さん(88)が、太平洋戦争中に韓国の紡績工場で働いた体験を、地元の吉井松里地区の老人クラブ会報(約130部)に連載している。韓国人従業員との交流や、終戦後の混乱などを克明につづっている。

 吉川さんは彦根市出身で、1940年に東洋紡に就職。赴任したソウルの紡績工場で終戦を迎えた。5年前に会報の編集を担当したのを機に、毎月、自らの半生を寄稿。戦争中の体験を「半島の春秋」などのタイトルで掲載した。

 ソウルの工場には韓国人従業員約1500人と日本人の技術者約70人が勤務し、主に軍服の素材を24時間稼働で生産していた。

 現地従業員との交流もあった。いっしょにハイキングに行ったり、吉川さんが師範になって剣道を練習した。「同じ職場の仲間という意識で、反日感情なんて感じなかった」。幸い空襲は受けなかった。ただ時折、米軍機が上空を横切り、防空壕(ごう)に避難させられた。

 終戦の日、ラジオで玉音放送を聞いた。電気が止まった。工場内の物資が略奪された。3カ月後、日本に引き揚げた。韓国の男性から「日本と韓国は昔からの仲だ。今関係は悪いが、数十年もしたらまた元に戻る。お互い元気で頑張ろう」と励まされたのが忘れられない。

 吉川さんは「わたしは直接戦災を受けず幸運な方だった」と振り返り、「子どもたちにも戦争の記憶を伝えていかなあかん」と話している。

【 2010年08月14日 11時43分 】京都新聞
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* 戦時中の体験をつづった老人クラブ会報のファイルを読む吉川さん。戦後の混乱で当時の写真をなくしたことが心残りという(八幡市男山)

八幡の市民公園、グラウンドを芝生化

2010-08-19 19:25:10 | 木 plants
京都府八幡市八幡の馬場市民公園で、市体育協会と市が協働して、グラウンドの芝生化に取り組んでいる。9月の使用開始に向けて、水やりなどの世話を続けている。

 馬場市民公園は土のグラウンドのみだったが、土ぼこりを抑える狙いや、サッカーなどが思い切り楽しめるようにと、市体育協会が芝生化を市に提案した。

 マット型の芝を敷きつめるのではなく、ポットを点々と植えてすき間は繁殖を促す「鳥取方式」を採用。6月下旬、4500平方メートルに洋芝の苗1万8千株を植え付けた。市体育協会の会員ら約150人が、50センチ間隔で丁寧に苗を埋めていった。

 その後、協会に加盟するサッカーやグラウンドゴルフ協会の会員、市まちづくり推進課職員らが、水やりや雑草の除去に励んでいる。協会の松田豊次会長(77)は「世話は大変だが、利用者に緑のじゅうたんを楽しんでほしい」と期待している。

【 2010年08月14日 11時39分 】京都新聞

カプサイシンで久御山・玉田神社の檜皮屋根守れ

2010-08-19 19:20:53 | 歴 history
京都府久御山町森の玉田神社は、本殿の檜皮(ひわだ)ぶき屋根の腐食を予防する塗料にトウガラシの辛み成分カプサイシンを混ぜ、吹き付けた。アライグマが社寺に巣を作る被害が増える中、鳥獣防除と高価な檜皮の長持ちの「一石二鳥」を目指したという。

 本殿の屋根(約100平方メートル)は1974年にふき替えられたが最近はこけが生え、虫が入り、鳥が檜皮をはがす被害も目立っていた。

 氏子総代の石豊造園土木(同町中島)が昨秋、上賀茂神社(京都市北区)の授与所などの檜皮ぶきにアライグマ防除などのため同じ樹脂を吹き付けており、加工を勧めた。町内でも今夏、アライグマと思われる農作物被害が増えていることから施工を決めたという。

 7月中旬から1カ月間かけ、こけをはがし、屋根を補修。樹脂の吹き付けは今月6日に完了した。樹脂により檜皮の寿命が10年以上長くなるといわれ、野口重典宮司(43)は「ふき替えには多額の費用がかかるので、樹脂加工はありがたい」と話していた。

 玉田神社は平城京の鬼門除けのために創設されたと伝えられる。本殿は1568年の再建時に建てられたとされる。文化財には指定されていない。

【 2010年08月13日 11時44分 】
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小3女児自殺?タオルで首つった状態で死亡 大阪・高槻

2010-08-19 05:20:30 | 災 disaster
大阪府高槻市の府営住宅で17日午後6時20分ごろ、市立小学校3年の女児(8)がベランダの物干しざお(高さ約1.8メートル)に巻き付けたタオルで首をつった状態で死亡しているのを、母親(27)が見つけ、父親(29)が110番通報した。大阪府警は自殺とみて動機などを調べている。

 高槻署によると、司法解剖の結果、死亡推定時刻は17日午後3時ごろ。遺体に外傷はなく、死因は窒息死。女児は黒いワンピース姿の裸足で、足元に高さ約40センチの折りたたみイスが置かれ、踏み台にしたとみられるという。遺書は見つかっていない。17日朝、母親がきょうだい2人を保育園に預けて出勤した後、女児は留守番をしていたという。

 高槻市教委によると、女児は今年1月、京都府向日市から転校。翌2月、女児の教科書やドリルなど計12冊に女児の名前と「しね」の文字が書かれていたと、母親から学校に連絡があった。女児は8日間学校を休んだが、その後はほとんど休まず登校。休み時間には仲の良い数人と折り紙で遊ぶなどしていた。小学校の校長は「クラスのすべての子どもについて筆跡を調べたが、だれが書いたか特定できなかった。(落書きと死亡に)関連があるとは思っていない。命を落としたことがかわいそうでならない」と述べた。

 文部科学省によると、小学生の自殺は1984~86年に3年連続で10人を超えた。98年以降は5人以下で推移し、2008年は調査を始めた77年以降で初めて0人だった。


長岡京で、厄よけ祈り 大護摩焚き

2010-08-19 05:09:39 | 祭 carnival
長岡京市浄土谷の柳谷観音楊谷寺で17日、厄よけと無病息災などを祈願する「大護摩焚(た)きまつり」があった。残暑厳しい中、山伏姿の修験者たちが護摩木や古札などを護摩壇でたき上げた。

 同寺開山の僧、延鎮の命日に合わせ、毎年2月と8月の17日に、護摩供を営んでいる。

 午前11時前、吉野の大峰山で修行を積んだ行者13人が一斉にほら貝の音を響かせ、日下俊英副住職らとともに本堂などをめぐり読経した。しめ縄で四方を区切られた本堂わきの結界の前で行者問答を行った後、九字を切り結界の中へ。東西南北と「鬼門」の方角など6方に矢を射たり宝刀を振りかざして邪気をはらい、清めた。

 続いて、ヒノキの葉で覆われた護摩壇に火がつけられると、白煙が夏空に高く立ち上った。参拝者は、願いを書いた護摩木や、古いお守りなどを投げ入れ、一心に手を合わせていた。

【 2010年08月18日 12時16分 】京都新聞

原爆の惨状、まざまざ 大山崎町役場で企画展

2010-08-19 05:04:59 | 会 party
「原爆と人間展」と題した企画展が、京都府大山崎町円明寺の町役場ロビーで開かれている。原爆が投下された広島や長崎の惨状を描いた絵や被災孤児の写真、韓国人被爆者の思いを紹介した文章などをパネルにした約40点が並び、核兵器の恐ろしさを伝えている。

 核廃絶の重要性と平和の尊さを伝えようと、町が立命館大国際平和ミュージアム(京都市北区)から資料を借りて毎年この時期に催している。

 今回は原爆投下後の広島で全裸の人々が水を求めて次々と川に飛び込む様子や、「黒い雨」と炎の中をぼうぜんと歩く親子を描いた絵が展示されている。

 さらに「死んだら私の身体を日本大使館の前に置いてほしい。外国人だからといって(補償を)放置した日本政府は笑いものになるだろう」という韓国人被爆者の訴えや、ビキニ諸島での原爆実験に参加して悪性リンパ腫に苦しんだ米海軍兵の証言も紹介している。

 訪れた人は、核兵器の非人道性や被爆者の苦しみを伝える展示に、真剣な表情で見入っていた。20日まで。

【 2010年08月18日 12時19分 】京都新聞ニュースより引用

大山崎・観音寺で冷たい「氷接待」、宝積寺は精霊会

2010-08-18 07:39:06 | 祭 carnival
大山崎町大山崎の古刹(こさつ)2カ所で16日、お盆の風物詩となった恒例行事が行われた。「山崎聖天」として知られる観音寺では、残暑の中を訪れた参拝者にかき氷を振る舞う「氷接待」があった。夜には宝積寺で精霊会(しょうりょうえ)が営まれ、ろうそくの明かりとともに先祖の霊を送り出した。

 観音寺の氷接待は、お供えの小豆を参拝者に分ける目的で明治期に始まった。当初は氷をかんなで削っていたという。この日は地元の主婦2人が器の底に手作りのあんを入れ、手動のかき氷機で削り砂糖水をかけて参拝客に手渡した。

 天王山に登った帰りに訪れた大山崎中1年の立花建さん(12)は「久しぶりに来た。冷たくてほど良い甘さでおいしい」と喜び、おかわりしていた。

 宝積寺の精霊会は「千灯供養」とも呼ばれる。閻魔(えんま)堂で法要が営まれた後、極楽浄土への道を示すとされる行灯(あんどん)250基ととろうそく250本に火がともされた。夜の境内は幽玄の世界へと姿を変え、家族連れなど参拝者は煌々(こうこう)とした明かりに照らされながら、静かに手を合わせていた。

真鍋氏が出馬意向 大山崎町長選

2010-08-17 07:25:47 | 士 cerebrity
任期満了に伴い10月12日に告示される京都府大山崎町長選に、真鍋宗平町長(68)が15日までに再選を目指し無所属で立候補する意向を固めた。共産党などでつくる「大山崎明るい民主町政をすすめる各界連絡会」が支持母体。18日に記者会見し正式に表明する。

 同町長選で立候補の意向を明らかにしたのは真鍋町長が初めて。「次の4年で、府営水道問題を含め『負担引き受け体質』に後戻りしない町政を一層進めたい」と話している。

 真鍋町長は京都市立美術大(現市立芸大)中退。1982年に同町にデザイン事務所を開設した。共産の推薦を受けた前回町長選で民主、自民、公明推薦の現職を破って初当選した。大山崎町大山崎谷田。

【 2010年08月16日 08時56分 】

石段の坂道参道バイク快走 石清水八幡宮で大会

2010-08-16 18:59:39 | 祭 carnival
8月15日13時49分配信 京都新聞
石段の坂道参道バイク快走 石清水八幡宮で大会
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石段の参道を一気に駆け下りるマウンテンバイクのライダー(八幡市・石清水八幡宮)
 京都府八幡市八幡の石清水八幡宮で14日、表参道を舞台にしたマウンテンバイクのダウンヒルレース「レッドブル・ホーリー・ライド」が初めて開催された。約130人の選手が石段の続く坂道をハイスピードで駆け下った。
 飲料メーカー「レッドブル・ジャパン」が主催した。コースは男山山頂近くの三ノ鳥居-二ノ鳥居の約1キロ。高低差は約100メートルあり、約400段の石段や連続する急カーブなどで構成される。
 日本ランキング上位者を始め、14歳から44歳まで全国の選手が出場した。1次予選は一人ずつがタイムレースをし、2次と3次は4人、準決勝と決勝は2人で競った。
 ライダーはマウンテンバイクを揺らしながら、神域の緑に囲まれた参道を一気に駆け抜けた。発着点などに設けられた観客席は大勢の見物客で埋まり、激しいレースに興奮していた。
 出場した牧野将勅さん(33)=神戸市=は「普段は山道をコースにするので難しいレースだった。大勢のお客さんの前で走るのは気持ちよかった」と話していた。

最終更新:8月15日15時59分

京都新聞



MTB KZ-100


部品メーカー、中国で“地産地消”拡充 京セラや日本電産

2010-08-16 16:34:54 | 会 party
2010.8.16 14:46

 京都の部品メーカーが、中国での工場建設など生産体制の拡充を相次いで打ち出している。欧州の財政危機や米国景気の不透明感などを受け、各社とも「成長の原動力はアジア」とみており、とりわけ中国の潜在需要の大きさは魅力だ。太陽電池や携帯電話、パソコンなどの市場拡大を見込んで“地産地消”の動きを加速させている。(牛島要平)

 京セラは天津の太陽電池パネル工場で新棟を建設しており、今年秋に完成予定。生産能力(出力換算)は現在の年間6万キロワットから、最終的には24万キロワットまで拡大する。同社は太陽電池パネルを日本、中国、欧州、北米で生産する「世界4極体制」を目指しており、「天津の増強で今後のアジア市場の成長に即応する」としている。

 中国では携帯電話やパソコンなどデジタル機器の需要も伸びており、即座に増産に動いたメーカーもみられる。

 オムロンは6月、携帯電話などモバイル機器に用いる中小型液晶用バックライトの工場を湖南省衡陽市に完成させた。同社の平成22年4~6月期は「中国など新興国でのデジタル機器を中心とする部品需要が好調に推移した」。蘇州など沿海部の工場に加え、内陸部の衡陽にも新設することで、より安価な労働力の確保を急ぐ。

 日本電産は7月、広東省韶関市で光ディスク用小型モーターなどの小規模工場の建設に着手し、来年2月に稼働開始予定。沿海部の同省東莞市にある工場の「分工場」の位置づけで、一部工程の移管により生産の合理化を進める。同社は大連でも、エコカー向けに市場拡大が予想される車載用モーターの新工場を来年1月に稼働させるなど、将来へ布石を打っている。

 村田製作所は7月、上海に4階建ての「電波暗室棟」を建設。現地の電子機器メーカーなどを対象に、電磁波障害の測定設備を無料で提供する。

 コンデンサーが主力の同社の4~6月期決算は、中国、香港、台湾の「中華圏」での売上高が46.7%を占めた。江蘇省無錫市の工場で新棟を建設中(来年4月稼働)だが、「電波暗室棟での測定サポートを通して当社の部品の販路を広げたい」と狙いを語る。

辻元衆院議員:離党意向に「えっ」 地元大阪は驚きと困惑

2010-08-05 15:28:37 | 士 cerebrity
辻元衆院議員:離党意向に「えっ」 地元大阪は驚きと困惑

 辻元清美前副国土交通相が26日、社民党から離党する意向を示したことを受け、地元・大阪の関係者や有権者らからは驚きや困惑した声が上がった。

 同党の大阪府連関係者によると、辻元氏は同日、重野安正・党幹事長と3、4時間にわたって話をしていたという。関係者は「驚いている。直接の理由は知らないが、辻元衆院議員は小選挙区の議員。支持者が社民、民主に分かれており、与党離脱後は選挙区事情が厳しくなって悩んでいた」と話した。

 辻元氏の地元、高槻市・三島郡選出の社民党の小沢福子・大阪府議は、離党の意向を知り「えっ」と声を詰まらせた。「全く聞いておらず、コメントのしようがない」と戸惑った様子だった。一方、昨夏の衆院選で辻元氏を応援した府内の民主党関係者は「参院選では対立関係だった。仮に民主へのくら替えを希望しても、うまくいかないだろう」とみている。

 また、有権者からも同様に驚きの声が聞かれた。

 辻元氏を支持してきた高槻市の男性(59)は、「与党離脱後は、無力感を感じていたのではないか」と心情を代弁した。「『権力への反発の精神』が魅力の人。離党すれば『民主に入るのではないか』と思われても仕方がない。支援者への説明が必要だ」と注文を付けた。大阪市内の社民党支持者の男性も「勇み足のような気がする。『護憲の党』である社民を抜けるのは寂しい」と語った。【福田隆、稲垣淳、遠藤孝康】