「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【福島県東部】霊山

2017-03-17 16:31:12 | ハイキング

                               護摩壇

【日 程】2017年3月17日(金)紅彩館泊
【山 域】阿武隈山地
【山 名】霊山
【メンバ】本人、妻
【天 候】晴れ時々曇り後雪
【参 考】新・分県登山ガイド福島県の山
【コース】紅彩館(9:00)→宝寿台(10:00)→護摩壇(11:00)→東物見岩(12:00)→日暮岩(13:20-40)→紅彩館(14:20)

昨年10月末以来4ヶ月以上も山から遠ざかり、今年の初山行になりました。
昨年9月に一昨年患った腰部脊柱間狭窄症の症状が再発しましたが、回復して10月末には一度は山に復帰できたのですが、その後、母の入院、死亡、葬儀とあってしばらく山に行けませんでした。
今回訪れた霊山は標高は825mと低いのですが古い歴史のある霊峰で、特に紅葉の時期に人気があるようです。麓には「こどもの村」が整備されていて、その一角に紅彩館という宿があり、3月16日から2泊して17日には霊山に登り、翌日は車で移動して「女神山」に登りました。
紅彩館へは福島駅から相馬行きのバスで霊山こどもの村バス停で下車します。宿まで歩いても行ける距離ですが、車で迎えに来てもらいました。前日の夜に雪が降ったため、綺麗な雪景色になっていました。
日帰りでお風呂に入ったり、食事に来る人はいましたが、宿泊客は私たち2人だけでした。霊山は紅葉の季節が良いとのことで、こどもの村も冬季の休業中だったので、シーズンオフということみたいです。温泉ではありませんが、広いお風呂も独り占めで食事もゆったりと楽しめました。
17日はゆっくり朝食をとってから出発しました。登山道に入ると雪がかなり積もっており、足跡も少しあます。ロングスパッツが役に立ちましたが、凍結している所は無くアイゼン不要でした。
霊山は突き出た岩が多く、それぞれに岩の名前の案内板が立てられています。初めは鍛冶小屋岩、次が宝寿台という岩で梯子がかけられて上に登ってみるとこどもの村と紅彩館が見下ろせます。次は見下し岩で宝寿台と同様の展望があり、その先の日暮岩入り口の分岐から周回コースがあります。宿の人にも勧められた時計回りの周回コースを取ることにして、分岐を左の国司沢・霊山城跡方面に進みます。
国司沢の看板がある所は前方の岩場の展望が開けており、紅葉の時季が素晴らしいようです。右に甲岩へのコースがありますが省略し、まっすぐ行くと大きなツララを見たりして、天狗の相撲場という所です。
次の護摩壇入口の前には「初めて霊山に来た人はぜひ護摩壇へ」という案内があり、左の分岐に入りました。護摩壇への分岐に入ると、親子でしょうか?大きい足跡と小さい足跡の二人の足跡だけになりました。いったん下って行くと雪も深くなり、風の通り道なのか強い風が吹いて来ました。「親不知・子不知」の看板があり、鎖場のトラバースを行くと岩壁の向こうに岩のトンネルがあります。展望もあり素晴らしい景観でした。
元の穏やかな道に合流して小広い霊山城跡から最高峰の東物見岩へ登り、さらに学問岩、三角点、蟻ノ戸渡りと進み、望洋台に至ります。展望はずっと良かったのですが、遠くの雪を被った安達太良山や吾妻連峰は霞んでいました。
弁天岩方面へと下り、五百羅漢岩を過ぎて弁天岩入口がありますが、弁天岩には寄りませんでした。次の日暮岩には梯子がかけてあり、上に登ると雪の無い所があったので、腰をおろして景色を眺めながら軽く昼食をとりました。
周回コースの入口に戻り、宿へと下る途中に雪がちらつき始め、帰り着く前にひどい降りになったので宿の人に心配されてしまいました。
翌日に登った「女神山」についてはあらためて書きます。

 

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