「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【北海道】礼文島・桃岩展望台コース

2016-06-30 23:44:58 | ハイキング

               桃岩展望台コースから元地海岸を見下ろす

【日 程】2016年6月30日(木)礼文島内から日帰り
【山 域】北海道礼文島
【メンバ】本人、妻
【天 候】快晴
【参 考】山と高原地図1利尻・羅臼(昭文社)
【コース】桃岩登山口(9:20)→元地灯台(11:50)→北のカナリアパーク(12:50-14:30)→第2差閉バス停(14:45)

この日は礼文島北部にある久種湖キャンプ場から南部にある桃岩荘へ宿替えするので、荷物を持ってバスに乗り、フェリーターミナルまで行きます。
桃岩荘のヘルパー(スタッフ)が礼文島から帰る宿泊者の送迎に来ているので、桃岩荘の車に荷物をあずけるとともに、途中まで乗せていってもらい、バス停がある桃岩登山口で降ろしてもらいました。
朝から快晴で夕日が沈むまで雲がほとんど無い最高の天気でした。
登山口から登り始めるとレブンシオガマ、チシマフウロ、レブンキンバイソウなどが咲いていますが、特にイブキトラノオが今を盛りと咲き誇っています。
桃岩展望台は団体さんもいて賑わっていました。
ここから元地灯台に向かうコースは緑に覆われたなだらかな起伏ながら、海側は切れ落ちて言葉では表現が難しいほどの美しい景色が広がっています。
青い空と海、緑の中に色とりどりの花が咲いており、登りついた「つばめ山」からは桃岩荘から元地海岸を含む美しい展望が得られました。
元地灯台から利尻山を正面に見ながら下っていきます。
知床漁港に下り着き、北のカナリアパークへ車道を登って行きます。
北のカナリアパークでは2時間近くもゆっくりしたあと、先へ進んで下っていくと15分で第2差閉バス停に着きました。

 

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【北海道】礼文島・8時間コース南部

2016-06-29 21:12:37 | ハイキング

               宇遠内からアナマ岩への海岸歩き

【日 程】2016年6月29日(水)礼文島内から日帰り
【山 域】北海道礼文島
【メンバ】本人、妻
【天 候】晴れのち曇り
【参 考】山と高原地図1利尻・羅臼(昭文社)
【コース】香深井(8:30)→宇遠内(11:00-11:45)→召国分岐(16:00)→久種湖キャンプ場

前の日は久種湖キャンプ場からスコトン岬まで8時間コースの一部を歩いたので、この日は残りを歩くつもりでした。
まず、キャンプ場からバスに乗って香深井で下車します。
宇遠内に向かう道沿いに礼文島のもう一つのキャンプ場「緑ヶ丘公園」があるのでちょっと寄ってみました。キャンプ場の施設の前に広いグラウンドがあって、そこから利尻山が良く見えます。緑ヶ丘公園は森の中のテントサイトだけの小さいキャンプ場ですが、緑濃い中に綺麗な花も咲いて落ち着いた雰囲気でした。
戻って先へ進むと舗装道終点にある案内にはこちらから行くのは逆コースで、案内板も逆コース用には作られていないので注意するように書かれていました。
舗装道終点からは長い緩やかな登りになります。利尻島では花盛りだったマイヅルソウはここではすでに実を付けていました。ヨツバシオガマが多く、下りに変わって海が見え、水が流れる沢沿いにヒオウギアヤメが、反対側の岩場にフタナミソウが咲いていました。
海岸に出た所でまだ先が長いのに休憩所に入り、ビールとソイの刺身、タコの刺身、味噌汁を頂いてゆっくりしました。
ここからアナマ岩までは海岸歩きになり、岩の上は踏み跡も残らないので適当なルートを行きます。この日は午前中素晴らしい天気で、青い海が綺麗でした。
アナマ岩からは海岸から離れ、急斜面を登ります。登りついたあたりではチシマギキョウが見られました。また、その先ではレブンウスユキソウも咲いていました。
その後、樹林帯に入ると森の中の単調な道になります。さらにその後に出てくる笹原がまた長く、やっとのことで召国分岐に至ります。このあたりから天気が怪しくなり、風が強まり、ガスも出て来ました。
前の日は澄海岬を省略したので、この日に歩こうと思っていたのですが、天気が悪くなったのでやめて直接、浜中方面に向かいました。
休憩もあまり取らずにあるいて来たので、妻も疲れてしまい、浜中バス停の待合所でしばらく休憩してからキャンプ場に向かいました。

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【北海道】礼文島・久種湖キャンプ場からスコトン岬

2016-06-28 23:18:16 | ハイキング

              スコトン岬から見る海驢島(トド島)

【日 程】2016年6月28日(火)礼文島内から日帰り
【山 域】北海道礼文島
【山 名】ゴロタ山(ゴロタ岬)
【メンバ】本人、妻
【天 候】晴れのち曇り
【参 考】山と高原地図1利尻・羅臼(昭文社)
【コース】久種湖キャンプ場(12:50)→ゴロタ海岸(13:50)→ゴロタ岬(15:10)→スコトン岬(16:50)

この日は利尻島から朝一番のフェリーで礼文島に渡りました。利尻岳は雲がかかったり頂上が見えたりと不安定でしたが、前日よりは展望が期待できそうでした。出港の時、前日利尻岳の登山口に送ってくれた方が、大漁旗と太鼓で見送ってくれました。
礼文島のフェリーターミナルからはバスで久種湖キャンプ場に向かいます。自由乗降区間なのでキャンプ場の前で降ろしてもらい、管理棟で手続きすると、まだ午前中でしたがバンガローに入れてくれました。
キャンプ場からスコトン岬へのコースは、バスの本数が少ないので先にバスでスコトン岬まで行ってから歩くほうが良いのですが、次のバスまで待ち時間が長いため、逆コースを行くことにしました。
まず、路線バスが通る道を歩いて浜中バス停に向かいます。歩き始めた時は天気が良くて、青い海の向こうに海驢島(トド島)が綺麗に見えていました。
浜中バス停から左の澄海岬方面に分岐する車道を行きます。日差しが強いのですが風が強いので暑くありません。
澄海岬方面に向かう観光バスが通る道で、途中にアツモリソウ群生地がありますが花の時期が過ぎており、閉鎖されていました。
初めは澄海岬まで行く予定でしたが、斜め右に分岐する道から親子連れが来るのを見て予定を変えて、この道に入りました。スコトン岬からの最終バスに間に合わないと困るので、澄海岬は翌日に訪れても良いと思いました。
この道は海の近くで右手に木製の階段が作られていて、さらにショートカットして海岸(ゴロタノ浜)に下りることができました。海岸沿いの道はカンゾウやハマエンドウなどが見られます。
やがてゴロタ岬への階段状の登りになると、ヨツバシオガマ、チシマフウロ、センダイハギなど花の種類も多くなり、上から見下ろすスコトン岬方面の地形が良くわかりますが、天気が怪しくなり、ゴロタ岬ではガスもかかってきました。
ここまでほとんど人には出会いませんでしたが、ゴロタ岬からはスコトン岬方面から往復するガイド付き団体に出会いました。
ゴロタ岬とそこからの下りはお花畑の中を行くようでした。車道に出て、アンテナの見えるピークに登ってみましたが、踏み跡程度の道でハイキングコースではなさそうです。ピークから不明瞭な踏み跡を辿ると、車道に出た所は銭屋五兵衛の碑が立っていました。
あとは車道を行き、鮑古丹の分岐を過ぎます。この鮑古丹からのルートを通った方が良かったとあとで思いました。
スコトン岬に着いた時はすっかり雲って風も強く、寒々しい北の果てという感じがしました。
最終バスまで一時間ほど待ち時間があったので、土産物屋に入っておつまみを買い、奥のカフェでコンブエキスが入っているというビールを美味しくいただきました。

 

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【北海道】利尻島・利尻山

2016-06-27 21:08:49 | ハイキング

                    長官山から山頂方面

【日 程】2016年6月27日(月)利尻島内から日帰り
【山 域】北海道利尻島
【山 名】利尻山
【メンバ】本人、妻
【天 候】曇りのち晴れ
【参 考】山と高原地図1利尻・羅臼(昭文社)
【コース】鴛泊コース登山口(4:20)→利尻岳山小屋(8:30)→山頂(10:40-11:00)→鴛泊コース登山口(16:30)

前日に宿泊した利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」のバンガローは料金がやや高いのですが、布団やストーブ、電気ポットが備えてあり、すぐ近くに温泉もあるのでとても快適でした。
利尻島ファミリーキャンプ場から登山口までは歩くと一時間程度かかるのですが、同じキャンプ場で長期のテント泊をしている親切な方が車で登山口まで送ってくれ、4時少し過ぎには歩き出すことができました。妻は時間的に不安を持っていたので、たいへん助かりました。一般的な民宿で送ってくれる場合は登山口に5時ぐらいが普通のようです。
なお、予約したときにバンガローはこの日しか空いておらず、(もっと高いコテージは空いてましたが)連泊できないため、登山に不要な荷物はまとめて管理棟の外に置かせてもらいました。
登山口にはもう一つのキャンプ場「利尻北麓キャンプ場」があり、温泉のことを考えなければ相当早い出発ができて便利です。この日、早朝は天気が期待できそうでしたが、曇ってきました。
歩き始めてすぐに甘露泉水があり、左に姫沼への道を分けます。4合目から5合目にかけてマイズルソウの群落が花を咲かせています。これほどの群落は初めて見ました。
5合目を過ぎると視界が開けてきて、雲は多いながらも隣の礼文島が見えていました。樹林帯を歩いているときはあまり感じなかったのですが開けた所では風が強く、体感温度がぐっと下がります。
8合目の長官山で利尻山の頂上が見えてくるはずですが、残念ながらすでに雲に覆われていました。少し下った鞍部にある避難小屋の利尻岳山小屋を過ぎて、いよいよきつい登りになります。ここからはエゾノハクサンイチゲの群落が花を咲かせていました。
向かって右が崩れて切れ落ちたあたりでは特に風が強く、慎重に行きます。風が吹きすさぶ場所では厳しい姿の利尻山ですが、風の無い場所に出ると鳥のさえずりが聞こえて来て、うそみたいにのどかな雰囲気になります。
山頂は小さな祠があり、多くの人がいました。写真を撮ったりして、しばらく頂上にいましたが、残念ながら展望は全く無いままでした。
山頂からは登ってきたコースを下ると、9合目の手前で日が差して青い海が見えてきました。長官山で振り返ると山頂にはしつこそうな笠雲がべったり張り付いていました。
山頂で展望が無かったのは残念でしたが、青い海を見下ろせたのはせめてもの慰めでした。

 

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【足尾周辺】中尾根コースから袈裟丸山最高点

2016-06-20 21:51:33 | 道不明瞭

                     袈裟丸山(1,961mピーク)

【日 程】2016年6月19日(日)日帰り予定
【山 域】足尾周辺
【山 名】袈裟丸山(1,961mピーク)
【メンバ】単独
【天 候】曇りのち雨
【コース】原向駅(9:10)→中尾根取付(11:10)→縦走路(14:15)→袈裟丸山(15:35)→小法師尾根入口(16:30)→原向駅(20:10)

餅ヶ瀬川沿いの長い林道歩きから中尾根を登って縦走路に出て尾根を北に向かい袈裟丸山の最高点に登り、小法師尾根の途中から餅ヶ瀬川沿いの林道に下りました。
時間がかかることは予想していたのですが、小法師尾根を途中で端折って林道に下れば最終の電車には間に合うのではないかと考えたのが甘い判断でした。
日が長い時期なので暗くなる前に林道には出ましたが、最終の電車に乗り遅れ、原向の駅舎に泊まることになってしまいました。

中尾根は4年前に登ったことがあり、縦走路に出てから南に向かい中袈裟、後袈裟丸山、前袈裟丸山を経由して折場登山口に下ったことがあります。この時も折場登山口からが長く、途中で暗くなりました。
今回、縦走路に出てから雨に降られ見通しが利かず、目印はあるものの踏み跡が不明瞭でルート判断にも時間を取られました。縦走路中で現在位置がはっきりわかる標識は袈裟丸山の最高点(写真)と小法師尾根入口ぐらいでした。
小法師尾根入口は前に地形図を見ていて、はじめ沢状を下って途中から尾根に乗るのだなと思ってはいましたが、この時はその事を忘れて少し迷って時間をロスしました。そして小法師尾根を途中で端折るのがちょっと早すぎたため、沢に沿って下ることになり時間がかかりました。
さらに沢を下る途中から林道を探して左岸を登り、林道に出たもののこの林道がぼろぼろであちこちの崩壊部分を通過するのに時間がかかってしまいました。この林道には熊にでもやられたのか、鹿の頭蓋骨が白骨化してそこら中に転がっていて気持ちの悪い思いをしました。最後は林道を走って下ろうかと思いましたが、足の力が尽きて息も上がらないのに足が出なくなってしまいました。

原向の駅舎は無人ですが外にはトイレも水のみ場もあり、しっかりした建物で壁に沿って長椅子が作りつけてあり、障害者の施設で作られて寄贈されたマットが備えてあります。北海道の大和君みたいにマットの間に挟まって寝ると良く眠れました。(笑)
夜中に一時はげしく雨が降りましたが、朝には上がって青空が綺麗で、霧の中から始発の電車が現れた様子は感動的でした。
わたらせ渓谷鉄道は大部分の駅で乗り降りしたことがあるほど良く使っていますが、とうとう駅舎の寝泊りまで経験してしまいました。

なお、4年前に中尾根から中袈裟、後袈裟丸山、前袈裟丸山を経由して折場登山口に下った報告はこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20120530
また、小法師尾根は5年前の5月に巣神山経由小法師岳までは登ったことがあります。
http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20110519

 

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【高尾・陣馬】孫と二度目の高尾山

2016-06-11 22:41:11 | ハイキング

                 高尾山のエアポケット(神変山園地)

【日 程】2016年6月11日(土)日帰り
【山 域】高尾・陣馬
【メンバ】本人、妻、孫
【天 候】晴れ
【コース】高尾山口駅(10:30)→高尾山リフト下(11:00-30)→神変山園地(12:50-13:30)→高尾山リフト下(15:20)

梅雨の晴れ間に3歳になった孫と高尾山に行きましたが、高尾山の登山口前にある池でめだかやおたまじゃくしと遊んだり、細い木の枝を拾って山道の枯葉を掃除?したりと道草ばかりする孫に苦戦して、リフトを往復使っても途中の神変山園地までしかいけませんでした。
リフト上から2号路を左回りに歩いて浄心門に出て、1号路と4号路の中間の道を登って久しぶりに神変山園地を訪れました。子供が小さい頃は良く来たところですが、大混雑の高尾山にあって相変わらずエアポケットみたいに人がいない場所です。
ゆっくりお昼を食べてから来た道を下りました。
暑い日と覚悟していましたが、1号路以外は日蔭だったので涼しく歩けました。

 

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