シロヤシオと高山(中禅寺湖南岸から)
黒檜岳へ登るのに大和田沢を遡行した以外は、すべてハイキング・コースです。大和田沢は平凡な沢で登山靴で登れますが、つめは落石の危険が大きく注意が必要です。
花情報としては、高山では頂上からの下りにミツバツツジが群生しており、まだ蕾も多く全部開花したら見ものだと思いました。そのほかシャクナゲも見ごろです。中禅寺湖南岸は一昨年の同じ日に歩いたときシャクナゲが一斉に開花して最高だったのですが、今年のシャクナゲは全然だめでした。シロヤシオは見ごろです。黒檜岳から下るコースは下部でシャクナゲもけっこう見られました。株によって花付が良かったり、全くダメだったりと格差があります。
【日 程】2007年5月28日(月)日帰り
【山 域】日光
【山 名】高山、黒檜岳
【メンバ】単独
【天 候】晴れ時々曇り
【参 考】分県登山ガイド8栃木県の山、地形図(http://watchizu.gsi.go.jp/)中禅寺湖 [北西]
【コース】滝上登山口(8:30)→高山(9:30)→熊窪(10:10)→大和田沢(11:10)→黒檜岳(13:40)→千手ヶ浜バス停(14:45)
一昨年の同じ日に中禅寺湖南岸を歩いたとき、シャクナゲがすごい咲き方をしていて忘れられなく、ネットで情報を集めたが、今年はどうもダメそう。それでも様子を見てみたいという気持ちもあり、また、広々として気持ちよく歩けそうな大和田沢にも興味があった。それに加えて、まだ歩いてなかった熊窪を組み合わせてコースを設定した。
東武日光駅からバスのつもりだったが、タクシーの客引きに乗った。気温が低く、一時的に雲がかなり出てきて天気にやや不安があったが、登山口に着くと青空が広がってきた。ミツバツツジとシャクナゲを見ながら男女二組を追い越して頂上に着く。高山からの下りはミツバツツジが群生しており開花しているもの、蕾のものが半々くらい。全部の開花は今週末ぐらいだろうか。
鞍部から新緑のすばらしい熊窪を下って誰もいない湖畔に出て少しゆっくりする。湖と空の青、砂浜と雲の白、新緑の緑にミツバツツジの赤が混じる。湖畔を歩き、千手ヶ浜を経由して南岸に入る。やがてシャクナゲの群落が現れるが花は情けないほど付いていない。ミツバツツジも少ないがシロヤシオは見ごろだった。
広々とした大和田沢に出て右岸の尾根に近いところから入る。素晴らしい新緑の中を歩くうちに沢の水音が高まってくる。湖岸では涸れていたがけっこう水量のある沢だった。沢が狭まってきて流れに近づくと赤い目印やかすかな踏み跡もあった。二俣が二度現われるがいずれもはっきり本流とわかる右を選ぶ。その次に出てくる二俣は左を取るように石に赤い矢印が書かれている。ここは印がなかったら右を取りそうな所だ。
水流が消え、沢は再び開けてくる。何かがさがさ音がすると思ったら鹿が逃げていくのが見えた。沢の中では動物の骨を3、4回も見かけた。こんなに見かけたのは初めてのこと。鹿が増えているせいだろうか。開けた沢がまた狭まり、水流も復活する。傾斜が強まりようやく水が消えると二俣で真っ直ぐは土砂で埋まった急斜面になる。右のガレた沢を登るがさらに斜度が増して落石の危険を感じ、左手の樹林帯に入る。はじめはコメツガにシャクナゲの混じる急な尾根で歩きにくいが、シャクナゲが消え、傾斜も緩んで歩きやすくなると、黒檜岳から社山に向かう登山道の目印を見つけすぐに山頂に着いた。
頂上付近はまだ雪がかなり残っていた。下山路はシャクナゲが多いが上部は蕾もほとんど見られない。しかし下っていくにつれだんだん花も見られるようになった。しっかり花が付いている株もあれば全く花の付かない株もあるが、比較的良い方だと思う。シロヤシオ、ミツバツツジも見られた。千手ヶ浜バス停14時45分発の低公害バスに乗ろうとして急いで下り、最後は走って何とか間に合わせた。
黒檜岳へ登るのに大和田沢を遡行した以外は、すべてハイキング・コースです。大和田沢は平凡な沢で登山靴で登れますが、つめは落石の危険が大きく注意が必要です。
花情報としては、高山では頂上からの下りにミツバツツジが群生しており、まだ蕾も多く全部開花したら見ものだと思いました。そのほかシャクナゲも見ごろです。中禅寺湖南岸は一昨年の同じ日に歩いたときシャクナゲが一斉に開花して最高だったのですが、今年のシャクナゲは全然だめでした。シロヤシオは見ごろです。黒檜岳から下るコースは下部でシャクナゲもけっこう見られました。株によって花付が良かったり、全くダメだったりと格差があります。
【日 程】2007年5月28日(月)日帰り
【山 域】日光
【山 名】高山、黒檜岳
【メンバ】単独
【天 候】晴れ時々曇り
【参 考】分県登山ガイド8栃木県の山、地形図(http://watchizu.gsi.go.jp/)中禅寺湖 [北西]
【コース】滝上登山口(8:30)→高山(9:30)→熊窪(10:10)→大和田沢(11:10)→黒檜岳(13:40)→千手ヶ浜バス停(14:45)
一昨年の同じ日に中禅寺湖南岸を歩いたとき、シャクナゲがすごい咲き方をしていて忘れられなく、ネットで情報を集めたが、今年はどうもダメそう。それでも様子を見てみたいという気持ちもあり、また、広々として気持ちよく歩けそうな大和田沢にも興味があった。それに加えて、まだ歩いてなかった熊窪を組み合わせてコースを設定した。
東武日光駅からバスのつもりだったが、タクシーの客引きに乗った。気温が低く、一時的に雲がかなり出てきて天気にやや不安があったが、登山口に着くと青空が広がってきた。ミツバツツジとシャクナゲを見ながら男女二組を追い越して頂上に着く。高山からの下りはミツバツツジが群生しており開花しているもの、蕾のものが半々くらい。全部の開花は今週末ぐらいだろうか。
鞍部から新緑のすばらしい熊窪を下って誰もいない湖畔に出て少しゆっくりする。湖と空の青、砂浜と雲の白、新緑の緑にミツバツツジの赤が混じる。湖畔を歩き、千手ヶ浜を経由して南岸に入る。やがてシャクナゲの群落が現れるが花は情けないほど付いていない。ミツバツツジも少ないがシロヤシオは見ごろだった。
広々とした大和田沢に出て右岸の尾根に近いところから入る。素晴らしい新緑の中を歩くうちに沢の水音が高まってくる。湖岸では涸れていたがけっこう水量のある沢だった。沢が狭まってきて流れに近づくと赤い目印やかすかな踏み跡もあった。二俣が二度現われるがいずれもはっきり本流とわかる右を選ぶ。その次に出てくる二俣は左を取るように石に赤い矢印が書かれている。ここは印がなかったら右を取りそうな所だ。
水流が消え、沢は再び開けてくる。何かがさがさ音がすると思ったら鹿が逃げていくのが見えた。沢の中では動物の骨を3、4回も見かけた。こんなに見かけたのは初めてのこと。鹿が増えているせいだろうか。開けた沢がまた狭まり、水流も復活する。傾斜が強まりようやく水が消えると二俣で真っ直ぐは土砂で埋まった急斜面になる。右のガレた沢を登るがさらに斜度が増して落石の危険を感じ、左手の樹林帯に入る。はじめはコメツガにシャクナゲの混じる急な尾根で歩きにくいが、シャクナゲが消え、傾斜も緩んで歩きやすくなると、黒檜岳から社山に向かう登山道の目印を見つけすぐに山頂に着いた。
頂上付近はまだ雪がかなり残っていた。下山路はシャクナゲが多いが上部は蕾もほとんど見られない。しかし下っていくにつれだんだん花も見られるようになった。しっかり花が付いている株もあれば全く花の付かない株もあるが、比較的良い方だと思う。シロヤシオ、ミツバツツジも見られた。千手ヶ浜バス停14時45分発の低公害バスに乗ろうとして急いで下り、最後は走って何とか間に合わせた。
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