「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【丹 沢】西丹沢自然教室から権現山、畦ヶ丸、屏風岩山

2013-01-31 23:52:02 | 道不明瞭

                         畦ヶ丸山頂

【日 程】2013年1月31日(木)日帰り
【山 域】丹沢
【山 名】権現山、畦ヶ丸、屏風岩山
【メンバ】単独
【天 候】晴れ
【参 考】電子国土地形図
【コース】西丹沢自然教室バス停(8:30)→権現山(11:10)→畦ヶ丸(12:50)→屏風岩山(14:45)→細川橋バス停(16:20)

平日で西丹沢自然教室バス停で下車したのは私一人でした。車で来ている登山者は何人かいました。西沢沿いの登山道は踏みつけられた雪が凍結して滑りやすくなっています。
下棚を見物しに行ったところ(凍結なし)、手前の痩せ尾根が登れそうに見えて取り付きました。ところが危なっかしい急登の連続する全く悪いルートで、左から上がって来る穏やかな道に抜け出た時はほっとしました。積雪は少なめで、地面が出ている所もありました。権現山と畦ヶ丸を繋ぐ尾根の分岐まで登って権現山を往復します。道標は朽ちたままで山名板もありません。頂上付近には富士山が比較的良く見える少し開けた所がありました。また、山頂から東方向に下るルートに赤テープの目印が続いているようでした。
尾根の分岐に戻って畦ヶ丸に向います。暖かい日で右手の木の間越しに大室山方面の展望を楽しみなが気持ち良く歩けました。しかし畦ヶ丸への登りはきつく、頂上直下では笹薮の中に動物の足跡が続く細いルートを登ります。最後に雪が降ってから数日経つかと思いますが、登りはじめからここまで人間の足跡は見られませんでした。畦ヶ丸頂上で合流するメインルートは歩く人が多く、雪が良く踏み固められています。休憩していると男性一人が登って来ました。私と逆コースで下るつもりとのことで、コース状況を話しました。
畦ヶ丸からは大滝峠に向います。バスの時間が中途半端なので大滝沢コースには下らず、屏風岩山を越えて二本杉峠から上ノ原に下りました。屏風岩山あたりは、逆方向を向いた一人だけの足跡が見られました。

 

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【丹 沢】玄倉~大杉山~956mP~和田

2013-01-26 20:58:27 | 道不明瞭

                     762mピーク付近から箒沢方面

【日 程】2013年1月26日(土)日帰り
【山 域】丹沢
【山 名】遠見山(戸沢ノ頭)、大杉山、小割沢ノ頭(845m)
【メンバ】単独
【天 候】晴れ
【参 考】電子国土地形図、ヤマレコ(HP)
【コース】玄倉バス停(8:15)→遠見山(10:20)→大杉山(11:00)→小割沢ノ頭(11:20)→956mピーク(12:40)→762mピーク(13:40)→和田バス停(14:40)

玄倉バス停で下車するとバス停で待っていた女性から登山届の用紙を渡されました。大杉山のコースを記載すると「道に迷う方が多いので注意してください」との忠告を頂きました。いっしょに下車したもう一人の方は石棚山を目指すとのことでした。先週に降雪直後の箱根の白銀山頂上付近でロングスパッツの上まで潜る積雪でしたので、迷いながらスノーシューを持って来ましたが、今回は不要でした。
玄倉川橋を渡って左へ行き、林道擁壁に作られている階段を使って取り付きます。左手に富士山も見えてきますが、残念ながら頂上付近は雲に隠れています。登りついた723mピークにわずかに雪が残っていました。次の880mピークにはフェンスがあって遠見山と書かれた透明の板が掛かっていました。
ここから大杉山までフェンスがずっと続いています。またこの間は歩くのに少し抵抗を受けるくらいの積雪がありました。大杉山を過ぎると雪は少なくなり、いったん下って登り返した845mピークには「水源の森」を示す杭に「小割沢ノ頭」と書き込まれていました。小割沢ノ頭で正面に956mピークが見えますが、尾根が左右に分かれています。ここには目印が無く、見たところ方向違いに思えますが、右の尾根を下って小ピークに登り返すと目印があります。あとは956mピークまで比較的明瞭です。右手には石棚山、同角ノ頭が木の間越しに見えています。登りついた956mピークには山名板などは見当たりません。
やや早い時刻ですがここから下ることにしました。ピークの西側が大きく崩壊しており、大室山、加入道山方面の展望が開けています。その南側の幅広い尾根を下りますが、幅広なので何度か地形図で確認し、所々で見られる目印も確認します。762mピークの鞍部付近は両側が切れ落ちた急斜面で慎重に下ります。右手が開け、箒沢あたりを見下ろして左手前に権現山、右奥に大室山の展望がありました(写真)。
この鞍部からの登りだけ丸太による道の整備がなされていました。762mピーク頂上からは中川温泉方面に続く尾根を下る予定でしたが、この尾根に入るのを妨害するようにフェンスが作られていたので、まっすぐ続く尾根を下ることにしました。途中、何度も右に目印が見られましたが、すべて無視してまっすぐ尾根を下りました。最後の小ピークの手前で右の沢に下りましたが、滝を巻いて下る所もあり、もっと手前で尾根の分岐に入ったほうが楽だったかも知れません。
中川川の川原に出て渡渉になるかと思いましたが、飛び石を伝って渡れました。さらに、高い道路擁壁を登らないと道路に出られないのですが、下流へ少し歩くと石積されている所があって登ることができ、ガードレールを越えて道路に出ました。

 

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【箱 根】三所山、白銀山

2013-01-15 23:37:50 | 道不明瞭

                駒ケ岳と神山の間から頭を出す富士山

【日 程】2013年1月15日(火)日帰り
【山 域】箱根
【山 名】三所山、白銀山
【メンバ】単独
【天 候】晴れのち曇り
【参 考】山と高原地図29箱根(昭文社)
【コース】箱根湯本駅(8:30)→406.4三角点(9:40)→三所山(12:00)→白銀山(13:30)→畑宿バス停(15:30)

昨年、一昨年に続き、降雪直後の箱根を歩きました。都心の道路にはかなりの雪が残っていたのですが、箱根の町には道路に全く雪がありません。山の雪も物足りないぐらいかなと思って歩き出したのですが、登るにつれて積雪が増えて、千メートルにも満たない頂上ですが、ロングスパッツの上まで潜るほどの積雪がありました。箱根の雪は水を含んで重く、頂上付近のわずかな距離のラッセルで体力と時間を消耗しました。時間に余裕があれば下ってからさらに鷹巣山、浅間山も登って箱根湯本まで歩いて戻ろうと思っていましたが、すっかり疲れて時間も無くなり、畑宿バス停からバスで戻りました。展望については木の間越しに丹沢や明神ヶ岳、駒ヶ岳など見えるのですが、写真に撮れるほど開けている場所はありません。三所山を過ぎて樹林の切れ目がわずかに広がりましたが、朝のうちの快晴がこの時にはすでに曇りに変わってしまいました(写真)。

登山口は白銀林道が箱根新道の下を通ってからカーブする手前に右に分岐があり、入口には鎖が掛かっています。下っていくと堰堤の前で沢を渡った所に目印があって登り口となります。踏み跡ははっきりしていてテープなどの目印も多くあります。登り始めてすぐ左が竹林となっている所に「高電圧 危険 ストロボ電柵器使用中」という札があって電線が通っていました。406.4三角点を越えてから雪が増えてきて、途中でスパッツを着けました。三所山には山名板が二枚ありました。その後、急斜面にちょっとした岩場が出てきます。雪が無ければ問題ない所かも知れません。次に昭文社の地図では「老懐山」というのがあるようですが、山名板は確認できませんでした。白銀山へはなだらかな登りになりますが、このあたりから進むのに苦労するほど雪が深くなりました。白銀山の三角点も山名板も雪に埋もれて確認できませんでしたが、アンテナ施設を見たので頂上は踏んでいるはずです。右へ下りにかかるとそれまでのラッセルが嘘のように楽になりました。箱根新道に下って左へ少し行き、新道がカーブするところから左のガードレールを越えると目印があり、辿っていくと石だたみの道に出ます。箱根新道を橋で渡って畑宿バス停に出ました。

 

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【佐野市周辺】唐沢山から京路戸山

2013-01-11 23:10:49 | ハイキング

                 290.3m三角点から葛生方面の展望

【日 程】2013年1月11日(金)日帰り
【山 域】栃木県南
【山 名】唐沢山、高鳥屋、貝吹鳥屋(梵天)、京路戸山
【メンバ】本人、妻
【天 候】快晴
【コース】田沼駅(9:40)→唐沢山(11:00)→高鳥屋(12:40)→京路戸山(14:00)→多田駅(15:00)

太田と桐生の間にある茶臼山に行くつもりでしたが、ダイヤの乱れで予定の電車に乗り損ない、行き先を昨年11月に訪れたばかりの唐沢山に変更しました。今回は田沼駅から前回と逆のコースを辿ることにしました。
唐沢山への登りは最初に車道の左にある細い山道に入って車道をショートカットしたため、途中にある登山道の入り口を過ぎてしまい、そのまま車道を歩くはめになりました。でも、この車道歩きは展望が良くて、地元の人の早朝の散歩なのか下ってくる人が何人かいました。天気は最高で天狗岩からは富士山をはじめ、赤城山、袈裟丸、皇海山、奥白根山、男体山などが見渡せました。南城跡からの見晴らしでは東京スカイツリーも見えました。
唐沢山からは諏訪岳方面に向います。前回はほとんど巻き道を通ったのですが、今度は全てのピークを拾って行きました。キャンプ場を過ぎ、三角点のある290.3mピークへはなかなかの急登です。登り着いた三角点は左右に分岐のある十字路となっていて、天狗岩と同様の展望に加えて岩船山や葛生方面の展望など天狗岩以上に広い展望があります。真ん中の尾根に沿った道の先に小さい石祠があり、その脇の木に「高鳥屋 壱千回登山 H19.7~23.6 佐野ふるさとガイド 金子」と記された札が取り付けられています。四年間で千回とはすごいペースで驚きです。
三角点の十字路に戻り、唐沢山に向って左(東)の分岐を下ると縦走路に戻りました。見晴休息所(見晴し無し)を過ぎ、292mピークへ登ります。木のずいぶん高い箇所に「貝吹鳥屋(梵天)292m」と記された札が取り付けられていました。あまりに高いので読みづらく、「貝吹」は間違っているかも知れません。このピークでは展望が無く、急下降で縦走路に戻ります。次に「京路戸峠 0.3km」の標識がある所から京路戸山に登りました。道はやや不明瞭になっています。京路戸山の頂上にはしめ縄が張られ、参拝方法が書かれた札が掛かっています。祠や仏像は無いので、向こうに見える男体山などの山に向って参拝するのでしょうか。この頂上で唐沢山を過ぎてから初めて人に出会いました。縦走路に下ると、こちらの京路戸山への登り口には「この先、行き止まり」の札がありました。道はあるのですが、事故を心配してのことでしょうか。
京路戸峠から今回は諏訪岳を省略して多田駅に出ました。

 

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