(注)このブログのスタートは2005年4月8日ですが、それ以前に@nifty「山のフォーラム」に投稿したレポを日付を遡って転載しました。
マツカサ拾いを兼ねて、川乗山に登りました。冬枯れで日も短く、下りで暗くなってしまいました。
【日 程】2004年11月27日(土)
【山 名】川乗山
【メンバ】本人、妻、次女
【天 候】快晴
【コース】鳩ノ巣駅(8:30)→大根山の神(9:30)→大ダワ(11:00)→舟井戸(12:30)→山頂(13:00-45)→赤久奈山(16:00)→真名井林道(16:30)→北川橋バス停(17:55)
【参 考】山と高原地図23奥多摩
一昨年、鳥屋戸尾根でマツカサを大量に拾ってきた。その隣の川乗山でも拾えるのではないかとマツカサ拾いを兼ねて出かけた。
鳩ノ巣駅で下車する。このところいい天気が続き、今日も快晴で風もない。登り始めの見晴らしのいいところでは山並みがくっきり見える。樹林帯に入ってやがて大根山の神へ。そのすぐ上が台地状になっていて車が停まっている。ここまで林道が延びてきていたのだった。右に巻き道を見て、台地状から急登する。この先で数は多くないがマツカサを見つけて拾う。
しばらく続く暗い単調な植林帯が終わると、落葉した明るい樹林帯になり落ち葉のラッセルが気持ちいい。傾斜が緩んでくるとやがて大ダワへ。ここで果物を食べたりして一休み。分かれ道は鋸尾根を避けて右の巻き道に入る。この巻き道は沢状をトラバースする部分が多く、梯子が渡してあるものの、落ちたりしないよう注意が必要だ。巻き道が登りに転じて、やがて傾斜が緩んだところが舟井戸。このあたりで、娘が腰のあたりの違和感を訴える。高3のため、勉強に時間を取られ、運動不足がたたったようだ。この先で再びマツカサを見つけて拾う。
正午ぐらいには山頂に着くと思っていたのだが、マツカサ拾いもあってペースが遅いため、山頂に着いたのは午後1時。山頂からは雪をかぶった富士山がよく見えた。ベンチに腰をかけ、お湯を沸かし、おにぎり、カップラーメン、スープなどでお昼とする。ここでもゆっくりしてしまう。下りは赤杭尾根を取った。さっさと下りたかったが、娘も妻も足取りが重い。この尾根でもマツカサを見つけて拾うため、ますます時間が遅れる。赤久奈山付近で午後4時、暗くなるまでに山道を出られるか、かなり怪しくなってきた。
この先、山道が尾根からはずれて右へ下る部分で、尾根通しに行く踏み跡とその先の赤テープに気づいた。このまま尾根通しに行けそうだ。道が不明瞭だが、赤テープに引かれていくうちに、その赤テープを見失う。雪山用の目印だったかなと思うが、今さら戻っても、山道で暗くなるのは間違いない。さいわい傾斜も強くなく、藪っぽくもないし、暗くなる前に真名井林道に出られそうなので、そのまま下ることにした。
やがて林道が見えたものの、林道に出る部分が3mほどの崖になっていた。降りられそうな所を探すが、あたりは藪っぽく自由に動き回る訳にいかない。それでも木の根を頼りに自分だけは下れた。しかし妻と娘に同じところを下れというのは酷なので、林道の前後を探して見ると、コンクリで簡易な階段が作られていた。ここから登って、二人を誘導した。林道ぎわが藪が薄いが林道に転落しないよう注意を促しながら、ようやく三人とも林道に降り立つ。
とりあえず、明るい内に林道に出られた。しかし、ここからは川井駅に出ることになるので先が長い。林道歩きは始め真名井沢の上流に向かい、ようやく下流に向かう頃にはライトが必要となる。明るかった空もだんだん本格的に暗くなってくる。そのうち後ろから車が何台かやってきた。近ずくとトラックで、上部での仕事の帰りのようだった。トラックが通り過ぎるとますます闇が暗く感じられたが、少し先で集落の街灯が出てきてほっとする。
この集落にはクリスマスの豪華なイルミネーションを飾っている家があって思わず見とれ写真に納めたりする。さらにその先でも、もう一軒豪華なイルミネーションがある。電気代も相当なものだろうと、感心して見ていると川井駅からのバスがやってくる。このバスの折り返しを次の北川橋バス停で待つことにした。道路脇にはバス路線を守るためバスを利用しようとの看板も見かけたが、バスはガラガラで路線を守っていくのは多難のようだった。
マツカサ拾いを兼ねて、川乗山に登りました。冬枯れで日も短く、下りで暗くなってしまいました。
【日 程】2004年11月27日(土)
【山 名】川乗山
【メンバ】本人、妻、次女
【天 候】快晴
【コース】鳩ノ巣駅(8:30)→大根山の神(9:30)→大ダワ(11:00)→舟井戸(12:30)→山頂(13:00-45)→赤久奈山(16:00)→真名井林道(16:30)→北川橋バス停(17:55)
【参 考】山と高原地図23奥多摩
一昨年、鳥屋戸尾根でマツカサを大量に拾ってきた。その隣の川乗山でも拾えるのではないかとマツカサ拾いを兼ねて出かけた。
鳩ノ巣駅で下車する。このところいい天気が続き、今日も快晴で風もない。登り始めの見晴らしのいいところでは山並みがくっきり見える。樹林帯に入ってやがて大根山の神へ。そのすぐ上が台地状になっていて車が停まっている。ここまで林道が延びてきていたのだった。右に巻き道を見て、台地状から急登する。この先で数は多くないがマツカサを見つけて拾う。
しばらく続く暗い単調な植林帯が終わると、落葉した明るい樹林帯になり落ち葉のラッセルが気持ちいい。傾斜が緩んでくるとやがて大ダワへ。ここで果物を食べたりして一休み。分かれ道は鋸尾根を避けて右の巻き道に入る。この巻き道は沢状をトラバースする部分が多く、梯子が渡してあるものの、落ちたりしないよう注意が必要だ。巻き道が登りに転じて、やがて傾斜が緩んだところが舟井戸。このあたりで、娘が腰のあたりの違和感を訴える。高3のため、勉強に時間を取られ、運動不足がたたったようだ。この先で再びマツカサを見つけて拾う。
正午ぐらいには山頂に着くと思っていたのだが、マツカサ拾いもあってペースが遅いため、山頂に着いたのは午後1時。山頂からは雪をかぶった富士山がよく見えた。ベンチに腰をかけ、お湯を沸かし、おにぎり、カップラーメン、スープなどでお昼とする。ここでもゆっくりしてしまう。下りは赤杭尾根を取った。さっさと下りたかったが、娘も妻も足取りが重い。この尾根でもマツカサを見つけて拾うため、ますます時間が遅れる。赤久奈山付近で午後4時、暗くなるまでに山道を出られるか、かなり怪しくなってきた。
この先、山道が尾根からはずれて右へ下る部分で、尾根通しに行く踏み跡とその先の赤テープに気づいた。このまま尾根通しに行けそうだ。道が不明瞭だが、赤テープに引かれていくうちに、その赤テープを見失う。雪山用の目印だったかなと思うが、今さら戻っても、山道で暗くなるのは間違いない。さいわい傾斜も強くなく、藪っぽくもないし、暗くなる前に真名井林道に出られそうなので、そのまま下ることにした。
やがて林道が見えたものの、林道に出る部分が3mほどの崖になっていた。降りられそうな所を探すが、あたりは藪っぽく自由に動き回る訳にいかない。それでも木の根を頼りに自分だけは下れた。しかし妻と娘に同じところを下れというのは酷なので、林道の前後を探して見ると、コンクリで簡易な階段が作られていた。ここから登って、二人を誘導した。林道ぎわが藪が薄いが林道に転落しないよう注意を促しながら、ようやく三人とも林道に降り立つ。
とりあえず、明るい内に林道に出られた。しかし、ここからは川井駅に出ることになるので先が長い。林道歩きは始め真名井沢の上流に向かい、ようやく下流に向かう頃にはライトが必要となる。明るかった空もだんだん本格的に暗くなってくる。そのうち後ろから車が何台かやってきた。近ずくとトラックで、上部での仕事の帰りのようだった。トラックが通り過ぎるとますます闇が暗く感じられたが、少し先で集落の街灯が出てきてほっとする。
この集落にはクリスマスの豪華なイルミネーションを飾っている家があって思わず見とれ写真に納めたりする。さらにその先でも、もう一軒豪華なイルミネーションがある。電気代も相当なものだろうと、感心して見ていると川井駅からのバスがやってくる。このバスの折り返しを次の北川橋バス停で待つことにした。道路脇にはバス路線を守るためバスを利用しようとの看板も見かけたが、バスはガラガラで路線を守っていくのは多難のようだった。