「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【群馬県央】十二ヶ岳~小野子山~雨乞山

2015-03-24 23:58:22 | ハイキング

                                    小野子山の山頂

【日 程】2015年3月24日(火)日帰り
【山 域】群馬県央
【山 名】十二ヶ岳、中ノ岳、小野子山、雨乞山
【メンバ】単独
【天 候】晴れ時々曇り
【参 考】山と高原地図20赤城・皇海・筑波(昭文社)、新・分県登山ガイド9栃木県の山
【コース】小野上温泉駅(8:15)→見透し台(10:40)→十二ヶ岳(11:10)→中ノ岳(12:00)→小野子山(13:00)→雨乞山(14:00)→小野上駅(16:15)
【切 符】青春18切符

青春18切符を使って、 十二ヶ岳、中ノ岳、小野子山の小野子三山を歩きました。十二ヶ岳は360度の展望とのことなので、先に十二ヶ岳から登るコースとしました。
この日は高崎辺りまでは良い天気でしたが、小野上温泉駅で降りる頃には雲が多くなり、風が出て寒くなり、風花まで舞いました。駅の出口は南側で、西に歩いて、北へ線路を渡ります。国道353号を突っ切り、赤い鳥居をくぐると石段を登って作間神社の前に出ます。神社にお参りしてから、車道を東に少し行くと、 十二ヶ岳の道標があります。この道は途中に採石場があり、ダンプカーが数台通りましたが、採石場を過ぎると車通りはありません。車道を登って行くと背後に榛名山が見えて来ます。榛名山の展望は随所で楽しめました。
東屋のある大きな駐車場がありますが、車は1台も駐まっていません。今日は登っている人がいないのかと思いました。駐車場から一般車が入れない林道を行きます。林道の終点からようやく山道になります。見透し台という所では、岩場から展望が開けます。女坂の分岐を分けて十二ヶ岳の頂上に着くと同時に、反対側から数名のグループが登って来ました。
頂上は確かに360度の展望が開けていますが、谷川連峰方面は完全に雲の中で、浅間山も一部しか見えません。グループの方は、いろいろ美味しい物を持って来たようで、大福と栗をご馳走になりました。頂上を後にして急な男坂を下ると、中ノ岳の登りも急です。中ノ岳を下り、小野子山への登りは雪が残って凍結していました。一応、軽アイゼンは持っていましたが、付けずに慎重に登りました。
小野子山の頂上も展望が開けていますが、風が強くて寒く、早々に下ります。ところが、下りはじめると山が風よけになり、嘘みたいにぽかぽか陽気になりました。雨乞山は大きな山名板があり、麓の人には良く登られているように思いました。階段状に整備された道を下り、また大きな駐車場に出ました。この駐車場にも車はありません。何人かハイカーには出会ったのに、二つの大きな駐車場が利用されてないとは、どうしたことでしょう?
車道を下って国道に出て、小野上駅まで歩きました。国道は車道と歩道がしっかり分けて整備されていて、有り難く思いました。

 

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【愛鷹山塊】須山~位牌岳~池ノ平

2015-03-20 22:39:39 | ハイキング

                 須山登山口(現在、ここから入れない)

【日 程】2015年3月20日(金)日帰り
【山 域】愛鷹山塊
【山 名】前岳、位牌岳
【メンバ】単独
【天 候】曇り時々小雨
【参 考】山と高原地図31富士山
【コース】須山バス停(9:00)→前岳(12:20)→位牌岳(13:10)→池ノ平(15:00)→桃沢郷(16:10)→長泉なめり駅(18:00)
【切 符】青春18切符

前日の予報ではやや怪しいながらも、雲が多い程度かと思っていましたが、当日の朝は今にも降りだしそうな空模様になってしまいました。結果的に一時的な小雨で済んだのはまだ良かった方でした。天気予報を楽観的に見たのは、青春18切符を買ったのになかなか山に行けなくて、ちょっと焦っていたせいもあったようです。
愛鷹山塊は3年前に同じく青春18切符で訪れて以来で、その時は愛鷹登山口バス停から越前岳、位牌岳を経由して前岳から沢沿いに愛鷹登山口へ周回する道を取りました。(http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20120406)今回は須山バス停から前岳、位牌岳を経由して愛鷹山まで行ければと考えていましたが、天気も悪い上に登山口が分からず手間取り予定変更で池ノ平に下りました。
御殿場駅からバスに乗り、須山バス停で下車、バス停から登山口へは案内板など無く、半信半疑で歩いて行くと山之神神社の先に登山口の案内板が見つかりました。ところがまさに登山道の入口で大きな工事が行われており、入ることができません。工事している人に、少し先の公民館の所から道があると言われました。集会所の横の道に入ってみると、十二神社がありましたが、そこから明瞭な踏み跡はありません。車道に戻っていろいろ探したあげく、沢沿いの踏み跡を辿ることにしましたが、途中から不明瞭となり、諦めて笹薮の中を強引に尾根に上がりました。
尾根を辿ると、踏み跡と目印も現れ、そのうち、しっかりした登山道に合流しました。 前岳までは長い登りでした。霧の中、展望も全くありませんが、 前岳を過ぎて少し明るくなって雰囲気は悪くありません。でも、やっぱり富士山の姿が全く望めないのは残念です。位牌岳に到着した時間も遅く、久しぶりの山歩きで疲労を感じていたので、 池ノ平経由で、 桃沢郷に下ることにしました。
位牌岳から南へ下り、 池ノ平方面への分岐に入ってすぐに、つるべ落としの滝への分岐を分けます。その後、苔で覆われた開けた場所に出ると道が分かりにくい部分もあります。綺麗な苔の上を歩くのは、ちょっとはばかられました。樹林のない 池ノ平に出ると、いつの間にか小雨が降っていました。 池ノ平は整備が中途半端な感じで、天気も悪かったせいかあまり魅力を感じませんでした。山の中はもちろん、ここでも誰にも出会わず、車道に出てゴルフ場の横を通り、桃沢郷に下りました。バス停の直前でバスに行かれてしまい、悔しまぎれに、 長泉なめり駅まで歩いてしまいました。

 

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