「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

インド旅行(6)

2013-02-28 22:35:48 | 観光

                        ホテル前の川の風景

2月28日(木)ウーティ→THEPPAKKADU
朝まだ暗いうちに宿を出て、バススタンドに行き、マイソール行きのバスに乗りました。
バススタンドからは多くの方面へバスが出ていますが、マイソールなど長距離のバスは英語の表記もあり、運転手か車掌が「マイソール、マイソール、マイソール」と大声で呼ぶのでわかります。
ムドゥマライ動物保護区内のホテルに泊まるため、3時間ほど乗ったTHEPPAKKADUというバス停で途中下車しました。
午前中という時間帯のせいか、このバスから孔雀や鹿、猿などが見られました。きれいな川も流れており、自然が美しい場所です。
バス停近くのレセプションセンターには虎や豹が最近ではいつ見られたかなどの表示があります。専用サファリバスの出発は午後3時以降でした。
バス停近くには公的な売店が1軒あるだけで、少し離れてロッジ風のホテルが2軒あります。そのほかは民家がちらほら有るだけの静かな所です。
ホテルの紹介でジープに乗ってサファリへ行きました。昼の一番暑い時間帯だったせいか、鹿が見られたくらいでした。
その後専用サファリバスにも乗り、野生の象をみました。

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インド旅行(5)

2013-02-27 22:29:47 | 観光

                       ドダベッタ山展望台

2月27日(水)ウーティ滞在
時間通りに旅行社の前に行ってみると、ツアーバスに乗る他の客はほとんどいませんでした。ところが、途中何ヶ所もホテルに立ち寄り、結局満員に近くなりました。旅行社はホテルと提携していて、ホテルでツアーを申し込む人がほとんどなのだとわかりました。
私たち以外はインド人の若いカップルばかりで、観光ポイントでたまたま出会った他社のツアー客もインド人の若いカップルがほとんどです。いい記念になると思われたのか、何組もに写真を一緒に撮ってくれと頼まれました。
最初に行った観光ポイントは泊まっているホテルの近くの湖で、前日とダブってしまいました。
ウーティはお茶の産地で茶畑も観光ポイントになっています。
観光ポイントの一つ「ドダペッタ山」は標高2,660mで南インド最高峰とのことですが、駐車場からわずか5分歩くと着き、展望台のある観光地です。
最後に行った植物園では同じ宿に泊まっていたオーストリアから来た陽気な66歳の女性に偶然出会ったり、インド人の大勢の学生たちに囲まれて写真を撮ったりと触れ合いがありました。

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インド旅行(4)

2013-02-26 13:56:01 | 観光

                      ニルギリ登山鉄道

2月26日(火)メットゥパーラヤム→ウーティ
前夜にホテルでオートリクシャー(三輪タクシー)を予約し、早朝5時に宿を出ます。駅に行って5時半に窓口が開くと同時に切符を買いました。世界遺産のニルギリ登山鉄道の切符はメットゥパーラヤムからウーティまでわずか20Rs(35円)です。ホームにはすでに切符を持っている欧米人の旅行者が列を作っています。
ニルギリ登山鉄道は最後尾から蒸気機関車が押すという変わったやり方で、距離わずか46kmを5時間もかけます。途中、展望の良い場所などで休憩があって、外に出て写真を撮ったり、売店で何か買って食べたりチャイを飲んだりします。前日の移動とはまったく逆にお金は使わず、のんびりした旅でした。
ウーティに着くと湖の近くのホテルをとりました。登山鉄道に乗っていた欧米人もいました。
標高2,300mの高地なので昼間は涼しくて爽やか、朝晩は寒いくらいです。インド人はもっと暑くなってから訪れるため、この時期はホテルもシーズンオフの料金です。
ホテルの近くの湖は行楽地になっており、これまであまり経験は無かったのですが乗馬を楽しみました。
夕方、ウーティ駅近くに幾つかある旅行社の一つに入って翌日の一日バスツアーに申し込みました。

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インド旅行(3)

2013-02-25 16:58:25 | 観光

                   ティルバンナマライ寺院

2月25日(月)マハーバリプラム→ティルバンナマライ→メツトゥパーラヤム
マハーバリプラムの海岸で出発前に日の出を見ました。
ホテルに戻ると、旅行社で相談した本人がもう一人連れて来て、自家用みたいな車で出発しました。
途中、ティルバンナマライという町でヒンズー教の大きな寺院に参拝しました。寺院の外でお供え物を買って、裸足になります。参拝の人でとても混雑しており、寺院内はディズニーランドみたいに折り返す行列で進みます。インド人ばかりで外国人の観光客は見当たりません。建物の中は撮影禁止です。
参拝後、近くの「聖なる山」アルナーチャラ山を少し登った所から寺院を展望しました。頂上まで登れるとのことで、時間があれば登りたかったと後から思いました。ここはガイドブック「地球の歩き方」には地図にも文にも全く記載の無い所で、帰国してネットで調べるまで良くわかりませんでした。インド人にはとても人気のある聖地ですが、外国人はヒンズー教マニアぐらいしか行かない所と言えそうです。
高速料金など200Rsほどもこちら持ち、途中の食事も全員分払いましたが、現地の人が利用する安い食堂で4人分でも500円程度です。日が落ちてから随分掛かってようやくメットゥパーラヤムに到着しました。
ホテルに入ってから、翌日は早朝出発のため朝食用の買い物にも付き合ってもらいました。

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インド旅行(2)

2013-02-24 16:08:56 | 観光

                   海岸寺院が見えるビーチ

2月24日(日)マハーバリプラム滞在
ファイブラタ(岩山から彫り起こした寺院)、アルジェナの苦行(岩壁への彫刻)、海岸寺院の世界遺産を見学しました。
あとで分かりましたが、有料の世界遺産はすべて入場料が250Rsでチケットのデザインも共通になっています。
世界遺産以外の有料の遺跡は100Rsでチケットのデザインも共通です。
海岸寺院で日本人の若い夫婦、またビーチでは若い男性に会いました。
どちらもインドで仕事をしていて、遊びに来たとのことでした。
マハーバリプラムは海辺のリゾート地と言えます。
ビーチを見おろすレストランでゆっくりし、夜になってから二ヶ所の旅行社を訪れ、翌日以降の行程を相談しました。
当初はさらに南下の予定でしたが、交通が不便と思われ暑さも避けたいことから、西部へ大きく転換し、ニルギリ登山鉄道で高原の避暑地ウーティを目指すことに決めました。
支払った170ドルは向こうにしてみればボロ儲けかも知れません。
でも急な方針変更で時間を無駄にせず、500km近い距離を移動できるのでお金で時間を買ったと言えます。

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インド旅行(1)

2013-02-23 15:33:18 | 観光

                    クリシュナのバターボール

 出発前
成田からデリーの往復航空券とデリーからチェンナイ空港への国内線航空券のみ手配しました。

2月22日(金)成田→デリー
成田17:20発の全日空でデリーに翌日0:20に着きました。

2月23日(土)デリー→マハーバリプラム
空港で夜明けを待ち、6:55発エア・インディアでチェンナイ空港に9:45着。
チェンナイ空港からプリペイド・タクシーでマハーバリプラムへ、約2時間、料金は1,280Rs。(1Rsは1.7円)ただし、通行料?が別に二ヶ所で取られ、チップと合わせて100Rsほどかかりました。
宿を決めて落ち着いてからクリシュナのバターボールを見に行きました。全体が大きな岩山で公園のようになって子供が緩い傾斜の一枚岩を滑り台にして遊んでいます。クリシュナのバターボールは大きな岩が斜面の途中に止まっており、不安定に見えるのに全く動かないというのが不思議です。
「アルジュナの苦行」といわれる岩の壁面の彫刻もこの岩山の一部にあります。石窟などの貴重な遺跡の多い場所ですが、スイカなどの物売りも入り込んで、ゴミも散らかっている入場無料のただの公園みたいになっています。
夕日が落ちるまでゆっくりしました。

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