「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【奥日光】霧降高原から戊辰の道

2016-05-25 21:19:25 | ハイキング

                 霧降高原バス停下のヤマツツジ

【日 程】2016年5月25日(水)
【山 域】日光
【メンバ】本人、妻
【天 候】曇り
【参 考】山と高原地図13日光(昭文社)
【コース】霧降高原バス停からキスゲ平まで散策(9:30-12:00)→戊辰の道分岐(12:40)→霧降の滝バス停(14:20)

霧降高原を訪れたのは2010年8月にリフトが撤去されたあと、2013年7月に行って以来になります。http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20130715
東武日光駅からバスで霧降高原に向かうと、霧降の滝入口バス停からつつじヶ丘バス停あたりのヤマツツジ群落はすっかり枯れてしまっています。
バスが霧降高原に向かってさらに登って行くと綺麗なヤマツツジも出てきて、藤の花がこれまで見たことがないくらいたくさん木から垂れ下がって咲いていました。
霧降高原はレストハウスと天空回廊という1,445段の階段が整備されています。下の方は階段を登らず緩やかな遊歩道を歩いて行きました。ヤマツツジとシロヤシオが多く咲いています。
階段最上部の小丸山展望台からさらに少し上に行ったキスゲ平まで行って戻りました。レストハウスで休憩してから、大山方面に向かいます。この下りでヤマツツジが見事に咲き誇っていました。(写真)
戊辰の道分岐で大山方面と分かれて下っていきます。沢を渡って舗装道に出ると、山道は向かいに続いてますが、ここからは舗装道を辿りました。この道では藤の花が見られ、ほんのり良い香りもしています。
バスや一般車が通る車道に出る直前に左に山道が見えたので、車道は避けて山道に入りました。これは新しくできた山道でこれまでの沢を渡って大山へ登る道は廃道になって付け替えられたものでした。これまでの道は増水時には渡るのに苦労する場合があったので、付け替えたのかも知れませんね。
霧降の滝からバスに乗って帰りました。

 

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【奥日光】西ノ湖入口から宿堂坊山周回

2016-05-19 22:41:29 | 道不明瞭

                  2,077m峰から錫ヶ岳方面の展望

【日 程】2016年5月19日(木)日帰り
【山 域】奥日光
【山 名】宿堂坊山
【メンバ】単独
【天 候】晴れのち曇り
【コース】西ノ湖入口バス停(9:50)→柳沢川取付(10:40)→2,077m峰(13:10)→宿堂坊山(15:10)→千手ヶ浜(17:30)→竜頭の滝バス停(18:40)
【参 考】電子国土地形図

低公害バスを利用して西ノ湖入口から柳沢川沿いの林道を行き、柳沢川の支流を過ぎた所で柳沢川を渡って2,077mピークを目指して登りました。2,077mピークからは稜線を宿堂坊山まで歩き、山頂から東に伸びる尾根を下って柳沢川沿いの林道に戻りました。
このあたりは黒檜岳からシゲト山http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20080611、三俣山の周回http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20091106など細切れに歩いています。その時同様、今回も帰りの低公害バスの最終に間に合わず中禅寺湖北岸を国道まで歩きました。
朝のうちは快晴で柳沢川沿いの林道から宿堂坊山の姿が青空を背景に形良く見えます。柳沢川の支流(ネギト沢)を過ぎて、対岸に渡って斜面を登れば、先ほどの林道にショートカットして出ます。柳沢川の支流が二股に分かれた所で林道を離れて右股沿いに登りました。やがて笹薮が出てきますが、幸いひどい藪こぎにはなりません。
ゆるやかな尾根を行くと再び林道の最上部に出て、白根山方面の展望が得られます。さらに登って行くとシャクナゲの花が咲いていましたが、倒木が多く苦しめられます。2,077mピークの主尾根に出ると不明瞭ながら踏み跡や目印も見られます。
最後にきつい登りがあって、やっとのことでピークに着いたのが午後1時過ぎ。あわよくば錫ヶ岳を越えて前白根方面へと思っていたのですがはるか遠くの錫ヶ岳を見て諦めました。(写真)
一方、宿堂坊山もはるか遠くですが、下りが中心なので体力は持ちそう。帰りの低公害バスに間に合わせるには途中から下るしかありませんが、宿堂坊山も登らないのは悔しいので低公害バスは諦めました。稜線を行くと左手に時々男体山や中禅寺湖の眺めが得られます。
宿堂坊山手前の1991m峰(ネギト沢の頭)は36年前に泙川大岩沢を遡行して辿り着いた懐かしいところですが、当時の面影はありません。当時は稜線上も笹薮で踏み跡もきわめて薄く、すぐ隣の宿堂沢へ下ってしまいました。今は金属製の目印が木の幹に多すぎるほど打ち付けてあり、踏み跡も比較的明瞭になりました。
宿堂坊山へきつい登りをこなし、山頂から東へ伸びる尾根を下りました。目印もある歩きやすい尾根ですが、途中で右へ方向を変えて西ノ湖へ出るつもりがうっかりとまっすぐ下って柳沢川に戻ってしまいました。この下りにもシャクナゲの花が見られました。柳沢川の下流は水量も多いのですが、堰堤の上を歩き、深くなっているところはジャンプして渡りました。
千手ヶ浜に出て、中禅寺湖北岸を歩くとミツバツツジとシロヤシオが盛りでびっしり花を付けていて見事でした。

 

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【奥日光】明智平から半月山

2016-05-08 23:04:41 | ハイキング

               アカヤシオと中禅寺湖、男体山、白根山

【日 程】2016年5月8日(日)日帰り
【山 域】奥日光
【山 名】狸山、半月山
【メンバ】本人、妻
【天 候】快晴
【コース】明智平ロープウエイ上(9:50)→細尾峠分岐(11:00)→半月山(14:00)→イタリア大使館別荘記念公園(16:00)→中禅寺温泉バス停(16:40)
【参 考】山と高原地図13奥日光(昭文社)

3日前に一人で夕日岳から薬師岳にかけて見事なアカヤシオの群落を見てきたので、今度は妻と二人で明智平から半月山を歩くことにしました。花の密度は先日のコースほどではありませんが、この日は快晴で青空にアカヤシオが映え、中禅寺湖と男体山、白根山をバックにした景色が楽しめました。
東武日光駅からバスに乗り、いろは坂の登りでは車窓からあまり花は見られませんでしたが、明智平で下車して、ロープウエイで登ると展望台のすぐそこからアカヤシオが見られます。
展望台あたりでは少し盛りを過ぎていますが、登っていくとちょうど見ごろのアカヤシオが出てきます。5年前に送電線鉄塔下あたりで男体山、白根山を背景に綺麗に咲いていたアカヤシオは現在はなくなってしまいました。http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20110515
細尾峠と茶ノ木平の分岐を過ぎるとしばらく花はありませんが、車道に下る手前で中禅寺湖と男体山をバックに綺麗に咲いています。車道を横切り、狸山への登りでも見られますが、駐車場に下ってから半月山への長い登りには花は見られません。半月山の頂上付近のアカヤシオはまだほとんど蕾でした。
見下ろす第二駐車場の下あたりはピンクに染まっています。一般登山道ではありませんが、駐車場から赤倉山に続く稜線を行けばかなり楽しめそうです。  http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20070514
半月峠に下る途中、また半月峠から湖畔へ下る途中でもアカヤシオが咲いています。湖畔でもアカヤシオが少し残っていますが、ミツバツツジの咲き始めが多いです。ミツバツツジは蕾がびっしりあり、これから楽しめそうです。
元イタリア大使館別荘記念公園では石楠花が綺麗に咲いていました。
以前は建物に入るのも無料でしたが今は大人200円が必要です。
なお、隣の元英国大使館別荘もこの秋の公開に向けて整備中です。
中禅寺温泉からバスに乗り、車窓から見る下りのいろは坂は山肌が花で赤と白に染まって綺麗でした。
白はシロヤシオに違いないでしょうが、赤は遠くからではよくわかりませんが、標高から考えるとたぶんミツバツツジでしょう。
いろは坂は登りと下りでルートが違うとはいえ、景色がこんなにも違っているのが不思議です。
最後まで快晴の一日でした。

 

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【前日光】アカヤシオ最高!夕日岳から薬師岳

2016-05-05 23:34:26 | 道不明瞭

                    「禅頂行者みち」のアカヤシオ

【日 程】2016年5月5日(こどもの日)日帰り
【山 域】前日光、日光
【山 名】地蔵岳、夕日岳、薬師岳、丸山
【メンバ】単独
【天 候】晴れ時々曇り
【参 考】電子国土地形図
【コース】松手バス停(8:30)→1221.9m三角点(10:30)→地蔵岳(12:00)→夕日岳(12:30)→薬師岳(14:00)→丸山(15:20)→細尾入口バス停(16:40)

今まで見てきたうちで最高のアカヤシオを見ることができました。また、地蔵岳の登りや薬師岳からの下りではミツバツツジとシロヤシオも綺麗でした。ただし、ちょっと雲が多かったのだけは残念でした。
新鹿沼駅から古峯神社行きのリーバスに乗り、終点一つ前の松手バス停で降りました。
松手橋で大芦川を渡り、2軒の家屋の前を通って林道を登って行きます。林道が消えた所から左手の尾根に上がると、踏み跡が見られます。
植林が切れるとヤマツツジやミツバツツジが見られますが、再び植林帯になりどこから続いているのか林道が現れます。この植林帯も終わると1221.9m三角点の手前までミツバツツジが見事に咲き誇っていました。シロヤシオもまだ蕾ながら少し咲いています。オオカメノキの花も見られました。
三角点を過ぎるとアカヤシオも出てきましたが、盛りは過ぎています。長い穏やかな稜線は丈の短い笹が生えているだけで芝生を歩くように快適です。
稜線上に石祠が二ヶ所あり、どちらもナスとピーマンが供えてありました。通る人がめったにないルートと思われましたが、地元の方はわざわざお参りに来るようです。
地蔵岳への登りが始まるとがらりと変わってきつい直登になります。一般登山道から登る地蔵岳はあまり山頂らしく思えませんでしたが、このルートから見上げるとなかなか立派です。右手にはピンクに染まった夕日岳の山肌が見えて期待が高まります。
地蔵岳山頂に出て、夕日岳に向かうと早くも綺麗なアカヤシオが見られます。夕日岳分岐からアカヤシオの並木道を通って頂上へ着くと、その先でアカヤシオに包まれて多くの人が休憩しています。頂上へザックをおいて蕗平方面へ途中まで下っている人もいるようでした。蕗平方面への道も少なくとも入口付近は以前より明瞭になったように思えます。
分岐に戻って「禅頂行者みち」を薬師岳に向かいます。この道でもアカヤシオが良く咲いていました。(写真)
薬師岳からは東へ伸びる尾根を行きます。高度が下がって、アカヤシオともお別れですが、入れ替わってミツバツツジとシロヤシオが目を楽しませてくれます。
丸山手前の鞍部からは以前下った事があり、かすかな踏み跡もあって下り易いのですが、今回は丸山の先から下って見ようと思いました。丸山へはこれまでの疲れもあり、きつい登りです。尾根はやしおの湯まで続いてますが、とても行く気はしません。
丸山を越え、大木戸山との鞍部から細尾に向かって沢状を下りました。この下りは踏み跡は無く、石ころが多くて、足元が不安定で良くありませんでした。
水流が出てくると、左岸に踏み跡があり、三宿沢本流に出合うと右岸に林道が来ています。
この林道は以前、三ノ宿山に直登する際に利用した事があります。http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20101212
あとは林道を辿るだけです。

 

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【奥多摩】塩船観音から霞丘陵

2016-05-01 23:56:52 | ハイキング

                      ツツジの塩船観音

【日 程】2016年5月1日(日)日帰り
【山 域】奥多摩
【山 名】七国峠(226m三角点)
【メンバ】本人、妻、次女
【天 候】晴れ
【コース】塩船観音(8:30-10:00)→はなの広場(10:00-10:40)→立正佼成会の建物でトイレ休憩→笹仁田峠(12:00)→七国峠(12:15)→岩蔵温泉バス停(13:30)
【参 考】分県登山ガイド東京都の山

塩船観音から霞丘陵を歩くのは19年ぶりになります。19年前は妻と二人で東青梅駅から塩船観音まで歩いたのですが、今回は3人なので東青梅駅から塩船観音までタクシーを使いました。
塩船観音の入山料は一人300円、今年はツツジの開花が早いようで、早咲きのツツジは枯れてしまって、赤い色は少なく、紫のツツジが中心でした。一番高い所に大きな観音像が平成22年に建立されたこと以外は19年前とあまり変わらない印象です。たっぷり時間を使ってゆっくり見物した後、観音像の裏からハイキングコースに入ります。
ハイキングコースに入ると19年前の記憶にはない「はなの広場」への分岐があり、立ち寄ってみました。「はなの広場」は塩船観音境内に隣接したエリアですが、日陰になっているためか、花は境内より遅めで咲いたばかりのみずみずしさがありました。
「はなの広場」の記憶もありませんが、ハイキングコース全体の雰囲気が19年前と違っていて記憶がまったく蘇って来ません。当時より道が広がって道標も多く、良く整備されたハイキングコースになったようです。
舗装道路に出て、グラウンドに突き当たり、左折して車止めのある立正佼成会の敷地に入って、お茶畑のあたりまでは記憶が残っています。ここにトイレの案内があったので、立正佼成会の建物の中のトイレを使わせていただき、図々しく日陰のベンチで少し休憩もしました。天気予報でも熱中症に注意とあったように、この季節にしては暑い日だったので良いリフレッシュになりました。
立正佼成会の敷地から出て、岩蔵街道に出た所が笹仁田峠と言われるようです。信号を渡って霞丘陵ハイキングコースの案内にしたがって山道に入ります。立正佼成会の各地方教会の植林活動と思われる看板が次々出てきて、当時もあったことが思い出されますが、当時より道が広がって良く整備されたと思われます。道の脇にはチゴユリの花がたくさん見られました。
広場に出た所には大勢のグループが休憩しており、マウンテンバイクの人たちも来ていました。その近くに分岐があり、226m三角点を往復しました。岩蔵温泉に向かうと、途中に富士山が見えるという看板がありましたが、この日は霞んでいて見えませんでした。
大して登ったつもりは無いのに岩蔵温泉へはけっこう下ります。岩蔵温泉では記憶が全く蘇りませんでした。
岩蔵温泉の宿は数軒あり、立ち寄り湯は700~1,000円でしたが、青梅方面へのバスの時間がちょうど良かったので入らずにバスに乗りました。
東青梅駅北口で下車すると青梅特快東京行きにぴったりのタイミングで乗れました。
なお、岩蔵温泉から飯能駅へのバスもあり、時刻があえば飯能駅に出ようと思っていました。

 

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