その他印象に強いのは「新世界」と、藤沢のユニット「ランドスケープ」だ。
「新世界」は1983年はほとんど活動しておらず、1984年あたりになってから、活動を再開する。曲がとても優れていた。活動再開後は池谷がベースで参加した。優秀な曲が多いので、私は池谷に頼んで歌詞をコピーしてもらっている。私は「僕の幸い」という名曲を自分で唄うために、カラオケまで作ってしまった。
「新世界」からもバクッたフレーズがある。
「ランドスケープ」は渋谷屋根裏の定期ライブで初めて見ている。小さなシンセサイザーの前にふたりが並んで立ち、テープに合わせてボソボソやっていた。曲の印象はほとんどないが、スタイルがおもしろくて印象に残った。クラフトワークだ、と言ってしまえば簡単だ。だが、当時の日本でこのようなスタイルのユニットは
なかった。私の知る限りでは「ランドスケープ」が唯一の事例である。
昨年、坂本龍一と細野晴臣と高橋幸宏の(YMO再結成みたいな)ライブをNHKでやっていたが、シンセの前に3人並んで、よくわからない音楽をボソボソやっていた。「ランドスケープ」はまさにあれと同じだ。
20年以上前に「世界の坂本」と同じことをしている。
「新世界」は1983年はほとんど活動しておらず、1984年あたりになってから、活動を再開する。曲がとても優れていた。活動再開後は池谷がベースで参加した。優秀な曲が多いので、私は池谷に頼んで歌詞をコピーしてもらっている。私は「僕の幸い」という名曲を自分で唄うために、カラオケまで作ってしまった。
「新世界」からもバクッたフレーズがある。
「ランドスケープ」は渋谷屋根裏の定期ライブで初めて見ている。小さなシンセサイザーの前にふたりが並んで立ち、テープに合わせてボソボソやっていた。曲の印象はほとんどないが、スタイルがおもしろくて印象に残った。クラフトワークだ、と言ってしまえば簡単だ。だが、当時の日本でこのようなスタイルのユニットは
なかった。私の知る限りでは「ランドスケープ」が唯一の事例である。
昨年、坂本龍一と細野晴臣と高橋幸宏の(YMO再結成みたいな)ライブをNHKでやっていたが、シンセの前に3人並んで、よくわからない音楽をボソボソやっていた。「ランドスケープ」はまさにあれと同じだ。
20年以上前に「世界の坂本」と同じことをしている。