極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

嘆きのサイレンス 2

2021-12-30 13:09:24 | Weblog
なぜ 2 なのかといえば、2012年7月12日に歌詞は書いているからだ。

嘆きのサイレンス - 極私的デンデケデケデケ

その後、簡略レイアウトは私のような反対意見があったためか、元通りのレイアウトに
また戻った。やれやれである。

業田良家の傑作「空気人形」はラブドール、昔でいうダッチワイフが主人公の話である。
映画化もされた。監督は「万引き家族」の是枝裕和である。


みうらじゅんに訊け!還暦編 第1回

このように、みうらじゅんなどは いつも隣に置いている。


ラースとその彼女 予告編

とてもいい映画でした。2007年


と、このようにラブドールネタの作品は世に多いが、「嘆きのサイレンス」もその世界の話
である。

昔、三越でアルバイトをしているとき、とてもきれいな店員さんがいた。名前は阿部さんと
いった。いつも濃い目の口紅をしていて、その唇はなぜかいつもポカンと丸く開いていた。
「ダッチワイフみたいだな」と思った。

「ダッチー阿部」と心の中でニックネームを付けた。

この曲はAmとGを繰り返すだけのコード進行である。
まさに「行ったり来たり」である。デモテープはわりとしっかり作っている。
ラストの池谷のギターリフがただの繰り返しで、ここでも「行ったり来たり」を
イメージさせる趣向にしたが、今聴くと、物足りなくも感じる。

デイブギルモアのような「泣きのギターソロ」にした方がよかったかな、と
ちょっと思っている。



今年もお世話になりました。
よい年をお迎えください。   佐藤 正則





嘆きのサイレンス

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あの娘に手を出すな 3

2021-12-23 13:23:46 | Weblog
あの娘に手を出すな


愛のキッスどれだけ交わしただろうか
結納済んでどれだけ過ごしただろうか

突然荒れる破局の嵐
原因不明 戸惑うオレさ

そんな時お前が頭を過る
健気な恋を横取る奴さ

妖しく光るお前の視線
女の性を容易く操る

あの娘に手を出すな
愛想で手を振るな

長生きしたけりゃ
オレを怒らせるな


あの日 星の降る夜 年甲斐もなく
変わらない誓いを結んだはずだ

あまりに脆い男女の絆
悲嘆の極に崩れるオレだよ

あの娘に手を出すな
愛想で手を振るな

誰も分かっちゃいないよ
オレの心を

あの娘に

あの娘に手を出すな
愛想で手を振るな
あの娘に手を出すな
遊びで手を出すな




あの娘に手を出すな Demo

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あの娘に手を出すな +B Ver

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あの娘に手を出すな 2

2021-12-21 17:52:36 | Weblog
人の記憶とはいいかげんなものである。

前回「新曲プレゼンで即ボツだった」と書いたが、実はボツではなかった。
バンドでデモテープまで録音している。まったく記憶から抜けていた。
メンバーの皆様、ごめんなさい。

今回これを書くにあたり、昔のカセットテープを掘り起こして見つかった。

青柳が歌うと、あら不思議、AORになっている。

しかし「バンドで採用」しても、5年間で結局メジャーデビューできていないのだから、
「すべての楽曲がボツだった」とも言える。自分たちのなかで「採用、不採用」と
言っていただけなのだ。「井の中の蛙」である。残念。

デモテープの録音時期は1988年3月で、池谷はその年に脱退するから、最後の録音
だったかもしれない。

私のデモテープもほぼ1発録音だが、バンドもデモテープもほぼ1発録りだった。
アレンジも私のデモテープ通りで、バンドで練ることはしていない。
青柳もテキトーに歌っている。

私のデモテープはドラム以外はすべて私が手弾きしている。

1988年にもなってくると、TEAC244もボロくなってきて、録音途中に突然録音が
できなくなることもあった。このデモテープの時もそうなって、やり直すことなくそのまま
採用している。トラックごとに段々消えていって、それはそれでおもしろいと思ったのだ。


つづく


(次回に歌詞と音源をUPいたします)

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あの娘に手を出すな 1

2021-12-19 19:08:42 | Weblog
先日、バンド時代に毎週の「新曲プレゼン」に出していた自作デモテープを、いつの
タイミングだったか、MDに残していたものを最近聴くことがあった。その中で(この曲、いいんじゃない?)
と思った曲があって、(どうしてボツになったのか)と考えてみた。

MDには5曲入っていて、

1 肴町エルボウ
2 葛餅娘
3 あの娘に手を出すな
4 楽園の落日
5 花は花

である。

この内、めでたく「バンドで採用」となったのは、4の「楽園の落日」だけである。
実に採用率が低い。

いいんじゃない? と思ったのは、3の「あの娘に手を出すな」である。
「あの娘」は「あのむすめ」ではなく「あのこ」と読む。
「あの娘と待ち合わせ」と並ぶ、「あの娘シリーズ」の1曲。

私には、珍しく長調で作っている。

曲調はスカというか、ジッタリンジンの「夏祭り」のような雰囲気である。(ギターアレンジは)
歌詞の内容は「結納まで済ました婚約者(あの娘)を優男に寝取られる」話である。

色々と考えている。

サビの「あの娘に手を出すなーーー」というメロディーは、輪唱というか、オーディエンスが
被せて歌えるようにしている。

「愛のキッスどれだけ繰り返したか 結納済んでどれだけ過ごしただろうか」という歌詞は

I Khow (愛の) と You Khow (結納) と 英語っぽくしている。


こんなに色々と考えて作ったのに、即ボツ。

バンドの「世界観と違う」と言えば、それまでである。
この曲は、「青い」気がする。何が「青い」のか、と言えば、それは「ケツが青い」のである。

「ケツが青い」のに、登場人物は「結納を交わす」ような現代でいえば「古風な男」である。

そのギャップが、不採用の要因か。

バンドは「アダルト・オリエンテッド・ロックのハードロック寄り」を目指していたから、
バンドには合わない。と、いうか、「古風な男の話なのに、ボーイズバンドのような曲調」だから
ダメだったのかもしれない。うーん、やっぱり「レベルの低い曲」なのかな。

と、冷静に考察してみると、「新曲プレゼンでボツは正しい」ってことになる。残念。

どこかのボーイズバンドが演奏してくれないかなあ。





つづく



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あれ、どうなったのかなあ

2021-12-18 07:12:13 | Weblog
人間とは忘却する生き物である。

逆に言えば、すべての記憶が脳に残っていたら、生きてはいけないような気もする。
いい思い出も悪い思い出も、人は忘れてしまう。もちろん忘れないような強い記憶もあるだろう。
しかし、ほとんどの雑多な出来事は記憶には残らないのである。少なくとも私の場合は。

でも、ある時にふと「あれ、どうなったのかなあ」と思い出すこともある。

神奈川で、建築の偽装かなんかで、傾いてしまったマンションが話題になったことがあった。
当時はワイドショーなどでも多く取り上げられて、印象が強かった。あれ、どうなったのかなあ。

施工会社はインチキな会社ではなく、業界でも名の通ったところで、たしか「すべて建て直す。
費用もすべてこちらで負担する」ようなことになったのではないか、、

調べてみました。ウィキペディアなどで。

物件は「パークシティLaLa横浜」。事業者は三井不動産です。
欠陥の発覚は2015年。「虚偽データに基づいた工事が行われ、複数の杭が地中の強固な地盤に
届いておらず建物が傾いている」(ウィキペディア) 状態になってしまった。
傾いているのは1棟だったが、4棟が渡り廊下等で繋がっている構造なので、4棟すべてを解体
再建築したそうだ。

Googleマップのストリートビューで見てみた。

本当にすべてを解体して、もう一度同じ建物を造っている。すごい。すごい技術。

解体費用、再建築費用、住人への補償、どれくらいの金額が必要だったのだろうか。
想像もできない。「虚偽データに基づいた工事」がなければ、まったく1円もかからなかったし、
多くの人が苦悩することもなかったのである。

多くの住人が再入居したとのことだが、引っ越しその他、また精神的な苦痛、肉体的苦労も大変な
ものだったと思う。戻らない選択をした住人もいたそうで、その気持ちもわかるような気もする。

その「戻らない選択」をした住居については、再販売されている。

傾いたのは1棟だけだったのに、三井不動産が「4棟全部建て替えます」と言ってしまったので
建設を担当した三井住友建設他が「1棟だけでいいじゃないか、3棟の費用は持てません」
と費用負担をめぐる裁判が起きているそうである。結審、和解したのかな?


パークシティLaLa横浜

情報更新12/18


2009年

2019年工事中

2021年










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ビックコミックオリジナル増刊号

2021-12-13 07:30:02 | Weblog
ビックコミックオリジナルの定期購入をやめて1年くらいになる。

40年以上続けていた習慣をやめたわけで、「禁煙した人」みたいである。
10日、20日の発売日にコンビニに行くと、あたらしいオリジナルが雑誌コーナーにあって
(うー、買っちゃおうかな)と、ちょっと思う。

これで、ビックコミック、ビックコミックオリジナルと縁が切れた、わけではない。

増刊号は買っている。増刊号もずっと買っている。

ビックコミック増刊号は、2,5,7,9,11月の年5回、オリジナル増刊号は偶数月の年6回の
発刊である。2誌合わせて、年11回買っていることになる。

ビックコミック、オリジナルは月2回だから、年24回、2誌合わせて48回。
全部買っていた頃は年間59回ビックコミックシリーズを買っていたわけで、それが
40年も続けていたのだから、小学館から表彰されてもいいくらいだ。

ちなみに、最新号のビックコミックオリジナル1月12日号の値段は430円。
以前はもっと安かったが、これを単純計算すれば

430円×年間59回×40年 で 1,014,800円になる。40年で100万円、うーん、これでは
小学館は表彰してくれないな。

オリジナルの購読をやめてしまったのは、単純に「連載がつまらないと感じたから」
で、しばらくは「つまんないなー」と思いながらも買っていたが、「もういいかな」
となってしまった。

増刊号が続いているのも単純に「連載に魅力があるから」である。

今回のオリジナル増刊号もいいね、松本大洋「東京ヒゴロ」。
細野不二彦の自伝「1978年のまんが虫」もいい。

才能のある漫画家は多いが、松本大洋の才能も傑出していると思う。

今号の裏表紙には「このマンガがすごい!2022オトコ編 第5位」の宣伝が。
5位?、、、これ以上に優れた作品が4つもあるのか。

私はビックコミック周辺しか漫画を読まないので、まったくわからないが、今や
世の中にはデジタルコンテンツも含め漫画は溢れている。

まだまだ奥が深い。


ビックコミックオリジナル と フルーツ宅配便 - 極私的デンデケデケデケ


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