西武ライオンズを担当していた営業部には5年在籍し、その後異動で他の営業部、転勤、帰任を
経て、私は2006年に再び西武ライオンズを担当する部門に戻ってきた。1991年の
入社から見れば15年の月日が経っている。
15年の間に、会社の組織変更もあり、1991年は独立した営業部だったが、2006年は統合された
営業部のひとつの課になっていた。
10年振りに戻って来て、私は西武ライオンズを担当した。
当時子供は長女11歳、次女9歳、長男6歳だった。
担当となったので、迷わず私と子供たちをファンクラブに入会させた。
担当ならば当然である、と思っていた。
子供たちはジュニア会員だが、このファンクラブの特典も西武はすごい。
ジュニア会員は西武ドームの主催試合がすべて無料で観られる特典がある。それに加えて
入会記念品がもらえる。(現在も同様。2000円の年会費で全試合入場無料+記念品)
特に松坂大輔が大リーグのレッドソックスに移籍した2007年は多額の移籍マネーが入った
ためか、ジュニアの入会特典はユニホームとグローブがもらえるという大盤振る舞いだった。
担当してみて驚いた。
1990年代のライオンズとあまりに違っていた。
明らかに「落ち目」であった。「おいしい生活」でバブルの象徴でもあった(のか?)
西武王国は崩壊していた。西武百貨店はセブン&iホールディングスの傘下になり、
西武ライオンズは毎年「身売り」の話題が出てくる球団になっていた。
そういう時に担当となったのである。
つづく
経て、私は2006年に再び西武ライオンズを担当する部門に戻ってきた。1991年の
入社から見れば15年の月日が経っている。
15年の間に、会社の組織変更もあり、1991年は独立した営業部だったが、2006年は統合された
営業部のひとつの課になっていた。
10年振りに戻って来て、私は西武ライオンズを担当した。
当時子供は長女11歳、次女9歳、長男6歳だった。
担当となったので、迷わず私と子供たちをファンクラブに入会させた。
担当ならば当然である、と思っていた。
子供たちはジュニア会員だが、このファンクラブの特典も西武はすごい。
ジュニア会員は西武ドームの主催試合がすべて無料で観られる特典がある。それに加えて
入会記念品がもらえる。(現在も同様。2000円の年会費で全試合入場無料+記念品)
特に松坂大輔が大リーグのレッドソックスに移籍した2007年は多額の移籍マネーが入った
ためか、ジュニアの入会特典はユニホームとグローブがもらえるという大盤振る舞いだった。
担当してみて驚いた。
1990年代のライオンズとあまりに違っていた。
明らかに「落ち目」であった。「おいしい生活」でバブルの象徴でもあった(のか?)
西武王国は崩壊していた。西武百貨店はセブン&iホールディングスの傘下になり、
西武ライオンズは毎年「身売り」の話題が出てくる球団になっていた。
そういう時に担当となったのである。
つづく