前回で「ダンスの才能がない」と書いたが、私はひとりでダンスの練習をすることはなかった。自己努力も足りなかったのである。夜の公園などで、ダンスの練習をしている若者達を見かけることがある。「Shall We ダンス?」の役所広司だって、夜の公園で練習していた。こういう努力をまったくしなかった。これは、私に限らず、青柳も池谷もそうだったと思う。週に一度のレッスンでは真剣にやるが、その後の復習をまったくしないまま翌週をむかえ、すべてを忘れてまたゼロのままレッスンを受けていた。毎回、ゼロリセットされていたわけで、これではうまくなるはずがない。ダンスに限らず、どんなことでも自分で練習しなければ、身にはつかないのだ。
ダンスの先生から学んだことをしっかりと日々練習していたら、パパイヤ鈴木になっていたかもしれない。
ダンスレッスンは事務所との契約が切れるよりもずっと前に「これ以上の上達は見込めない」という理由から終了となった。
「+B」の活動終了後、青柳は「唄って踊れる女性歌手」(系統でいえば、小柳ルミ子)のリサイタルに出たことがある。青柳はもっぱら唄専門で、踊りは「免除」されていた。
Shall We ダンス?
ダンスの先生から学んだことをしっかりと日々練習していたら、パパイヤ鈴木になっていたかもしれない。
ダンスレッスンは事務所との契約が切れるよりもずっと前に「これ以上の上達は見込めない」という理由から終了となった。
「+B」の活動終了後、青柳は「唄って踊れる女性歌手」(系統でいえば、小柳ルミ子)のリサイタルに出たことがある。青柳はもっぱら唄専門で、踊りは「免除」されていた。
Shall We ダンス?