平日の暇な時は、テレビ東京の「午後のロードショー」を見る。
テレビ東京が「東京12チャンネル」といっていた昔から、ずっと昼の時間帯は
「午後ロー」をやっていた。放送時間は2時間。CMを除けば大体100分位だから
2時間以上の作品は大幅にカットされる。また、いつの頃からか、性的なシーンは
ぼかしが入ったり、カットされるようになった。午後ローに限らないが、現在の
地上波テレビ(私はNHK以外の有料放送を契約していないので、他のメディアの
状況はわかりません)に女性の裸が出ることはなくなった。昔はホームドラマでも
出ていたのだが。時代の流れですね。
90分位の作品は、冒頭に放送ラインナップの紹介があったり、CM明けに前にちょっと
戻って放送されたりする。ほとんどノーカット。繰り返しシーン付きとなる。
途中で「これまでのあらすじ」が入ることもある。
何年も見ていると、(また、これやってるよ)ということも多いし、(録画して
まだ見ていないのに、また放送された)などという作品も多くある。
2021年1月のラインナップは「1月だから頑張った」作品構成になっていて、
それなりにおもしろかった。
サンドラ・ブロック主演の2013年作品「ゼロ・グラビティ」が2021年1月26日に
放送された。91分の作品だから、「繰り返しシーン付き」だ。
この作品はアカデミー監督賞を受賞。ノミネートならば、主演女優賞ほか多数。
映画は荒唐無稽であっていい。アメリカに映倫的な組織があるのかどうかも
知らないが、その基準に適合していれば、どんなお話も自由だ。
特にアメリカ映画は、どんなに激しいカーチェイスがあっても、主人公が運転
する車は大体最後まで走っている。マーベル作品のような超人的な登場人物が
出てもよい。映画は自由です。
だが、「ゼロ・グラビティ」のサンドラ・ブロックは、「いくらなんでもお前
それは無理があるだろう」と、ずっと思ってしまった。サンドラ・ブロックが
「実は宇宙空間でも自由に動ける超人でした」という設定ならば、無理がない
のだが、設定では「宇宙に不慣れな(ミッションに初めて参加した)医療技師」
である。ごく普通の人間だ。
映画のクライマックスでは大気圏に突入寸前(無人で落下している状態?)
の中国の宇宙船「天空」にサンドラは消化器の噴射を利用して、追いつき、
外から乗り込み(ここまで、スペースシャトル、ソユーズ、を経てきている)
着陸船までたどり着いて、無事地球に戻ってくるのだが、ここまでくると
もう逆に拍手喝采だ。
落下傘が開いて、着陸(着水)したのは、カエルが泳いでいる、岸までわずかの
ちょうどよい水面。ドアを開くと水がドバっと入ってきて、溺れそうに
なるが、「天空」に追いつくようなサンドラに水なんか屁のようなものだ。
なんだ、結局楽しんでいるではないか。
テレビ東京が「東京12チャンネル」といっていた昔から、ずっと昼の時間帯は
「午後ロー」をやっていた。放送時間は2時間。CMを除けば大体100分位だから
2時間以上の作品は大幅にカットされる。また、いつの頃からか、性的なシーンは
ぼかしが入ったり、カットされるようになった。午後ローに限らないが、現在の
地上波テレビ(私はNHK以外の有料放送を契約していないので、他のメディアの
状況はわかりません)に女性の裸が出ることはなくなった。昔はホームドラマでも
出ていたのだが。時代の流れですね。
90分位の作品は、冒頭に放送ラインナップの紹介があったり、CM明けに前にちょっと
戻って放送されたりする。ほとんどノーカット。繰り返しシーン付きとなる。
途中で「これまでのあらすじ」が入ることもある。
何年も見ていると、(また、これやってるよ)ということも多いし、(録画して
まだ見ていないのに、また放送された)などという作品も多くある。
2021年1月のラインナップは「1月だから頑張った」作品構成になっていて、
それなりにおもしろかった。
サンドラ・ブロック主演の2013年作品「ゼロ・グラビティ」が2021年1月26日に
放送された。91分の作品だから、「繰り返しシーン付き」だ。
この作品はアカデミー監督賞を受賞。ノミネートならば、主演女優賞ほか多数。
映画は荒唐無稽であっていい。アメリカに映倫的な組織があるのかどうかも
知らないが、その基準に適合していれば、どんなお話も自由だ。
特にアメリカ映画は、どんなに激しいカーチェイスがあっても、主人公が運転
する車は大体最後まで走っている。マーベル作品のような超人的な登場人物が
出てもよい。映画は自由です。
だが、「ゼロ・グラビティ」のサンドラ・ブロックは、「いくらなんでもお前
それは無理があるだろう」と、ずっと思ってしまった。サンドラ・ブロックが
「実は宇宙空間でも自由に動ける超人でした」という設定ならば、無理がない
のだが、設定では「宇宙に不慣れな(ミッションに初めて参加した)医療技師」
である。ごく普通の人間だ。
映画のクライマックスでは大気圏に突入寸前(無人で落下している状態?)
の中国の宇宙船「天空」にサンドラは消化器の噴射を利用して、追いつき、
外から乗り込み(ここまで、スペースシャトル、ソユーズ、を経てきている)
着陸船までたどり着いて、無事地球に戻ってくるのだが、ここまでくると
もう逆に拍手喝采だ。
落下傘が開いて、着陸(着水)したのは、カエルが泳いでいる、岸までわずかの
ちょうどよい水面。ドアを開くと水がドバっと入ってきて、溺れそうに
なるが、「天空」に追いつくようなサンドラに水なんか屁のようなものだ。
なんだ、結局楽しんでいるではないか。