極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

2024年東京都知事選挙 4

2024-06-29 18:20:51 | Weblog

東京都選管の「NHK党は隅に行ってね作戦」についての推測は前回に書いた通りだが、
もし、NHK党枠24名が前日から、もしくは徹夜などで届け出順上位を狙ったとしたらどうだ
ろうか。センター部の24名がNHK党枠となる。

センター部が空白(実際に2024年6月29日現在、多くの掲示板でNHK党枠は空白である)
で、その周りの部分にだけポスターが貼られている掲示板が多く出現することとなり、
より異様な光景となるだろう。

都選管がそのような事態を想定していなかったのか、立花シュミレーションをそのまま
信じたのか、或は両者で密約的なものがあったのかはわからないが、実際はある意味
「想定通り」の結果となっている。

重ねて言うが、そのために8人の「掲示板に正しく貼れない候補者」が生まれて
しまったのだ。実に腹立たしい。


私は公職に就きたいという思いから選挙に立候補する人について、その行動においては
すべての人を尊敬する。それはNHK党枠の候補者24名についても同じだ。

ポスター掲示板とは本来、その行動を起こした人だけに限って自分の「思い」を伝える場
であるはずだ。それが「どんな人でも貼っていいですよ」と言うのが「思い」であるならば、
私は疑問を感じる。

NHK党は「1万4千箇所ある掲示板の中で「販売」されたのは1000~1500箇所」と
発表した。(6月21日)約1万2千箇所が「売れ残っている」状態である。

空白の掲示板の横に届け出順49番目以降の候補者がクリアファイルで「貼られて」いる。
「貼る」というより、片面をただ「付けている」だけだ。

長いこと掲示板を見てきたが、こんな異様で悲しい光景を私はこれまで見たことがない。

残念である。











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2024年東京都知事選挙 3

2024-06-28 12:52:17 | Weblog
掲示板のことを面白がって書いている様に思われるかもしれませんが、決してそのような
ことではございません。今回の事態を私なりに検証、推察し、残しておこうと思った
次第です。


「NHK党から国民を守る党」立花孝志が、選挙ポスターをジャックしてそれを実態として
「販売」(寄付をした人にポスターを貼る権利を譲渡する)することは本人が、前々から
宣伝していたので、誰もが知っていた。当然にして東京都選挙管理委員会も知っていた。

一般的な選挙ポスター掲示板は右上から1番、その隣が2番となる。2020年の東京都知事選挙も
そうであった。


2020年都知事選挙掲示板 右


2020年都知事選挙掲示板 左

今回も「なにもなければ」そうなったはずだ。

だが、立花が「ジャックするぞ」と宣言しているので、選管も考えた。

「真ん中にはNHK党枠ではない候補が貼れるようにする」
「NHK党は隅に行ってもらう」 作戦である。

なので、中心の2段目、から番号1が始まっている。
3段組、4段組の掲示板がどうしてできてしまったかはわからないが、1番の位置は
どちらも同じだ。東京都選管からの指示があったと思う。


立花は事前のPR動画で、シュミレーションをしている。


シュミレーション 


これだと、中間部にまとめて届出をして、中心部をどっかり「いただく」形になる。
都選管は「こういう風にはさせない」と考えたのだろう。

そこで、立花は「サイドと底辺の『額縁でいいか』作戦」に変更したのだろう。
オセロでも隅を取った者が勝つのだから。


4段が圧倒的に多数なので、4段で25~48の24面をいただこうと考えた。

おそらくは届出会場に早くに到着し、25番になるのを待って、24人分の届出を
したのだと思う。

25番以降に到着した候補者は一気に49人目まで飛んでしまい、掲示板もなかった、と
いうことになったのである。

つづく










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2024年東京都知事選挙 2

2024-06-26 12:01:11 | Weblog
今回の都知事選挙には史上最大の56人が立候補し、掲示板が48人分しかないので、
届出の遅かった8名は掲示板の枠外にクリアファイルなどで「はみ出して掲示する」
ことになったのは皆さまがご存知の通りである。

56人を届け出順に分類すると、
1番から24番までが、個人の立候補者、
25番から48番までがNHKから国民を守る党の立候補者、
49番から56番が個人の立候補者(クリアファイル組)になる。

また、25番から48番のなかでも25番から30番までがNHK党枠であっても
別の政党であったり、自前のポスターを制作する人たち(30番の福永かつやは
個別の政党ではないが、先の東京15区衆議院補選でも立候補していたので、特別?)
を、別格の存在にしているようだ。これを私は「BIG6」と名付けることにする。

「BIG6」は一般的な4段×12名ではセンターに来るようになっている。

3段×16名でも一応は中心に近い位置になるが、同列に21番~24番が入ってしまった。
21番~24番が「NHK党の額縁の一部」になってしまった、とも言える。


つづく




4段掲示板


3段掲示板



掲示板の配置図










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2024年東京都知事選挙 1

2024-06-24 07:18:39 | Weblog
前回の都知事選挙2020年はコロナ元年で小池ゆり子の圧勝だったから、盛り上がらなかったが
今回は盛り上がってますね。いろいろな意味で。

個人的には2020年も、誤解を恐れずに言えば「とても楽しかった」ので、今回もワクワクが
止まらない。

通常は選挙戦が始まると選挙については候補者にとって有利不利が発生するためメディアは
トーンダウンするが、本来の選挙戦とは違うところの話題もあって、これまでよりも多く
取り上げている、ような気がする。

選挙ポスター掲示板については、とても残念な結果となってしまった。

NHK党が大量の立候補者を出す、ということは誰もが知っていた。事前の手続き?(書類を
受け取りに来た人数)からも48人では足りないのではないか、と思われていた。
私でも知っている位だから、東京都選管が知らないわけがない。

ポスター掲示板はとても早い段階で設置された。板を追加する時間的余裕はあったと思う。

だが、東京都選管は「掲示板を追加すると億単位で費用がかかる。クリアファイルならば
安くすむ」という理由で「オーバーしたらクリアファイルでいいか」と決断したのだ。

これは大問題である。候補者の平等が保てない。

オーバーするかもしれない、となって掲示板が追加された例はある。最近でも2022年の
参院選東京選挙区では追加された。今回もそうするべきであった。

掲示板をどうするか、については東京都選管が決定し、それを実行するのは市区町村の
選管である。「掲示板を追加する対応も取ることができたが、都選管からはそのような
指示は来なかった」という区選管もあった。

たとえば、千代田区世田谷区などは3段である。(3段×16)



その他はだいたい4段。(4段×12)



3段で作成した選管は「もう一段上に増設する」目的で3段にしたのではないだろうか。
(これは私のだだの推測)

4段で作成した選管も横に12枚もしくは16枚の掲示板を追加することは容易かっただろう。

つくづく「クリアファイルでいいじゃん」と決定した東京都選管に怒りを覚える。

掲示板の3段と4段の違いについても、とても興味深い。


つづく



東京どうする?




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フル電動自転車という名の原付バイク

2024-06-08 11:23:58 | Weblog
原付2種のオーナーとして、昨今とても気になっていることがある。それは
「違法フル電動自転車の大流行」である。

「違法フル電動自転車」とは私が勝手にそう言っているだけで、簡単に言えば
「漕がなくても進む自転車」のことで、正確に言えば「原付1種のバイク」である。

ここ数年、爆発的に増えている。

ペダルがついているので、「自転車」のように見える。が、実態は原付バイクである。
原付バイクならば、ナンバーを取り付け、自賠責保険に加入し、運転者はヘルメットを
かぶらなければいけない。が、ほとんどの違法フル自転車の運転者は、それらを
していない。「ナンバーなし、自賠責なし、ヘルメットなし」である。

で、さらに一般の自転車のように歩道は走るわ、横断歩道を渡るわ、逆走するわ、
信号無視だわ、と「やりたい放題」である。(自転車でもこれらの行為は違法です)

とても危険だし、警察は取り締まってほしい。

どうして「まともに取り締まっていない」のか、それは「あれ?自転車かな」と
思うからである。タチの悪い運転者は微妙にペダルを動かしていたりする。

たとえば、普通の原付バイクをナンバーなし、ヘルメットなし、で運転すれば
すぐに警察に止めれれる。それは「原付バイクとすぐにわかるから」

だが、違法フル電動自転車は「自転車のように見える」から、捕まらない。
捕まったとしても、「これ、普通の電動アシスト自転車ですよ」と言われたら
「違法」の判定もむずかしいのかもしれない。(警察が実際に乗ってみれば
すぐにわかると思いますが)(どこから見ても「これ自転車じゃないだろう」と
いう違法フル電動自転車も最近多いですが)

そんなところから、現在までも警察は違法フル電動自転車の摘発はそれほど
本腰を入れてはいない。だから、違法フル電動自転車が大流行しているのである。

夜、無灯火自転車を交差点で止めて盗難チェックなどをしている警官をよく
見かける。無灯火を止めるくらいなら、違法フル電動自転車を止めてくださいよ、
と言いたい。

また、このような原付バイクを簡単に購入できるようになっていることも
大流行の要因となっているように思う。ネットで、「フル電動自転車」と検索
するとたくさんのメーカーがうじゃうじゃ出てくる。アマゾンでも普通に
売られている。そして、「これは原付バイクです」となっている。

「原付バイクですから、公道を走る時はナンバー登録をしてください。
免許が必要です。ヘルメットが必要です。、、」と書いてある。が、注文すれば、
そのまますぐに乗ることができる原付バイクが届いてしまうのである。


しかも、「このままでは公道は走れない」のに、警察はまだまだゆるいので
「このまま公道を走っても、大丈夫じゃね?」なのである。

で、実際に「大丈夫だったぜ」なのである。

警察は本気になって動いてほしいし、販売ついても、なんらかの規制や
罰則の強化を法律の改正等も含め検討してほしい。

(2023年7月の道路交通法改正で、取り締まりはやや強化されていますが、
それでも2024年の現在、違法フル電動自転車の流行は続いていると感じます。
より一層の取り締まり強化を希望します)





自転車にしか見えないが、これも「原付バイク」です。CYRUSHER XF590

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