極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

大学2年 11

2005-04-14 23:49:14 | Weblog
寄席に初めて行ったのは1984年2月だ。池袋の「池袋演芸場」だ。平日で客はまばらだった。「池袋演芸場」は落語協会の落語家しか出演していなかった。椅子ではなく畳敷きだった。トリは蝶花楼馬楽(六代目)
おもしろかったが、爆笑とまではいかない。芸に感心していた、というところが本音だ。

笑わないので川柳川柳(かわやなぎせんりゅう)に「笑ってよ、ボウヤ」といじられた。川柳という人は、むかしはテレビなどでちょっとは名が売れた人で、数少ない客の中にも熱心なファンと思われる客も数名いた。川柳は古典をやる落語家ではなく、漫談調というか、モロ漫談だ。

寄席にはその後も何度か行っている。池袋演芸場は閉鎖となった。(その後平成5年に新装オープンしている)ほとんどが新宿末広亭だ。

1年半前に東京に戻ってきて、久しぶりに末広亭に行ってみた。なんと、また川柳が出ていた。芸風は相変わらずだったが、私は20年前よりはよく笑った。


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