SAKUMA DROPS 1

2014年3月5日に佐久間さんの遺作「SAKUMA DROPS」が届いた。

アマゾンで予約した。発売当日に届いたわけだが、知人には
3月4日に入手した人もいたみたい。

2枚組みで34曲も入っていて、これを書いている時点では
ざっと1回聴いたところだ。

まずは最初の印象と説明など。

ライナーノーツほかですでに発表されているし、誰でもわかるが、
DISC1は「売れた曲」で、
DISC2は「売れた売れないに関わらず思い出深い曲」となっている。

曲順は、純粋に発売順になっている。

「むらさき」は当然にしてDISC2だが、曲順は1986年発売で5番目、早い方だ。

「むらさき」の収録時間は全34曲中、6分27秒で一番長い。ラストを飾る
「Last Days」より長い。ヒットナンバー目白押しの中で「申し訳ない」という気になる。

長くなるのは唄が終わった後にインスト部分があるからなのだが、これを
カットされなくてほんとによかった。ありがたいです。

DISC2は「売れた売れないに関わらず思い出深い曲」というが、要するに
「売れなかった曲」である。

では、DISC1とDISC2で違いがあるのか、といえば、一回聴いただけの私には
違いはまったくわからない。わかるのは「売れた、売れなかった」という結果だけだ。

佐久間さんの「Last Days」はとても良い。発売のちょっと前に公開されたMVも
よかったが、MVはドキュメンタリー映像なので、途中で一回途切れてしまう。

曲調は悲しい。悲しいが、力強い。
そして、ビートルズナンバーのように曲が大きい。

「Last Days」は佐久間正英の最高傑作だと思う。