ビックコミックオリジナル と フルーツ宅配便

小学館のビックコミックオリジナルという漫画雑誌を、もう随分と長いこと購読している。

いつ頃から買い始めたか、記憶があやふやだが、大学時代からは欠かさず
買っているので、少なくとも４０年位は読んでいることになる。

ビックコミックは「ゴルゴ13」が連載されている「ビックコミック」（毎月１０日、２５日
発売）と、弟分の「ビックコミックオリジナル」（毎月５日、２０日発売）が老舗雑誌で、
グループとしては「ビックコミックスペリオール」（第2、第4金曜日発売）があり、小学館に
よれば、週刊の「スピリッツ」もビックコミックグループのようである。

一時はビックコミックと、オリジナルと、スピリッツまで買っていた。
講談社の「モーニング」や「ヤングマガジン」もよく読んでいた。漫画ばかり読んでいた。

社会人になり、購読する漫画雑誌はビックコミックとオリジナルに絞られ、ビックコミックの
連載にあまり魅力を感じられなくなり、ここ数年はオリジナル1本になっている。月2回の発行
なので、おっさんにはちょうどいいのだ。

もっともオリジナルの連載にもそれほどの魅力を感じられなくなっている。歳を取ったのかな。
惰性でダラダラと爛れた関係を続けている男女のようだ。

ここまで　プロローグ


2015年から連載が始まった、「フルーツ宅配便」は好きな作品だった。

連続テレビドラマにもなったので、ご存じの方も多いと思われますが、デリヘルを舞台に
ほぼ一話完結の味のある作品である。

「だった。」と書いたのは、これが現在は「リアル雑誌」では連載されていないからだ。


どのような理由かわからないが、（小学館からは案内はあったが、理由の説明はない）
2020年1月20日号から突然「フルーツ宅配便」はデジタル版限定連載になってしまった。

「フルーツ宅配便」が読みたければ、デジタル版を買え、というわけだ。

テレビドラマになるくらいだから、不人気作品ではないはずで、それをあえてデジタル限定
にするということは、小学館として「デジタルの購読者を増やしたい」という意向があるのか。

リアルに出版する費用に比べて、デジタルならばずっと費用が抑えられるのは素人でも
わかるが、そういう流れになっていくのか。「黄昏流星群」（かなり個人的には飽きているが）
も、「風の大地」（これまた薹が立ち過ぎているが）も、「釣りバカ日誌」（もともとまるで評価
していないが）も、その内デジタル版限定になったりして。

「フルーツ宅配便」のためにデジタルに切り替える度胸は、まだない。

ゴミにならないし、購入の手間はかからないし、部屋で読んでて家族にバカにされることもないし
デジタルの利点は多いのだが。

OGPイメージ

（雑誌名） 最新号｜ビッグコミックBROS.NET（ビッグコミックブロス）｜小学館

小学館発行の青年コミック誌【雑誌名】の連載作品のご紹介です。ビッグコミック・ビッグコミックオリジナル・ビッグコミックスペリオール・ビッグコミ...

ビッグコミックBROS.NET（ビッグコミックブロス）｜小学館

 

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小学館コミック

 

浜松駅新幹線ホーム中2階 2020年

浜松駅の弾き放題ピアノにつきましては、2018年12月に書いてます。

浜松駅新幹線ホーム中2階 - 極私的デンデケデケデケ

2020年の1月現在は、ピアノは河合楽器になっておりまして、
最高級ブランドの「シゲルカワイモデル」がデーンと置かれております。

展示スペースは通路を挟んで2か所あり、広さが違う。2019年のヤマハは広い方で
今回のカワイは狭い方だ。

今回、駅に到着した時は他の人が弾いていた。トイレに行って、戻ってくると無人になっていた。
しめしめ、弾けるぞ。

スタスタと歩いていくと、ピアノの前に小さな二人の子供がいる。男の子と女の子、姉と弟、
兄弟のように見えた。
弾きたいけど恥ずかしい、、と思えるくらいの年齢になっているようだった。
小学校低学年位かな？

モジモジしているのを、（どうぞお先に）とは譲らず、勝手に弾いてしまった。
悪いな、おじさんは一泊二日の弾丸帰省なのだ、そんなに時間もないのだ、人生は甘くないのだ。

とまでは思わなかったが、どんどん、毎度の「楽園の落日」を弾く。
単純お手軽曲で申し訳ない。子供たち、ちょっと待っててね。

シゲルカワイモデルですが、いい音してました。また、狭い空間なので、音の反響も大きく
よりいい音に聴こえた。風呂場効果。

「時間はない」し、次の子供たちが待っているので、あっさり弾いて立ち上がると、

ふたりの小さな観客が拍手してくれました。

幸せ。




写真はまたもや池谷のインスタを勝手に転載　同じ写真に見えるが、こちらはシゲルカワイモデルです。

ポイント還元2 30円

ポイント還元のため、WAONとパスモの登録した話を以前書いた。

ポイント還元 - 極私的デンデケデケデケ

利用するコンビニはほとんどキャッシュレスにしている。
セブンはこれまで通りナナコ、それ以外のコンビニはWAONで払う。

コンビニはその場で還元がされるので、レシートに数円の還元額が記録されている。
数円なので（コンビニで高額の買い物をすることもないので）あまりありがたみもない。

また、コンビニ以外で「キャッスレスポイント還元2％、5％」の表示があるような小規模の
店舗で買い物をすることもあまりない。たまに表示があっても「PAYPAYと楽天PAYのみ」
などと、対応しているサービスが少なかったりして、ほとんど使えなかった。

2019年10月から12月の3カ月で、ネットで1万円を超える買い物を一度して、（必需品）
そのネットショップが「5％還元」だった。通常のクレジット決済でも適用されたので、
1000円を超える還元があり、これはちょっと得した気分になった。

問題はパスモである。コンビニでもパスモ払いはできるが、その場還元だし、
「パスモ（スイカでもよいが）を使って、集計後還元（コンビニのようなその場還元ではなく
ネットショップのように後から還元される）買い物」がそもそもない。

3カ月が終了して、パスモから「この3カ月のご利用ご案内」がメールで届き、専用サイトで
確認したら、「0ポイント」だった。

たしか、期間内にタクシーの支払い（車内には還元案内ポスターがあった）でパスモを
使った。（支払いは数百円）　あれはカウントされないのか、と思った。

その他に「集計後還元」でパスモを使ったことはない。

で、本日またパスモ事務局より「PASMOポイント還元】第一期ポイント還元手続きのご案内」が
あって、30円となっていた。

タクシーの支払いはカウントされていたのだ。

しかし、30円。これを受け取るためには、駅の窓口で手続きをしなければならない。
しかも1/26まで。しかも私の最寄り駅の地下鉄（東西線木場駅）ではできない。
メトロだと日本橋駅など、大型駅でないとできない。（京急線などは全駅でできる）

30円のために遠方に行くのはバカらしいな。

また再度　サイトでポイント確認をしてみると、やはり0ポイントだった。

よくわからない。

2020年のオートレース

オートレースが好きなことは、このブログでも散々書いている。

オートレースのある町、浜松で育った私がオートにハマったのは実は2003年位からで
それまではあまり関心がなかった。

2003年当時もすでにオートレースは斜陽の公営賭博であり、人気は断トツに低かった。

それは賞金の額からもわかる。例えば競輪の年末のビックレース「競輪グランプリ」の
1着賞金は約1億円なのに対して、オートの年末の「スーパースター王座決定戦」の
1着賞金は3000万円。

2019年の勝者は31期の天才　青山周平だが、久々の年間獲得賞金が1億円を超えると
話題になった。競輪では1レースで1億円である。これだけ違う。

それでも昔はオートレース場には多くのファンが詰めかけた。場内は押すな押すなの大混雑。
周辺道路は大渋滞、だった。

今はどうか。

正月開催でもレース場は閑散としている。

現在、東京に住む私は川口オートに年末のご挨拶に行き、年始は浜松オートと
川口オートに「初詣」に行ってきた。「賽銭」はいつものように返ってはこなかった。


川口と浜松はスタンドの改修工事が行われる。（浜松は2019年から工事開始、川口は
2020年から）改修と言っても、スタンドを取り壊して、より小さなスタンドに
作り替えるのだと思う。（はっきりした情報が入手できないが、もしかしたら川口は
取り壊しだけかもしれない）

取り壊すスタンドは老朽化が進み、耐震的に問題だ、というのが理由だが、スタンドを縮小
しても入場者には問題なかろう、というのが本音だろう。

浜松オートはメインスタンドの改築となっている。2019年の秋から取り壊し工事が始まり、
やっと2020年1月から入場可となったので、行ってみたら、メインスタンド本体はまだあり、
入り口の屋根部分や周りの部分が取り外されていた。また、メインスタンド周辺は
立ち入り禁止となっていて、客はグリーンスタンドの下（グリーンスタンドは有料席）か、
西側の第3スタンドでの観戦となっていた。

浜松の入場客はほとんどが、グリーンスタンド下にいて、ちょっと混んでいた。第3スタンドは
それでも空いていた。

西側のスタンドは第3スタンドなので、以前は第2があった。2003年の資料には第2スタンドの
図がある。

写真は2003年発行のオートレース選手名鑑。

2003年には第2スタンドがあって、私はこの頃から浜松オートに行ってるはずだが、
第2スタンドの記憶がない。今回はメインスタンドの改築工事で、浜松市の情報によれば、
メインスタンドを建て替えする、となっている。

浜松市の情報ページ

どんな大きさになるのだろうか。

情報の図からすると、とても小さくなるのではないか、と不安だ。


メインスタンドは小さくなってしまうのか。



見晴らしの良い、だだっ広いメインスタンドに座って、ゆったりとオートレースの観るのが好きだった。


第2スタンド跡地からメインスタンド（撮影　西村　2020/01/02）

浜松はそれでもメインスタンドを建て替えだからまだいいが、川口はオートファンによれば、
「取り壊すだけ」という説が多い。　取り壊されるのは2号スタンドと5号スタンドで、これも
かなりのスペースだ。だが、浜松の第2スタンドのように、ほんとに取り壊しだけかもしれない。


5号スタンドから2号（ガラス張りのスタンドの奥）。川口オート2020/01/05


5号スタンド最後の日。予想屋「ジェット社」さん。川口オート2020/01/05


これは浜松オート。

自動販売機

前の会社に勤務していた頃の話である。

エレベーターホールには飲み物の自動販売機があり、その時私は缶コーヒーか
何かを買ってエレベーターを待っていた。

横に新入社員の女性が二人いた。二人は私の課員ではなかったが、
同じフロアだったので、面識はあった。面識はあったが、その時はその二人と話を
するわけでもなく、ちょっと離れた位置に私は立っていた。

ひとりが「私さあ、最近　男と別れたんだよね」と言った。
もうひとりは特に驚く様子もなく「ふーん」と相槌を打っていた。

横に面識ある私がいるのに、そんなプライベートなことを話してもいいのか、と
驚いた。

話は進み「で、どうなの」的な話になっていった。

エレベーターには私ひとりが乗った。

彼女たちにとって、私は自動販売機みたいなものなんだな、とやっとわかった。


新年から、こんな話ですみません。
今年もよろしくお願い申し上げます。