強運

2022年9月13日に各部屋のカーペット、マット、絨毯等を処分して、「家の中の物」の片付けが
ほぼ終了した。今回は9月10日から13日までの滞在で9月12日は青柳が来宅した。
青柳は長く内装の仕事をしていて、「玄人はだし」である。自分の店内内装や自宅マンションの
床張りなどを上手にやった。今後の作業の参考になるかなと思い、お招きしたのだ。

午前10時頃にやってきて、それなりのアドバイスもいただいたが、私の「最終ゴール」も決まって
いないので、具体的な話にもならなかった。

毎度の昔話と雑談で盛り上がり、近所のとんかつ屋で昼飯を食べて別れた。


それから私は翌日（9月13日）にゴミ処理場に持ち込む、カーペット、絨毯他のまとめ作業や、
キッチン、シンクの清掃などをした。夕方になり、近所のスーパー銭湯へ行くことにした。

近所といっても歩いて行ける距離ではなく、原付で行く。原付で10分くらいの距離である。

実家は住宅地にあり、大通りに出るまでは住宅地を抜ける。大通りに出る前に道に財布のような
ものが落ちていた。一瞬、（財布かな？）と思ったが、布地でできている筆入れのようなポーチの
ようなものであり、（財布じゃないな）と思い、停まることなくそのまま通り過ぎた。


さて、銭湯から戻り、スーパーで晩飯と酒を買って帰ると、青柳からlineが入る。

「ジーンズ地の携帯ケースを忘れていないか」とのことだった。

すぐに銭湯に行く前に見かけた、道端に落ちていたポーチのようなものか、と思った。
もう夜になっていたが、その見かけた場所まで自転車で行き、確認すると、はたして
そのままの場所にある。

家に持ち帰り、写真に撮って送ると「まさしくそれだ」となった。

とんかつ屋に行く時（ふたりともバイクで移動）、バックから落ちてしまったようだ。

青柳のお母さまの手作りだという。

しかし、私が夕方（まだ明るい内）に銭湯に行く途中でそのポーチを見かけていなかったら
この拾得はありえなかった。ただ家の中をさがして「そんなものはない」で終了である。
とんかつ屋の近くで落としたのならば、（コースが違うので）見つけることはできなかった。
また、誰かが拾って、どこかにポイ捨てされていたら、見つけられなかった。

いくつもの奇跡が重なっての拾得劇。

青柳と私のどちらに強運があるのだろうか。



イメージです。写真は本文と関係ありません。

浜松オート2022年レポート 4

第3レースの1650円が当たった。第1第2と外しているので、1200円の投入で
1650円の払い戻し。トータルでは450円のプラスとなった。予想紙「日競」の400円くらいは
獲得した。

その後4レース150円（ガミる）、5レース2530円、6レース320円（これまたガミる）と、
信じられないことに4レース連続的中。4レース中2度もガミる（投入金額よりも払戻金が
低いこと）のは、私のセンスのなさを物語っているが、それにしても4レースの連続的中など
長いオートレース人生で、記憶がない。当たり始めると不思議なもので、

（7車の内の4車も選んでいるんだから、当たって当然だよな、7分の4だもんな）などと
思い始める。（正確には35分の4）

ガミったものの、第5レースの2530円が大きく、第6レース終了時点で、
投入金額2400円、払い戻し金額4650円と2250円のプラスとなった。

その後7レース8レースを連続して外したが、まだ1450円のプラスであり、
迎えた最終第9レースは、これまで通り400円投入して外したとしても1050円残ることから
せっかくの有料席記念と3連単も、伊藤信夫の1着から3点流し（3×2で600円）で買ってみた。
これが外れても450円のプラス。「日競」分は残る。

結果は3連複790円、3連単2880円とも当たり、トータル投入金額4000円に対して
払戻金8270円の最終4270円プラスとなった。

9レース中5レースの大的中。「外したレースよりも当たったレースの方が多い」なんてことは
初めてであり、「ついに俺のオート才能が覚醒したか」と鼻息が荒くなった。
やはり博打は「当たってナンボ」の世界である。


だが、その後2022年9月11日も同じように朝イチで有料席を買い、「日競」を買い、
鼻息荒くやってみたが9レース中的中は1レース1100円だけ、トータル投入4000円の
最終2900円マイナス。
毎度の結果となり、私には「オートの神様」はやはり降りてはこなかったのである。


おわり



写真は9月11日。仲良しのオートファンみたいですね。

浜松オート2022年レポート 3

浜松アーリーレースは9レース制である。（通常の昼開催は12レース）
またひとつのレースに出走するバイクは7車（通常は8車）、7車立てである。
より「的中しやすく」するためなのか、他の理由があるのか、最近のオートレースは昼開催でも
7車立てになることが多い。深夜まで開催されるミッドナイトレースは6車立てである。

出走する数が少なければ「当たりやすくなる」のは当然だ。競艇は6艇立てである。競輪は9車立て
だが、こちらも7車、5車などがある。競馬はフルゲート18頭だが、こちらも出馬数はレースに
よってまちまちだ。

1レースから9レースまでやるので、「1レースに投入する金額を少なめにしよう」と思った。
いつもは一番払戻金の高い「3連単」（3連勝単式。1~3位の順位通りに当てる）を買うのだが、
当たりそうもないので、「なるべく当たりやすいものにしよう」と思った。

選んだのは「3連複」（3連勝複式。1~3位の順位に関わらず当てる）である。これならば、4車
選んでも4通り、100円で買えば400円である。1レース400円ならば、9レースすべて外れたと
しても3600円だ。しかも7車から4車を選ぶのである。7車立ての3連複の全通りは7C3で、
7×6×5÷（3×2×1）の35通りである。35分の4というわけだ。当たりそう。

しかも、7車の中でも、どう考えても着外（4位以降）であろうと思われる選手（車）もいる。
それが1車ならば20分の4、2車ならば10分の4と、どんどん当たる確率が上がるというわけだ。

これでいこうと思った。

しかし、このように「当たりやすい」ということは払戻金も低い。払戻金が400円を下回る
こともある。

これを業界では「ガミる」という。

有料席に座り、じっくり考えて始めてみたが、1レース（3連複払戻金800円）、2レース
（3連複払戻金460円）を立て続けに外してしまった。


「全レースハズレ」の暗雲が立ち込めてきた。


つづく



これは9車立ての競輪の場合。
7車立ての3連複は35分の1ですね。

浜松オート2022年レポート 2

普通に歩いて新メインスタンド2階の有料席販売場所へ。
「S席は右側、A席は左側に並んでください」との係員の指示が。右側列は2～3人、左側は
10人程度並んでいた。これは楽勝で購入できそうだ。

結局開門から30分ほど経ってもA席は完売されず、そんなに張り切って開門前に並ばなくても
買えるのだなと思った。この日は土曜日である。

席の番号が印刷されたレシートを小さなクリップボードに挟んだものを渡されて、それが
席札になるようだ。前回は「指をくわえて見ているしかなかった」有料席に座ってみる。
さすがに出来たばかりでピカピカの席である。しかも隣はコロナ対策で未販売。しかし、
隣とも10センチ程度の仕切りがあって、区分けはされており、行き来はできない。

エアコンが効いているフロアでゆっくり座っていられることもありがたいが、机（テーブル）
があることもありがたい。ここに出走表や予想紙を置いて、じっくりと考えることができる。
無料エリアにも記入するためのカウンターがあるが、車券購入機の近くであったり、独占で
使うことはむずかしい。大抵は「空中」で出走表を見て、オッズを見て、投票用紙に記入する。

有料席は独占できる記入台があり、顔を上げれば、目の前をバイクが走っていく。実に快適な
空間なのである。車券購入機も同フロアのすぐ近くにある。

有料席には電源コンセントとUSBポートがあり、スマホやPCをつなぐことができる。

しかし、新メインスタンド内に無料Wi-Fiサービスはない。以前からある第3スタンド、
グリーンスタンドの有料エリア（200円）にはあるが、なぜか新スタンドにはない。
なぜだろうか？

激安スマホ契約をしている身としては無料Wi-Fiがありがたいのだが、いろいろと事情も
あるのだろう。最近、コンビニやファミレスなどの無料Wi-Fiサービスを終了する動きがある。

2022年9月現在、大手コンビニではセブンイレブンとファミリーマートのサービスは終了した。
同様にセブン系のデニーズも終了している。ローソンはまだ終了の発表はないが、時間の問題か。

ちなみに2000円のS席には席毎にCS放送やオッズが見られるタブレットが標準装備されている。

つづく

場内案内マップ／場内喫煙場所 – 浜松オート オフィシャルサイト

浜松オート2022年レポート 1

2022年8月27日（土）に浜松オートに「しっかり」行ってきた。
「しっかり」というのは、いつもの私の浜松オート訪問は、

① 適当な時間にふらっと行き
② 数レース適当にやって
③ 大抵は負けて帰る

である。実家と浜松オートが近いので、大抵は原チャリで行くが、数分で到着する。

今回は「開門前から入場を待って、第1レースからちゃんとやった」のである。

8月27日は「アーリーレース」だった。

通常の昼開催は午前11時くらいから午後5時までだが、「アーリー」は(モーニングともいう）
第1レースが午前9時半、最終レースが午後2時位に終わる。オートだけでなく、現在の
公営競技は朝から深夜までやっている。以前はそうではなかった。昼開催と時々ナイトレース
があるくらいで、「朝」とか「深夜」はやっていなかった。現在はその気になれば、
ネット投票ならば、それこそ朝の9時台から夜の11時台まで公営競技を楽しむことができる。

開門時刻は午前9時だったので、8時50分位に到着。そこそこの行列ができていた。

並んでいると、予想紙の「日競」の売り人がやってきたので、購入する。400円。
「1～3レースは何が来るかわからないですからね、荒れるかもね」と耳打ちされる。
貴重な情報をどうもありがとうございます。

しかし、入り口に予想紙の販売コーナーがいくつか並んでいるが、販売しているのは
「日競」だけである。つい最近まで2～3社はあった気がする。商売が成立せずにやめて
しまったか、配信に特化したのか、ビックレースの時は販売するのかはわからないが、
とにかく「日競」一社だけだった。残念である。

時間通りに開門。

「先着100名様にカステラ饅頭をプレゼント」というファンサービスは私の数人前で
終わってしまった。残念である。

今回開門前から行ってみたのは「新メインスタンドの有料席」を体験したかったからだ。

有料席にはグレードがあって、
グランルーム　15000円（グループで利用可能）
S席　2000円
A席　500円　だが、当然私の狙いはA席である。（その他、以前からのグリーンスタンド
にも若干の有料席がある）

A席は92席あるが、コロナ対策で半分しか販売されないので46席である。

有料席は事前予約ができない。開門されて、チケット売り場のみで販売される。
チケット売り場はメインスタンドの2階にある。

「あさイチ」で売り切れてしまったらどうしようと思った。ディズニーランドの開門時の
ダッシュ、もしくは西宮神社の福男（十日戎開門神事福男選び）のように、わー－っと
走っていかなくてはならないのか、と思った。

しかし、ゲートを通過しても誰も走らない。みんなゆっくり歩いている。

走らなくても間に合うのである。

つづく

西宮神社の福男