極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

眩しい

2019-06-16 06:57:48 | Weblog
2019年5月に親戚の法事に参加した。

親戚といっても、女房のおばさんの1周忌だから、ほとんど私とは縁がない。
女房は母親(私にとっては義母)の付き添い、私はふたりの運転手役だから、
「おまけ」の存在である。

法事の参列者も初めて会う人が多かった。

そのおばさんという人は生涯独身だったので、配偶者も子どももなく、式は
長兄(女房のおじさん)が取り仕切った。その長兄の子供たちも式には参列
した。

長兄には娘がふたりいる。長女は自分の子供ふたりも連れてきていた。

長女の子どもは3人。リクルートスーツのネクタイを黒に変えての参加は
大学4年の長男。下は娘で一卵性の双子、高校2年生、制服。残るひとりは部活の
練習があって、参加しなかった。

お墓のある霊園はこの長兄の娘の住まいの近くにある。

長兄は将来を考えて先祖代々の墓を移転させた。自分たちが亡き後は、長女に
墓を守ってもらいたい。長女の近くにある方がいいだろう、と考えたのだ。

先祖代々の墓とは滋賀県にあったのだそうな。
墓の移転、考えただけでも気が遠くなる。


そんなことはともかく、法事は粛々と進んで、その後食事会となった。

会場は駅前のファミレスみたいなところ。堅苦しくなくてよいね。


始まってしばらくすると、長女の双子のもうひとりが加わった。
高校の部活が終わってから直行したらしく、ジャージ姿だった。さすがに
一卵性、よく似ている。

制服とジャージと就活生、この若者たちは明るくてよく笑い、よく食べた。
ドラマやCMに出てくるような、大学生と高校生だった。

私の子供たち、私の妹の子供たち、女房の兄弟の子供たち、はどちらかと
いえば、おとなしいタイプで、明るくはない。そういう子供たちとずっと
接してきた。


ドラマに出てくるような若者たちは私にとって眩しかった。

眩し過ぎた。











コメント (2)
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