岩手銀行赤レンガ館(旧盛岡銀行) 国指定有形文化財(建造物) 中ノ橋通一丁目2-20
岩手銀行赤レンガ館は、盛岡銀行の本店庁舎として1911年に落成しました。その後岩手銀行の本庁舎となり、以後中ノ橋支店となり2004年まで営業をしていました。営業中に国の重要文化財となったこの建物は、修復工事を経て岩手銀行赤レンガ館として、公開施設となりました。当時の洋風建築の特徴がほぼ残っています。この建物の設計は、辰野・葛西建築事務所によるもので、館内には彼らの業績を知ることのできるコーナーがあります。数々のイベントも行われています。2016年に多目的ホールおよび創建当時の館内の模様を展示する施設としてオープンしました。
盛岡信用金庫本店(旧盛岡貯蓄銀行) 盛岡市景観重要建造物 中ノ橋通一丁目4-6
赤レンガ館の向かいに旧盛岡貯蓄銀行があります。ここは、昭和2年に建てられた近代建築です。昭和10年に岩手貯蓄銀行に名称を改め、明治18年に岩手殖産銀行(現在の岩手銀行)、昭和33年に盛岡信用金庫に所有が移っています。鉄筋コンクリート造2階建て、陸屋根、外壁は花崗岩、設計は盛岡市出身の葛西萬司、当時の銀行建築で見られたギリシャ風の要素を取り入れ、正面外壁には6本の丸柱があり神殿をモチーフにして銀行の持っている重厚で誠実な印象を引き立ています。旧盛岡貯蓄銀行(現盛岡信用金庫本店)は昭和初期の銀行建築の遺構として貴重な事から盛岡市の景観重要建造物に指定されています。
岩手県のコロナウイルス感染状況
県と盛岡市は3月31日、県内で7人が感染したことを発表しました。盛岡市の40代男性と30代男性は県外の感染患者と接触があります。盛岡市の30代女性と40代会社員男性は患者との接点が確認できません。奥州市の20男性、矢巾町の20代男性学生、県外在住(北上市滞在)の10代男性は、それぞれ県外の患者と接触がありました。これで、県内の累計は621人です。
県内の3月の感染者は67人で、30代、40代、50代は各12人、20代は10人、10代は6人、10代未満は5人、60代は5人、70代は4人、80代は1人でした。
県と盛岡市は4月1日、県内で25人が感染したことを発表しました。施設名を発表しませんが、未就学児が通う保育関連施設でクラススターが発生したと判断しました。女児1人、施設職員14人、保護者2人の17人です。他は、盛岡市の10代女性、奥州市の20代と10代の女性、住田町の10代女性、県央保健所管内の30代男性の計5人は患者の濃厚接触者です。北上市の50代男性と奥州市の10代女性2人の計3人は感染経路を調査中です。これで、県内の累計は646人です。
県と盛岡市は2日、県内で27人が新型コロナウイルスに感染したことを発表しました。盛岡市の教育保育施設関連の16人は、盛岡市の10歳未満の男児9人と女児6人、県央保健所管内の10代未満の男児1人です。また、スポーツ関連では、北上市の10代女児1人と宮古保健所管内の10代女児1人の計2人です。スポーツ活動に取り組む別のグループでは北上市の10代女性1人と奥州市の10代女性2人の計3人からもウイルスを検出しました。その他、県央保健所管内の30代女性と田野畑村の40代男性の計2人はコロナ患者の接触者でした。紫波町の30代男性、奥州市の40代男性と家族の10歳未満の男児、一関市の70代男性の計4人は感染経路をを調査中です。これで、県内の累計は673人です。
県と盛岡市は3日、県内で14人が新型コロナウイルスに感染したことを発表しました。盛岡市の教育保育施設関連では利用者でない10代未満の女児1人、職員と接触のあった10代から60代の4人の計5人。奥州市の10代未満の女児1人。スポーツグループ関連では北上市と花巻市の10代女性の計2人、一関市の10代女性1人と40代男性1人の計2人。県央保健所管内の20代の男性1人と女性1人の計2人。その他、一関市の70代女性1人、北上市の50代女性1人。これで、県内の感染確認は累計687人となりました。