介護されし者

介護を受ける武久ぶくの視線

介護受容

2021-06-25 08:53:43 | 武久の視線
よく障害受容とは言うが
僕から言わせれば、介護受容こそ大変なことだと思う

人はそもそも「他人に頼む」ってことは苦手なもの、嫌なこと
だから大概のことは無理をしてでも一人でやってしまうもの

そんな人でも、要介護状態になれば他人からお世話してもらうしかない
他人からしてもらうことでさえ気苦労になるのにまして介助として
トイレ、入浴、オムツ、、、要は恥ずかしい場面にも他人の手が必要となる

男でも恥かしさを感じるのに、女性なら屈辱的に恥ずかしいことなのだろう
しかし介護を受けると言うことは恥ずかしいとか惨めとかは言ってはいられない

介護を受けると言うことは
プライドや羞恥心などは捨てなくてはいけないのである

介護のお仕事や介護する側には決して分らぬ気もちなのだと思う
要介護とされた時、そこには大きな「諦め」が必要となって来る
介護する人は大変だ、しかし、介護される人もまた大変なのである


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