ぶく塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

中心

2016-11-15 12:10:50 | 武久の視線
患者中心、利用者中心、、、ケアの業界で最近よく耳にする言葉である
そんな言葉を目に、耳にする度に、当事者武久は思う「別に中心じゃなくてもいい、、、」


当事者にせよ、介護家族にせよ参加したいだけなのだと思う
同じテーブルに着く機会が欲しいのだと思う


多職種連携、カフェ活動など
専門職のみにて語られる地域在宅医療、訪問看護、介護、訪問リハビリなど、、、


ユーザーである当事者や介護家族
はたまた医療や介護などに関心のある地域住民なども
同じテーブルに着くことすら出来ぬ地域がほとんど


国政、制度の流れにはいくらデモをやっても、署名運動をやっても押し切られる
そんな光景、体験は十分知ってる筈だ、となれば


住民が、住民の手で創り上げる社会ネット「助けあい」とか「お互いさま」などの
共生意識などが重要になってくる


地域住民総活躍時代でなければ、この超高齢化社会、超格差社会
都市集中、過疎などの問題を抱える時代は乗り切れないのだろう



当事者 介護家族=クレーム と決めつける専門職の方も未だ多い
クレームを苦情ととるか、問題提起などにとるかなのだとも思う



支援される人も、人権をもつ人間
支援する人も、人権をもつ人間

優越などない、同じ人権をもつ、、、同じ人間なのだと僕は思う




(倒れる二年前)
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 多職種連携 | トップ | 命と人権、そして平和 »
最新の画像もっと見る

武久の視線」カテゴリの最新記事