ぶく塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

不立文字

2020-03-29 09:26:19 | 武久の視線
先頃、僕の訪問リハビリを担当する療法士さんが盲腸で入院をした
週二回の訪問リハビリ、我が家の長男ぐらいの年齢、地元進学高卒

僕と馬が合うのか普段、内容のある話も出来る好青年
当然、ここに書くような当事者、患者や利用者の心もちみたいなことは
常々の会話の中で伝わってはいるものの、、、彼曰く、、、

「他人にものを頼む心苦しさ、頼むタイミングの気づかいや
下のお世話になる羞恥心、ベッドに寝ているだけの退屈感などなど、、、

色んな心境を武久さんから聞いてはいましたが
短期間の入院でしたが、手術の痛みや患者の心もちなど
身に染みて痛いほど理解できました」そんな話しでした

不立文字ではないが、人は頭では分かったつもりでも
体験しなければ身に付かないこともあるのだな、とつくづく思いました。




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