武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

喪失

2019-11-25 12:22:56 | 武久の視線


患者や高齢者などの悲しみや苦しみ
それらの最大の要因は喪失感に思う

僕が44歳で四肢麻痺となった時
機能の喪失、社会的な喪失、、、
喪失による挫折感、絶望感、不安、、、その現実に心がさいなまれた

病気になった人なら、健康の喪失、日常生活の喪失、、、
認知症の人なら自分と言うもの喪失、人生の記憶の喪失、、、
高齢者なら生きがいの喪失、体力の喪失、若さの喪失、、、

喪失が苦しみや悲しみの大要因
死別の悲嘆や喪失感のみならず
生きる者たちの喪失感に対するケアも必要なのではないだろうか?





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