武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

リハビリ

2019-07-12 09:12:19 | 武久の視線


僕のリハビリへの想いは
その人に「生きがい」を与えられることだ

訪問リハビリを始めた頃、担当のOTから食事訓練をさせられた
僕は一人食事が出来ることよりパソコンを使えるようになりたいことを伝えた

それまで意思伝達装置でネットは見れたが参加は出来なかった
リハビリでパソコン操作を習得しネットの世界へ参加したかったのだ

麻痺しながらも唯一動く僕の左手、半年ぐらいのリハビリの後
左手マウス操作、左手指一本ひらがな入力でネットが使えるようになった

今ではネット発信が僕の「生きがい」となっている
思うに自立支援やリハビリの先に「生きがい」が見えぬものは
本物の自立支援やリハビリとは呼べない
と僕は思う

余談だが
以前パワリハで顔を合わせた後期高齢者の顔見知りは
「武よぉ~、俺パワリハやりたくないんだよぉ~」と言っていた

数か月後、彼は持病で入院、逝ってしまった、今も彼の声が残る。


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