武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

介護準備

2017-12-28 09:24:20 | 武久の視線
介護予防、健康年齢などなど確かに大切なものなのだろう

しかし、これらは介護を受ける時期を遅らせたり
いつまでも健康でいたいと言う希望や願望であって
いづれ老いて死ぬ、という現実は必ず誰にでも訪れる

勿論、運動や節制などは大切なことながら
嫌だろうが、遅らせようが、全ての人に老いも死も訪れる

20代、30代、、、現役のころには誰しも
自分が60歳、70歳、80歳になるなんて想像もしなかったはず

元気な父と母に、老いとか介護とか死とか
想像すらしなかった、したくなかったあの頃、、、
僕も、もれなくその部類だった

しかし僕は、40代で介護を受ける身となった
こうして介護を受ける身になって感じてみると
介護予防というより介護準備が大切!に思う

肉体的なこともさることながら
介護に対する予備知識や、介護保険制度への手順とか
介護を受ける、介護する、心の準備的なことなどを身につけた方がいいと思う

介護というもの「するも、されるも」その時点になってから慌てるもの
だから慌てないためにも介護準備が必要になって来る

ここで何回も書いているが
介護されている精神状態が葛藤や不安、不満などに満ち溢れていたのなら
穏やかな死、自分らしく死にたい、とかの

自分が思い描いたような終わり方は出来るはずもないのだから



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