武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

介護とは、、、

2015-08-26 10:10:11 | 武久の視線
全介助の生活、介護される身となり十数年、、、
妻との在宅介護生活や、介護サービスを利用して思うのは  介護とは日常生活 だと言うこと


介護される側も、介護する側も、葛藤もあり、喜怒哀楽なども普通にあり、共に普通に生きていること


そもそも、介護業界、サービス業の人たちが、介護と言うものいたずらにを複雑難解なものにしている
だいたい人はみな、老いてボケたり、介護されたりして生涯を終える、介護されているからといって特別な人間ではないのだ 


生きがいなんかをもち、生きててよかった、と思えなければ生きてても張合いがない、それはどんな立場でも、老若男女みな同じだ 
高齢者=介護する、お世話する対象者だからと言って、介護する人間となんら変わらない感情をもった人間なのだ


それを、やれ問題行動だの、何型の認知症だの、水飯糞運動だの、困難事例だの、、、介護業界は介護される者を管理したがる「あてがう介護」だ 


  介護される者は、なにも特別な人間ではなく、介護する側と同じ感情をもつ人間なのだ  


高齢者を管理しようとする、介護する側主体の「あてがう介護」ではなく
これからの介護業界は、高齢者にあてがう介護ではなく、高齢者と共に生きる介護でなくてはならない



介護とは、、、飾れない、究極の人間関係なのだから。。。

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