田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

200710/28

2007-10-29 00:10:46 | 忘れがたい釣りや山
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
秋晴れの日曜日、北九州市の中央を流れる紫川で、ハゼ釣り大会がありました。
私が毎日油を売りに行っている北九州市の若者の仕事サポートセンターに来ている若者の何人かに「ハゼ釣りに行って、その場で天ぷらで食おう」と誘うと7人の若者がok。
ハゼを釣って、うまい、うまいと平らげました。
晩は、M画伯の山の中腹にあるアトリエで、バーベキューと露天風呂。

(生きるための基本動作)
若者7人のうち、2人はこの春に竹田農園で、畑仕事を手伝ってくれた、青年。7人のうち5人は、魚釣り初めて。竿に仕掛けをセットして渡し、釣り方を簡単に説明して、釣りスタート。
餌のゴカイを怖々針に刺し、何度も失敗しながら投げ釣りの仕掛けを幅100M弱の紫川に投入。
何と、全員次々とハゼを釣り上げる。
釣れたハゼの針外しの仕方が分からず、茫然と突っ立つ若者も。
仕掛けが少しお祭りすると、これも最初はどうしていいのか分らず、茫然。
釣れたハゼが、手のひらの上でピチピチ跳ねると、腰を抜かす。
どれも初めての経験。
お昼も過ぎ、市役所前の大会本部で、釣ったハゼの大きさのコンテストが始まったころ、一緒に釣っていた小倉室町の居酒屋のT氏の包丁で、ハゼをさばく。
若者7人、こわごわ遠巻きに見る。
魚をさばくのを見るのは初めてらしい。
T氏の腕前は、プロで、ハゼの内臓を除いて、バケツに川の水を入れて、洗うと、まだ生きていて、水の中を泳いでいるのに、仰天。
これをT氏、天ぷら油とカセットコンロで(室町のラーメン屋のI氏が自転車で朝届けてくれた)ハゼの大型は天ぷら、小型はカラ揚げ。
油ジュージューで、こんな美味しい魚を食べるのは初めての表情。
この日は、「もつれた糸を直す」、「生き物を殺すのは食べるため」、「川の傍、屋外でも料理も出来れば食事も出来る」、「オシッコをしたくなれば、町のど真ん中でも河原の土手めがけて立ちションベンOK」と生きるための基本動作(私の世代は小学生の低学年までに経験しているもの)を経験して、釣り終了の頃には、ずいぶんと逞しくなっていました。
仕事を間もなく7人とも見つけることと確信。
ハゼの天ぷらを食べながら川原でパチリ。(冒頭の写真。釣り上げたハゼを前にポーズの写真は前の記事に。)

(露天風呂)
夕方には、M画伯のアトリエに10人余りの飲み友達で訪問。
新鮮な肉、魚を焼きながらビールで乾杯。
宴たけなわのところで、釣り仲間のオデン屋のS氏、玄界灘に今日はヒラマサ釣で、いい型のヒラマサが2枚上がったと、帰港後そのままに、バーベキューのアトリエに来場。
ヒラマサは、ちょうど居合わせた、小倉駅前の居酒屋串平の大将が手際よく捌き、コリコリして新鮮なヒラマサの刺身に舌鼓。
満腹したところで、M画伯の庭に作った露天風呂に入り、ビールで小倉の美しい夜景を楽しむ。

今日は一日、満足の日でした。
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2 コメント

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立ちショ○ベ○は… (シロクマあきこ)
2007-11-05 23:04:19
木陰にでもかくれてやってください!!!!
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かくれて (takeda)
2007-11-06 11:10:03
木陰の他に、土手の下・塀下の人の目線の死角、対岸が遥か向こうの川岸、田畑の畦、結構立小便の場所はありまして、これを見付ける技を磨くのは、40~50年前少年達の生きるための必修科目だったんです。
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