温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

鎌倉芸術館で立川談春独演会~まくらでスカイツリーと将門の首塚と北斗七星~

2011-08-21 16:17:15 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
昨日は鎌倉芸術館で立川談春の独演会を聞いてきた。
東京に異動して、一度映画を見たくらいで後はおいしい物食うくらいしかしていなかったけど、そろそろ慣れてきたので、色々なステージなどを見ようというわけで、やっと実現。
立川談春 独演会 | サンライズプロモーション東京
彼のウエブは以下
立川談春 Official Homepage
出し物は
『死神』
『小猿七之助』
『船徳』
感想はって言うと、下にも書いてあるとおりのやりとりがあって、なかなか良かった。
うまい!。
死神は、以下にあるように、なかなか由緒ある、そう、芸術性の高い話だと思う。
生きてる世界、死んだ世界なんていうのを描いているんだから。。。
彼の死神を聞いて、やはり落語の芸術性は大会な後改めて思った。
出てくる人物を上手に描くと、このように楽しめるのかと思った。歌はないけど、舞台やオペラを鑑賞しているのに近い感覚が私にはあった。
この話はオチがいろいろあるようだ。演者が個性を凝らしているようだ。
談春も良かったけど、円生や談志のものを無性に聞きたくなってきた。
死神 (落語) - Wikipedia
『死神』(しにがみ)は古典落語の演目の一つ。ヨーロッパの死神説話を三遊亭圓朝が日本に輸入し翻案したとされている。元となった具体的な作品はグリム童話の『死神の名付け親』、またはイタリアの歌劇『クリスピーノと死神』(ルイージ・リッチとフェデリコ・リッチ兄弟の作曲)だと考えられている。

8/20 立川談春独演会@鎌倉芸術館|ゆけ、東京OL
『死神』 談春
~仲入り~
『小猿七之助』 談春
『船徳』 談春

最初まくらでスカイツリーの話をして、本題に持っていくあたり、まくらも素晴らしい内容だと思った。
大震災は、スカイツリーなどを立てたため、祟りだなんていう話から、下の北斗七星の話題などを織り込んだ内容だ。
平将門怨霊ツアー | 折りたたみ自転車♪ YAMAHON(ヤマホン)で行こう!
日本三大怨霊の一人「平将門」ゆかりのスポットが北斗七星の形に並んで結界となっているという面白い話を聞いたので走ってみた
その番組が言うには・・・
東京には平将門ゆかりの神社がたくさんあり、その中の主要なものを順に繋いでいくと北斗七星の形になる。これらの神社は徳川幕府が設けたもので将門の怨霊を神格化することで江戸を守ろうとしたものだとか。(北斗七星の形は、将門が北斗七星を神格化した妙見菩薩を信仰していたことに由来)

東日本大震災は平将門の崇りじゃ! - AFTER★SE7EN
中入り後は小猿七之助。
この話は私は知らなかった。元々は講談の話のようだ。
これも死がテーマ。
先の死神もそうだが、登場人物の描き方は絶妙。
行かない旅 - お笑い編 : 講談のネタから(立川談志) - livedoor Blog(ブログ)
「小猿七之助」より: 落語・講談によく出ることば──話芸“きまり文句”辞典
俺のふところへ入った金はうでた卵と一緒でけえりっこねえ

最後は上のほうで紹介したブログにも書いてあるけど、おまけという感じでお客さんのリクエストを聞いて船徳、モノマネも入れたり、ゲラゲラ笑うという感じで終了。
船徳 - Wikipedia
落語400文字ストーリー  船徳(ふなとく)
いやあ~、満足でした。
¥3,500で、いいものを観賞させてもらった。これに比べると、やはりどっかの外タレのコンサート、¥10,000だと高いなあ。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿