温故知新~温新知故?

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電車でのベビーカー~なかなか難しい問題だなあ~

2013-01-14 18:51:06 | その他
昨年東京で通勤や外出などで、少なからずベビーカーは邪魔だなぁ~と思ったことがあった。
結論から言うと、下に引用したこの記事の最後の言葉に集約されるのではないだろうか。
電車へベビーカーを持ち込むこと事態が総論としていいか、悪いかのロジカルな判断で結論が出る問題ではないと思う。
当事者双方の人間性みたいなものが問われる問題のような気がする。クレーマーとか言ったもの勝ちみたいになったこの世の中では、ますますロジックのぶつけあいでものを片づけようとすることが多いので、トラブルが増えそうだ。
この種の問題は、当事者の態度などがすごく影響していると思う。もし、ベビーカーを持ち込んでいるものが中国人で大声で携帯電話ででも話をしていたら、母親は大変だなんて誰も思わないだろう。日本人はそのような文脈抜きで物事を公平にロジカルに判断するのは苦手な国民だと想う。
朝日新聞デジタル:電車でのベビーカー、邪魔? 理解求めるポスター波紋
谷口さんは、不快に思う一因は「何を考えているかわからないこと」にあると分析する。「利用者が『お騒がせしてすみません』と添えたり、周りの人が見守るだけじゃなく『荷物持ちましょうか』と声をかけたりするだけで場は和む。

この記事の中でなるほどと思った意見を引用する。
着替えなどが詰まった重い荷物を持ち、息子を抱きあげてベビーカーをたたむのは重労働だ。

確かにそうだろうな。

働いていた時は「混んでる車両にベビーカーなんて非常識」と思っていたが、子育てを始めて母親の苦労が分かった。

当事者になると初めて分かることは多いね。

首都圏の鉄道会社と東京都が昨年、「赤ちゃんを守るのは、みんなの思いやりです。」と記したベビーカー利用に理解を求めるポスターを駅に張り出したところ、ベビーカーに批判的な声が多く寄せられたという。

お互いに協力という言い方でなく、他の乗客にベビーカーを一方的に認めろというキャンペーンはまずいかも、双方の協力というポスターなら良かったかも。

4歳の娘がいる女性は「車内でたたむと、抱っこしながら大きな荷物を持ってベビーカーを支えなければならずツラかった。そして乗客の冷たい視線」。

そうなんだ。これも当事者でないのでわからなかった。だからたたまない人がいるのかな?

一方、「ぶつけても謝らない」「閉まりかけたドアに突っ込んできた」など、ベビーカー利用者のマナー違反を指摘する声も。

高校生の子供がいる女性は「空のベビーカーを広げたままの人も。乗せないなら畳んで欲しかった」。

この2件のケースは私が遭遇したものだ。先のポスターなんかあるとお互いの協力ではなくベビーカーは認められているんだ、だから私の権利だという態度がその人から感じられると、不快になる。実際私は不快だった。

子育て経験のある女性は「私の年代では乗り物ではおんぶか抱っこ。本当に大変でしたが、そんなものと思っていました」。

便利な世の中になったんだけど、それに伴って人間の思いやりみたいなものも同時に進化しないとね。でも、人間そのものの動物的な感情って進化しそうもないな。

車いすを利用しているという女性は、エレベーターがベビーカーでいっぱいで乗れず、何十分も待った経験があるという。「子育てが大変なのはわかるけど、車いすはたためない。状況によって譲り合えるといいのに」という。

こんなのは言語道断では?。車いすの方に譲るほうが和やかな暮らしやすい世の中だろう。

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