温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

モンドヴィーノ

2006-07-09 17:36:28 | Weblog
以前このブログだったかな?、サイドウェイの話題を出したときに、cineken2さんから紹介されたモンドヴィーノさっき見終えました。
なんと、浜松のレンタル屋にもありましたよ。
モンドヴィーノ~オフィシャルサイト~
映画の中で出てくるワインが紹介されておりサイトもある。
モンドヴィーノ DVD|ワイン・ショップ、イーエックス|
最近のワインが、どうも個性がないなんて思っている人には、その理由がなるほどとわかるというような映画。
地味(じあじと読むのかな?じみではない)と字幕に出てきていたけど、現在のワインはロバートパーカーと言うアメリカ人が点数で採点するようになって、その人のつけた点数の高いワインをつくれば売れる、すなわちどこのワインも彼好みの味を目指すということで、だんだん個性や、その地方独特の味が薄れたり、古い樽を使わなくなったりしているという話題だ。
そのなかでも、その流れに逆らって、古いままのスタイルにこだわっている人たちもいるというような内容。
私は技術屋だけど、技術屋にとっても面白い話題だ!。
もの作りも、大量かつ安く売れる、おまけに品質もいいというキーワードで進んできた。
個性的なものは多くは売れない、多く売れないと高い、消費者は同じ品質で安いものを買うということだ。
これはちっとも悪くないけど、それだけになってしまうと、過去のもの作りのこだわりは生きていくのは凄く難しくなってきている。イギリスの車会社は、そのこだわりがすぎるばかりに、ほとんど残ることができなかった。
この流れは20世紀で終わりにして、21世紀は其れとは違う価値観を作っていきたいものですね。
ほかにもこんなページが見つかった。
モンドヴィーノ-フランスで暮らしたい、永野寿子 の夢日記
モンドヴィーノ - 映画作品紹介
So-net blog:如意宝珠:モンドヴィーノ
ジョナサン・ノシター氏 : ワインを語る : ドリンク&ワイン : グルメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
こんな記事も見つけた。
パーカー氏、批判に反撃 : ワインニュース : ドリンク&ワイン : グルメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ちなみに私もワインは好き!。いろいろ結構講釈もいったりしちゃう。
あまり良く知らない飲んべいなだけなのだが…。
家にはロバートパーカでなく、ヒュージョンソン氏の著書があったりする。

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3 コメント

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ドーマ・ガッサック (CineKen2)
2006-07-11 17:25:04
 この映画に出てくるラングドック産ドーマ・ガッサックは一頃僕のお気に入りのワインでした。日本の清酒でも、等級を付けさせないで、その実、特級酒以上に見事なものがよくあるでしょ。あれと同じで、ここのものも格付けをやってなくて、ごく普通の地酒として売ってたんですが、それがフランスでも有数の質を誇る、知る人ぞ知るってな個性的なワインになっちゃった。そいつに目を付けたモンダヴィ一族とロスチャイルドのジョイント・ヴェンチャーがこの作り手の買収に乗り出したんだけれど、なにせオヤジが頑固者だし、共産党系の村役場もオヤジ支持に廻ったため、失敗した。そりゃそうなんで、あすこはネコの額みたいなところで、ちんたら作ってる作り手なんで、そんなコマーシャル・ベースに乗るわけがない。おお!あれが出てきたか…なんて嬉しくなっちゃったよ(笑)。

 じゃあついでに、もう一つ、ワインの作り手を主人公にした映画をご紹介。エリック・ロメールの《恋の秋(秋物語)》 (1998) 。こっちは純然たるフィクションですがコート・デュ・ローヌの女作り手が主人公。小津安二郎の直撃を喰らったロメールです。

 上の「CineKen2」リンク↑からどうぞ。

CineKen2=きのけん
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Unknown (CineKen2=きのけん)
2006-07-11 17:42:43
 ああそうそう、ヒュー・ジョンソンのものは非常に便利で、フランスでも使っている人が結構多いですよ。あれならポケットに入れてワイン屋や食い物屋に持っていけるし、あの手の手軽でいちおう信頼に足るものがフランスにはないんです。大抵のワイン・ガイドは分厚い本だし、パーカーなんか百科事典みたいだもんね。気軽に持ち歩くわけにいかない。ちょっとイギリス人好みの評価だけど…。

CineKen2=きのけん
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re:ドーマ・ガッサック (ひろBB)
2006-07-13 23:24:18
ドーマ・ガッサックかぁ~、興味あるな。

飲んでみなくては。

昨年アメリカのダラスへ行ったとき、ヒュージョンソン持っていきましたよ。なんせ、カリフォルニアワインはほとんど知らないから。そこでridgeのセカンドを飲んだという訳です。
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