温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

なんか野党の方も古い政治に執着しているように聞こえる。

2021-04-04 21:44:30 | その他
4月2日のニュースを見ていて、立憲民主の長妻氏の質問を聞いていた思ったことがある。下のリンクの動画を見ていだければその様子が見れるが、一度決めたことをコロコロ変えるのは無責任だとの発言を聞いていて感じたことがある。
緊急事態宣言を解除して、感染拡大が抑えきれなかった場合、また緊急事態宣言を出さざるを得ないとの考えを示したとの発言に対し、立憲民主の長妻氏がそれは無責任との発言があった。そうじゃなくて、ある基準を決めて、それを越えれば、宣言、それを下回れば解除と淡々とやるべきだと思う。コロコロ変わってもしょうがないと思う。別に、それは無責任とは思わない。あくまで緊急事態なのだから、それは短期間であるべきで、それは決めたレベルを下回ればすぐ解除で、全く問題ないと思う。
日本は一度決めたら、変えるのを異常に嫌がるので、一度決めたことを変えないように、決める前に、いやっというほど、さんざん議論することが多い、その結果、決定が遅くなったり、或いは結果的に決めない事が多すぎる。何も政治の世界だけでなく、民間の会社でも同じようなことが蔓延していてだれも疑問に思っていない。これは非常に問題だと思う。決断は早くして、それが間違っているとわかったら、それもすぐに判断して修正すると言う形に少しでも近づけないと、決定が遅く、すべての施策が後手後手になるという悪循環に陥っているのが今の状態。それが危機的だと誰も気がついていないのか、わからないというのが今の状況だと思う。
これって、良く言えば慎重ということになるけど、誰も正解がわからない事象に対しては、最悪の状態だと思う。私の会社での経験でも、その繰り返しで、誰かのユニークな提案に対して、議論に議論を重ねれば重ねるほど、皆賢く色々なリスクの可能性の知恵を出し、数週間から数週間かけて、これだけのリスクが考えられるから、やめたほうがいいという結論になりがちだった。うんざりだった。あまりリスクについて考えないのは問題だけど、議論は長くても1週間あるいは数回という制限を設けて、結論を出して、失敗を恐れずに実行することが、今、求めれていると思う。
このような意思決定のプロセスは、昔と違って、全てが速いスピードで進行する現代にはふさわしくない古い政治体質というか、古い日本の決定プロセスだと思う。今回の野党の長妻氏の質問を聞いていて、野党こそ、昔ながらの古い政治のやり方をいまだに疑問と思っていない、あるいは推進しているように感じた。
“まん延防止”で収まらなければ「緊急事態宣言」も 田村厚労相|TBS NEWS
「大阪の緊急事態宣言を解除するのが早すぎたんじゃないですか」(立憲民主党 長妻昭副代表)
 「ずっとやっているわけにはいきませんから、どこかで解除しなければならない。ただ、また伸びてくれば厳しい措置を講じる」(田村憲久厚労相)
 「それあまりにも無責任に聞こえますよ、ちょっと」(立憲民主党 長妻昭副代表)

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