温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

コンサルティング会社完全サバイバルマニュアル読了〜コンサルや、エンジニアリングサービスの仕事をする人におすすめ〜

2023-08-28 15:09:27 | 
この本は多分以下の朝日新聞の書評を見て図書館で予約したと思う。私の仕事はエンジニアリングサービスと言われる仕事なので、コンサルタントと非常に近い仕事だ。すでに、退職を決定した後なので、いまさら読む必要もないと思うのだが、その前に、引き継ぎなどで役に立ちそうと思って予約したのかもしれない。
外資コンサルティング会社での働き方を語る本書が類書の中で目立つ売れ行きを示しているという。
 特に強く支持しているのは就職を控えた学生ということだが、一読した感想は「さもありなん」。
 20年にわたって外資コンサルティングの業界で働いた評者から見ても内容はよくまとまっていると思う。
 抽象的なノウハウ論と具体的な根性論とが臨場感のあるコンサル現場のエピソードを織り交ぜながら語られるので読んでいて飽きることがない。
 コンサルティング業界に関心のある人でなくても、何らかの知的生産に従事している人であれば仕事上のヒントを得るところがあるだろう。
内容は、以下のようなものだ。私の仕事は、自分所属している外資系会社と日本のクライアントの中で、通訳やミーティングのアレンジ、請負仕事の契約書の作成などをコーディネイトしていくような仕事だ。これはコンサルタントでも、同様の内容になる。コンサルタントは、明確な改善のアウトプットが必要だろうけど、エンジニアリングサービスだとそこまでシビアな課題でない場合が多いかな?
感想としては、あまり目新しい内容はなかった。自分として、いつも心がけていたことは、間違っていなかったことの確認という感じであった。だから、後任に引き継ぐ際には、この本を読むことがおすすめだよと紹介できる本だと思った。
あえてキーワードを挙げると、「議事録はなるべく早く作成する」、「論点思考」、「仮設思考」などは、いつもこころがけていたことだ。また、日本のクライアントは、具体的な依頼事項や具体的なアウトプットがないことが多くて、その辺りの明確化はぜった必要なことですね。
でも、もうこのようなノウハウを使うことはないだろうな。でも、今後、外国人と日本人との間で、何かを具体的にしたいということが出てきたら、この本や自分の仕事の経験が活きることがあるのかもしれない。
メン獄 (著)
Twitter、noteで話題の筆者が贈る、初の著書!
外資系大手コンサルティング会社を12年間生き延びた
元文系バンドマンでもできた“最速仕事術”とは!?
答えがあることを自分で考えない、
議事録は会議前に作れる、
迷子にならないための論点思考……etc
どんな業界でも使える門外不出の秘技を初公開!

・「”速い”はそれ自体が重要な価値だ」仕事のスピードを生む方法
・「3ヶ月後に何を言えれば成功なのか?」論点思考・仮説思考の型
・「ピカソの絵を買う人は値段を見て買わない」細部が生む説得力とは
・「自分の限界を会社の限界にするな」会社の〈集合知〉の活用法

読むか、残業か?
社会人1年目に知りたかった暗黙知のすべてが凝縮された
〈コンサルタントの仕事術〉決定版!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿