温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

俳句をやる人には便利そう!「枕詞(まくらことば)逆引辞典」~筒井康隆~

2011-09-07 22:14:23 | その他
数日前の話題だけど、忘れていた。
私は子供の頃、俳句で入選して以来、けっこう興味がある。
日本の文化として俳句は究極かもしれない。
言葉はすごくシンプル!、しかし、言葉そのものでなく、それから広がる壮大な世界、描く映像みたいなものはスケール大きく、他の文化圏ではなかなか似たようなものがないと思う。
日本語の曖昧さをうまく活かした文化だと思う。
英語による試みもあって、それはその俳句の心を表していて興味深いが、限界があるように思う。
英語俳句
川の音(ね)が  Sound of the river
心を涼ます cools my heart
山の夏  in the summer mountains 

第十九回 | お~いお茶新俳句大賞
A little dog
looking for broken bubbles
with the tip of his nose
(直訳)鼻先で 
小犬が探す 
割れたシャボン玉

俳句を英語にすると ちょんまげ英語塾
古池や 蛙飛び込む 水の音
The old mere! A frog jumping in The sound of water
正岡子規
An old pond A frog jumps in A splash of water.
新渡戸稲造
The old pond, ah! A frog jumps in: The water's sound.
鈴木大拙
Old pond Frogs jumped in Sound of water
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)
The old pond, Aye! and the sound of a frog leaping into the water
バジル・ホール・チェンバレン
The ancient pond A frog leaps in The sound of the water.
ドナルド・キーン
The old pond. A frog jumps in Plop!
レジナルド・ホーラス・ブライス

そのなかで、枕詞の存在は、その独特な味わいをさらに広げるものだと思う。
しかし、ある言葉の枕詞はというと、かなり俳句に精通していないと難しい。
それが、逆引きできるとはすごいと思う。
待ってましたという感じ。
しまも、公開とは、すばらしい。さすが筒井康隆先生!
asahi.com(朝日新聞社):筒井康隆が逆引き枕詞辞典を公開 ブログで - 文化トピックス - 文化
作家の筒井康隆が、自身のブログ「笑犬楼(しょうけんろう)大通り」で自家製の「枕詞(まくらことば)逆引辞典」の公開を始めた。通常の辞典とは逆に、掛かる言葉の、例えば「山」から枕詞「あしびきの」を引く仕組み。

以下が枕詞逆引辞典!、そのページ。
笑犬楼大通り 枕詞逆引辞典
筒井康隆さんのページは以下に。
笑犬楼大通り

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