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クレイジージャーニー「戦争ジャーナリスト桜木武史」を見た〜桜木武史さんってすごい〜

2017-11-10 17:46:52 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
クレイジージャーニー 2017年11月8日 17.11.08

クレイジージャーニーはバラエティだ。だけど、今回は重い。
桜木武史のプロフィールや経歴は?戦場ジャーナリストになった理由とは?【クレイジージャーニー】 | ナゴミから見た世界
こんにちは、ナゴミです。
2017年11月8日に放送される「クレイジージャーニー」で戦場ジャーナリストの男性が出演されます。
戦場の・・といったらゆったりお話しする「渡部陽一さん」を思い出したのですが、今回は桜木武史さんという方です。

この戦争ジャーナリストの桜木武史さんという人、とても見かけは戦争ジャーナリストには見えない。鉄砲などの武器は持たないというので、同行した反政府軍の仲間から、寝ているうちにたくさんの銃を周りに置かれるなどからかわれたとのエピソードを紹介している。
取材した、通訳や仲間を戦闘後失っている。
彼の言っていた戦争で「死」を伝えるのではなく「生」を伝えたいという言葉に、感動した。総戦争があろうが、皆生きていて、日常がある。それを伝えたいということだそうだ。通常はジャーナリストは戦争の悲惨さを伝えて、私も戦争は悲惨だと簡単に言うが、実は戦争に巻き込まれた人は、戦闘(1時間以内とか)以外の多くの時間は普通の日常を生活しているという事実を忘れてしまっている。私も忘れていて、その事実をこの番組で知った。彼は反政府軍の食事係として彼らの一員になり、彼らの日常をレポートすることを仕事としている。すごい人だ。こういう人が日本にもいることは誇りだ。TVのコメンテーターとか、ニュースキャスターとかジャーナリスト気取りの人は、彼の爪の垢を煎じて飲んでほしいものだ。
ネット上にも色々投稿されている。本も読んでみたい。素晴らしい番組でした。
シリア 戦場からの声 | 桜木 武史 |本 | 通販 | Amazon
内容紹介
「もっと民衆蜂起の生の声を聞いてもらいたい…!」5 度にわたりシリア内戦の現場に入り、自らも死の恐怖と闘いながら、必死で生きる人々の姿をペンと写真で描いた貴重な記録。
「私は2012 年から2015 年まで計5 度に渡り、シリアに足を運んだ。そこで暮らしている人々の声に耳を傾け、彼らと一緒に時を刻んだ。現場に足を運ばなくとも、ネットから流れ出る情報をかき集めれば、シリア情勢はある程度は把握できる。しかし、情報からでは内戦下で暮らす人々の心境は直に伝わってこない。それが私には悔しかった。もっと彼らの生の声を多くの日本人に知ってもらいたい。その思いが私を原稿に向かわせた。」(「あとがき」より)

他レビューにもあるとおり、シリア内戦の現地取材によるルポ。歴史的にも貴重な資料になり得る内容ではないだろうか。これを母語で読めるのはありがたいと思う。
全体的に「人間ドラマ」っぽい書きぶりで、登場するシリア人がみんな優しすぎて何だかもう、って感じ。そうは言っても、戦争を美化するような本ではない。書いてある現実は、やはり「悲惨な戦争」としか言いようがない。紛争地に暮らす人も、銃を持って戦う戦闘員も、やはり人間なのだ。
著者自身に万一のことがあった場合に遺体をどうするか、現地の仲間と話し合う場面がある。
私が長年愛聴している反戦歌?の一部が脳内再生されてしまった。 If I die and still come home , Lay me where the rose is sown...
本書にバラの花は登場しないけれど。
リアルなんだかロマンチックなんだかわけがわからない感じだが、読んで損はない。ぜひ、多くの人に読んでほしいと思う。

クレイジージャーニー「戦場ジャーナリスト桜木武史さん編」感想。世界の厳しい現状に触れても結局自分の現状は変わらない - furumiichanのブログ
最後に番組内で桜木さんが「新聞になった数字の数だけ、1人1人生きている人間がいたことを知って欲しい」みたいなことを言ってた。

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