雨の中を行ってきました。渡辺克也氏のコンサート。
もっと吹奏楽とかの高校生や
音大の学生がいるかと思いましたが
年配の方が多かったように思います。
曲目は
オルウィン:オーボエ・ソナタ
カリヴォダ:サロンの小品
休憩
マルチェロ:「ヴェニスの愛」
ニーノ・ロータ:エレジア
ドビュッシー:2つのアラベスク(ピアノ・ソロ)
ラヴェル:ハバネラ形式による小品
ポンキエッリ:カプリチオ
アンコールは「世界で一番早いオーボエ」でのチャルダッシュ
渡辺氏のオーボエの音色はとてもきれいで
ああ、CDで聴いた音だ!と思いました。
渡辺氏は前日の朝にベルリンから帰国したばかりとか。
ピアノの蓼沼明美とは録音した音を送っておいて
合わせを1日だけやっただけだそうです。
帰国が遅れたのは、昨年に出したCDが好評で
新しいCDの録音をずっとしていたから
ということでした。
案内のチラシには
昨年7月にリリースしたCD『Impression』は発売と同時に新聞各紙
または音楽誌「レコード芸術」などで特選盤に推されています。
耳を疑う程の超絶技巧とオーボエの限界を超えた美音で
聴衆を魅了してやまないオーボエプレイヤー、渡辺氏によるリサイタルです。
とあります。
「オーボエの限界を超えた美音」というのは
すごい表現ですよね。
自分でもオーボエを吹くものとしては
超絶技巧は置いておき
体は動いているのですが
顔とオーボエの角度がピタッと決まっています。
前回のレッスンのときに
オーボエをやたらと動かさないように
と言われたのを思い出してしまいました。
最後のあいさつでも渡辺氏が話していましたが
会場の日本大学カザルスホールは
来年の3月まででホールの使用はできなくなるそうです。
取り壊してしまうとも・・・
おい、日大は芸術学部を持ってるんだろ!
建築学科をもってるんだろ!
といいたいところですが
なんとかならないのですかね・・・
写真はあと8か月の命?のパイプオルガンです。