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2022年5月に読んだ本

2022-06-01 | Books
5月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1363
ナイス数:55

みぎわに立ってみぎわに立って感想
★★★★☆
吉本由美さん繋がりで橙書店を知り、読んでみる。独立書店主の日常を綴るエッセイは、熊本の地に根ざしたものであり、日々の生活への向き合い方や気持ちが素直に伝わってくる文章が心地よい。
読了日:05月24日 著者:田尻 久子
黒牢城黒牢城感想
★★★★☆
ミステリと言われればそうなのだろう。ミステリランキングの4つで1位を獲得するなど、ミステリ好きの玄人には圧倒的な評価を受けている米澤穂信氏の最近の作品は、自分のような面白ければなんでも読む人間には、構成が緻密すぎて読んでいて疲れてしまうこともある。本作も歴史小説として読んだ方が楽しめると思ってしまう。
読了日:05月22日 著者:米澤 穂信
くらしのアナキズムくらしのアナキズム感想
★★★★☆
アナキズムを無政府主義という訳語で考えると、くらしのアナキズムとはなんのことだ?となるが、国家であるとか民主主義、多数決という、いまでは自明のものとして考えているもの•ことを無しとして考えることが、自身に刺激を与えてくれることがわかる。
読了日:05月14日 著者:松村圭一郎
包帯クラブ ルック・アット・ミー! ――The Bandage Club Look At Me ! (単行本)包帯クラブ ルック・アット・ミー! ――The Bandage Club Look At Me ! (単行本)感想
★★★★☆
ウクライナ侵攻のこの時期に発行され読むことになるとは・・・
読んでいてつらくなることもあるが、それでもつらさや痛みをかかえるひとを見つめる気持ちを後押ししてくれる。
読了日:05月08日 著者:天童 荒太
ピンピン、ひらり。 ~鎌田式しなやか老活術~(小学館新書)ピンピン、ひらり。 ~鎌田式しなやか老活術~(小学館新書)感想
★★ ★★☆
「ピンピン、ひらり」という考え方は老いというものに対する積極的な生き方を提示している。これからの考え方の指針となる。
読了日:05月02日 著者:鎌田實

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