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ローマ人の物語 終わりの始まり / 塩野七生

2007-09-18 | Books
『ローマ人の物語 終わりの始まり』(塩野七生)を読み終えてしまいました。

あのローマ帝国が終焉に向かっていくのですね。
それも5賢帝といわれた時代のすぐ後におかしくなるとは。

5賢帝の最後の皇帝マルクス・アウレリウスの名前は聞いたことがありましたが
哲学者でもあった皇帝にとっては厳しい時代であったようです。

それをなんとか治めてきたのに、その息子が即位すると
衰亡の芽が現れてきました。

このように時代の流れを追っていくと
いくつものキーポイントがあるのですが
当事者にとっては分からないんですよね。

おりしも、現代の日本でも安倍首相があんな形で辞めてしまったり
その後継の首相選びに躍起になっていますが
日本にとっても今年はキーポイントになってしまわないか
心配ではあります。

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