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グレン・グールド 孤独のアリア

2007-09-10 | Books
国立の本屋さんで見つけてきました。
『グレン・グールド 孤独のアリア』(ちくま学芸文庫)は
グールドの評伝ではなく
著者(ミシェル・シュネーデル)の随想という感じです。

ところどころに歴史的経緯も触れられていて
いままで知らなかったこともたくさんありました。

グールドについて知っていたことは
演奏活動はせず、録音での発表にこだわったこと
録音に際しても、数多くのテイクを継ぎはぎして
完成させていたこと
ぐらいだったのですが

夏でもコートに手袋をしていたとか
ピアノの椅子も極端に低くしていたとか
他人との接触をほとんどしていなかったとか

まあ、奇人といわれるのもしょうがないですね。

でも、その音楽を聴くとそんなことは関係ない
と思ってしまいます。

雑誌の「考える人」にも日本でのグールドの人気の秘密が
分析されていましたが

そう、今年はグールド没後25年なんだそうです。

もうそんな時間がたってしまっていたとは・・・


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