ローマ人の物語 悪名高き皇帝たち / 塩野 七生

今回のシリーズは「悪名高き皇帝たち」
はじめに筆者も書いていますが
これは半分は反語的に使われていますね。

だって、これを読んでいると今回の皇帝たちは
そんなにいわれるほど悪くは思えないのですから。

読む前まではカリグラは映画になったので名前だけは
ネロは暴君ネロとして、知っていたぐらいです。

この２人も意外と在位期間は短かったのですね。

ネロはキリスト教信者を残忍なやり方で処刑したので
あとあとまで、暴君として語り継がれるようになったとは。

後にローマがキリスト教を国教としただけに
その後のローマがどのようになるのか
次のシリーズが楽しみです。