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羞恥心はどこへ消えた / 菅原 健介

2006-02-03 | Books
駅前などで地面にべったり座っている高校生を見ることがありますが
彼ら・彼女らをジベタリアンというのは知りませんでした。

彼らや電車内でお化粧をする人たちは
恥ずかしくないのだろうか、という問いから始まって
羞恥心とは何か、それが現代はどのように変化しているのか。

地域社会のタニン化から始まって
ジブン本位の基準やごく限定された仲間内の基準により
行動することにより
それ以外の周りのすべての人間はタニンと考えることにより
恥ずかしさは消えていく、というものでした。

なるほど、という感じで読みました。
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