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乱世を生きる / 橋本 治

2006-02-25 | Books
相変わらずの橋本節ですね。
集英社新書からの3冊目だそうで、そういえば3冊とも読んでしまいました。

『上司は思いつきでものを言う』はベストセラーになりましたが
自分としては『「わからない」という方法』がおもしろかったですね。

さて、『乱世を生きる』ですが「市場原理は嘘かもしれない」とあるように
今度は経済の話でした。

「勝ち組」「負け組」の話は置いておいて
「なんでも自分でやってくれるいい独裁者がいたらなー」と
考えたくなってしまうのは、ある意味では当然かもしれません。」
という文章にぶつかりました。

小泉首相にしろ、石原都知事にしろ選挙で圧勝するのは
こんな気持ちがみんなに漂っているからなのかなぁと思いました。
自分で何かをするんじゃなくてね。
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