『鏡獅子』が終わりますと一気に緊張がとけるせいか、体も気持ちもグタ~っとしてしまいまして、今月はちゃんとしたブログ更新ができるのかしらと不安になってきました。
もう少し、舞台が落ち着くまで、短文で失礼いたします。
自分のなら簡単にできることが、他人に対しては難しい…。
ネクタイや靴ひも、ボタンがけなどでそう感じるコトはございませんか?
『祝初春式三番叟』で、まさにそういう思いをいたしております。
師匠演じる三番叟の、烏帽子のかけかえです。
最初は“侍烏帽子”をかぶっておりますが、途中舞台上で黒の“剣先烏帽子”に変えるおりに、シンの後見であられる加賀屋(松江)さんと、私の附け後見と二人で介錯をいたします。
一番気をつけるのが、顎下で紐を結ぶとき、そして結んだ“輪”の部分を顔の横に挟み込むとき。
烏帽子の紐なんて、自分は『車引』の仕丁などで、さんざんやってきてるんだけど…。
イザ師匠に対して勤めてみますと、思う以上に時間がかかるものですね。
舞台稽古の時は手が震えてしまったし…。
素早くやらなければならないものではございませんが、やはり手際よく、サッとできたほうが気持ちがよいものです。
だんだん慣れてはまいりましたが、まだまだ!
平常心、平常心…。
もう少し、舞台が落ち着くまで、短文で失礼いたします。
自分のなら簡単にできることが、他人に対しては難しい…。
ネクタイや靴ひも、ボタンがけなどでそう感じるコトはございませんか?
『祝初春式三番叟』で、まさにそういう思いをいたしております。
師匠演じる三番叟の、烏帽子のかけかえです。
最初は“侍烏帽子”をかぶっておりますが、途中舞台上で黒の“剣先烏帽子”に変えるおりに、シンの後見であられる加賀屋(松江)さんと、私の附け後見と二人で介錯をいたします。
一番気をつけるのが、顎下で紐を結ぶとき、そして結んだ“輪”の部分を顔の横に挟み込むとき。
烏帽子の紐なんて、自分は『車引』の仕丁などで、さんざんやってきてるんだけど…。
イザ師匠に対して勤めてみますと、思う以上に時間がかかるものですね。
舞台稽古の時は手が震えてしまったし…。
素早くやらなければならないものではございませんが、やはり手際よく、サッとできたほうが気持ちがよいものです。
だんだん慣れてはまいりましたが、まだまだ!
平常心、平常心…。
後見さんのお仕事を拝見していて、皆さん手際よくおやりになりながらも、その辺のご苦労があるのだろうなぁと漠然と感じておりましたが、やはりそうなのですね。
後見さんは本当に重要なお仕事だと、拝見するたび思います。どうぞ、心身ともにご健康で1カ月乗り切ってくださいませ。