8月5日。今日はとある事情で入間市にオープンしたBIG NAME「ユージ」のジム、「BASE CAMP」に行ってきました。遠かった!もう、小旅行だな。メンバーはわしのほかにBIG ROCK店長、ユースのあゆちゃん、その母の4名。
クラックがありました。なにはともあれこれを登ってみる。オフハンドに始まりシンハンド(というより、わしの場合はフィンガー)になる。つまり誰にでもハンデのない設定。5.11a。フリクションが良くて易しく感じました。
あゆちゃんが5.11aのルートを登っていますが、これはレイバック系で終了点手前のスローパーが悪いルートでした。
BIG ROCK店長が5.11c/dのルートを登っています。アーチ状の壁で、このジムでは長いほうのルートです。悪いムーブはなくて登りやすいルートでした。
「Antlers」という5.11cのルートを登るわしです。ユージ設定のルートで、今日登った中では一番面白かった。「一手もの」というと言葉は悪いのですが、そう感じさせない楽しさがありました。わしも店長も「傑作」という感想。
グレード感はBIG ROCKとあまり変わらないが、5.11台に関してはほんの少しこちらの方が易しいかな。ルートがホールドで色分けされているので、オブザベーションがしやすく、登りながらホールドを探すことがない。そういう意味ではストレスの少ないジムでした。これが楽しく登れる最大の要因かもしれません。ジムが広いからできるんだなあ。ただ、まだルートの数が少なく、今日だけで、ほとんどの5.11台を登ってしまいました。
8月2日。月稜会集会日恒例のフリークライミングで天王岩に行きました。参加者はわしのほかにSZK、みじかい、コゾー、ハリーの計5名。みんなそれぞれの目標ルートに当たって砕けていました。
わしは「クラックジョイ」(カムでリード)、「鬼太郎音頭」でアップ。「ニルバーナ」はオンサイトトライ。あと1手というところでフォール。しかし、トップアウトして「次はRPできそう」という感触をつかんだ。しかしこの日は、岩が結露した様な状態。湿度が異常に高く、取りつきでじっとしていても汗がだらだら垂れてくる。コンディションのせいにはしたくないが、悔しい。
「ニルバーナ」の核心は終了点直下だが、「ドロボーカササギ」や「八月革命」の核心より、その部分だけを比較したら易しい。ただ全体を通してパワーが必要。楽しいルートだ。三ツ星に納得。
うちの会(月稜会)のメンバーが、槍ヶ岳の北鎌尾根を(ほぼ)日帰りで登ってきた。彼はランナーでもあり、クライマーでもある。だからできた記録でもあるが、たぶん作戦を練り直して、良い条件に恵まれれば、本当に日帰りができるのではないか。詳しくは月稜会HPの画像掲示板↓を見てね。 http://geturyou.progoo.com/bbs/geturyou_topic_pr_4450.html
みんな出かけちゃって、今日の夕飯は一人なのでラーメンを作ってみました。使用したのはサッポロ西山ラーメン「極艶金味噌」です。具は玉ねぎ、エリンギ、もやし、チャーシュー、メンマ。
まずフライパンで玉ねぎを焼く。そのあとにエリンギを入れるが、玉ねぎに焦げ目がつくぐらいまで、炒めるというより焼く。冷蔵庫にあった味噌を少しだけ入れて、味噌も焼く。モヤシをいれたら火を止めて、付属の味噌を入れる。そこにどんぶりで量ったお湯を入れ、もう一度火を入れる。最後にチャーシューと豆板醤をほんの少し入れる。
麺はスープを作る作業の合間に茹でておく。麺のお湯を切ってどんぶりに移したら、そこにスープと具をかけ、付属のスープも入れる。
出来上がりだ。ポイントは焼いた玉ねぎの甘さと、焼き味噌の香ばしさだ。ほかの具や豆板醤はお好みで。
7月31日。今日もBIG ROCKに行ってきました。
前半は各壁のスタンダードな5.10台を登りこみました。最近あまり5.10台を登っていないので、グレード感覚が鈍っているのかもしれない。自分の設定した5.10台のグレードが疑惑のまとになっている。まあグレードなんて後から登った人が修正していけばいいものなのだけれど、営業ジムの場合、そうも言ってられない事情がある。やっぱりお客さんがグレードを見て登るルートを選ぶわけだから、正しい(というか最大公約数的な)グレードをつけておかなければならないのだ。グレードではなく、ルートを見て取りつくことができればいいのだが、ジムにはそういう自立したクライマーは多くはない。
さて、しばし登りこんで自分の設定した5.10台のルートを登ってみる。やっぱり最初につけた5.10cにしか感じない。でも自分のリーチで、自分の描いたムーブで設定したのだから易しいのは当たり前なので、5.10dにした。5.11aという声もあったが、どう考えてもそこまではないだろう。
だいぶ登って疲れてきたころに、やはり疑惑のグレード、5.11b/cを登ってみた。ムーブは悪いがホールドがいいので、疲れていても登れる。やっぱり5.11cまではないと思うのだが、前述の理由で5.11cにしてみた。
今日はほかに4人組の始めてみるお客さんがいた。その中の1人の女性が初めてルーフの5.11aを登れたと、大喜びしていた。そのルートは結構グレードがあまいと思うのだが、そういうのを見ると、やっぱりお客さんが喜ぶルート(グレード)のほうがいいのかなあ、などと思ってしまう。
わしは難しい岩を登るのが目的で練習しているのであって、グレードを登る目的ではないのだから、なんだかグレードに振り回されるのは嫌なのだけれど、多くのクライマーがグレードによって励まされたり、達成感を味わっていることを考えると、それなりに考えなくてはいけないなあ。