9月3日、月稜会の6名で天王岩に行ってきました。
わしは早起きが出来ないので、前夜に現地に入り車中泊。夜までの雷雨で路面はぬれている。このところ猛暑が続いているが、毎日変わりやすい天気で雷雨が多い。今日もそんな一日だった。
こんな日にはほとんどのクライマーは岩場は諦めてしまうのだろうが、我が月稜会のクライマーからは、「中止ですか?」なんて言うメールは入らない。予定通り朝8時過ぎに皆が武蔵五日市に集合した。
そう!我々は記録やコレクションを更新するためにクライミングをしてるんじゃない。強いクライマーになるために、そして何より登るのが好きだから岩を登るのだから。
岩場はぬれている。気温が高く日が差してきたので、岩はどんどん乾いていくが、そうかと思うと雲がかかり小雨がぱらつく天気。
「岩がぬれていて登れなかった」などという言い訳は、我々には必要ないのだ。
体がびしょぬれになって低体温症、なんて言う条件でない限りチャレンジする。
われわれが登ろうとしている岩は、いつだってぬれていたり凍っていたりするのだから。
もちろんぬれていたら、登れるグレードは下がるかもしれない。
でもそれを登ることは、きっと自分を強いクライマーにしてくれるのだ。
かじちゃんとこじちゃんは「クラックジョイ」5.9のRPを目標に登る。
ひろさんとうめちゃんは「ドロボーカササギ」5.11aのRPを目標に登る。
szkは「鬼太郎音頭」5.10b/cのRPを目標に登る。
わしは「ハット」5.11b/cにosトライ。結果は4便でRP。濡れていなかったら、ということも考えるが、この結果は注釈なしで受け入れるのだ。
これがわれわれのクライミングだ。