8月16日と17日で小川山に行ってきました。お盆明けでしたが混んでた。
16日のパートナーはチーム84の3人。まりさんと、クラック修行中の竹内君、浅井君。混んでいるだろうからダメ元だけど親指岩に行ってみる。しかし意外にも「小川山レイバック」に3人いただけ。「小川山レイバック」があくまで「クレージージャム」を登り、トップロープを張ってくる。朝一の「クレージージャム」は結構きつかった。修行中の二人に登らせてみるが離陸できず。まあしょうがない。「小川山レイバック」」が空いたので二人の修行、今度はまりさんが「クレージージャム」と同時進行。そのあとわしのリードで親指岩のてっぺんまで登った。
「小川山レイバック」をフォローしてくる竹内君。
親指岩のピークで。
この日は、妹岩に移動する計画でしたが、修行中の二人もけっこうおなかいっぱいだったようなので、スラブの「五月の雪」で遊んでから帰りました。
さて、キャンプ場に戻ると、わしの師匠を始めたくさんの知り合いに会い、夕食は人数が増えにぎやかでした。
17日はパートナーはまりさんだけ。バードウォッチングエリアに行って「オオルリ」と「キビタキ」を登りました。「オオルリ」は何度も登っているが結構出だしで奮闘する。入門クラックというには難しい。「小川山レイバック」よりは確実に難しい。「キビタキ」は、実はまだRPしていなかったのだ。何年も前にトップロープで登ったことがあっただけなので、登り残していた。この機会に片づけられて良かった。
そのあとはハコヤ岩に移動するが、途中、わしがずっと前から登りたかった「ポケットマントル」に付き合ってもらう。「名ルート」といわれるこのルートだが、まだ触ったこともなかった。登ってみるとやはり「これぞ花崗岩!」「これぞトラッド!」と感激するルートでした。これは「ナチュラルなボルトルート」。クライミングの原点に戻ったような新鮮な感覚がありました。1本目のボルトの位置は怖かったが、立って打てるところにボルトがあり、ボルトではなく、岩に導かれて登るルート。オンサイトできて良かった。
ハコヤ岩では「冬のいざない」を1ピッチと2ピッチだけ登りました。
「冬のいざない」2ピッチ目をリードするまりさん。