Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

震災ボランティア その2

2011-03-22 01:39:28 | 災害ボランティア クライマー派遣

3月2日、今日は仕事の合間に四ツ谷にある日本YMCA同盟に行ってきました。震災ボランティアに関する打ち合わせというか、状況把握のためです。

同盟から打診のあった、クライマーを震災地に送る件で、私のメールでの呼びかけに何人もの反応がありました。その中で日程的に折り合いがつく3名が23日から宮古に入ることになりました。メンバー全てチーム84関係ですが、ベテランM氏、ピオレドールのKちゃん、山岳ガイドIくんです。彼らの活動を資金的に援助する目的で呼びかけたメールにも反応が出始めています。

第1陣はボランティアの拠点を開くことが目的ですが、もうひとつ特別にお願いしたのは「クライマー(山屋)として、出来ることを考えてきてほしい」ということです。その報告に基づいて第2陣を募りたいと思います。第2陣の候補には、やはりピオレドールA氏も名乗りを上げています。本当にありがたいことです。

ところでニュースなどを見ていて気になること。震災から1週間がたち、ちらほらと責任追及や批難の声を取り上げる報道が見え始めました。わしは「まだ振り返るには早すぎる」と思うのです。今は皆一つになって、試練に立ち向かう時ではないかと思うのです。震災の直接的被害に遭われた方は誤解のないように読んでほしいのですが、いろいろな意味で日本全国に間接的被害者はいます。特に観光、レジャー産業にかかわる人、原発事故周辺の農業関係者、わしのように都内で商業稼業をしている者も間接的な被害を受けているものはたくさんいます。しかし、そこで愚痴をこぼしたり、他人を批難しているようじゃ、被災地で頑張っている被災者や救援活動をしている方々に申し訳なくないか?

<聖書 マタイによる福音書 7:1~5>

「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量る秤で量り与えられる。あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、なぜ自分の目の中の丸太に気付かないのか。兄弟に向かって、『あなたの目からおが屑をとらせてください』と、どうして言えようか。自分の目に丸太があるではないか。偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からおが屑を取り除くことができる。」

<祈り>

天の父なる神様。あなたはイエス様を通して私たちに、あなたを「天の父なる神様」と呼ぶことをお許しくださいました。ですから私たちはみな、兄弟であるはずです。しかし、私たちは自分中心の考えを捨てられずに、愚かにも兄弟を批難し、ののしりあってしまうのです。そのような私たちをお許しください。そして何よりも私たちをあなたの御心にかなうものにしてください。イエス様のみなによって祈ります。アーメン